キャンペーンは大成功！皆様のご支援に心から感謝
【皆さんとともに目標達成！山梨県下50校全巻寄贈完了】
届け 中高生に「コウノドリ」をキャンペーンは支援者の皆様のおかげで、2024年6月30日現在、山梨県内の中学・高校あわせて50校に「コウノドリ」全33巻の寄贈が完了したことをご報告いたします。クラウドファンディングは多くの方の共感を呼び、目標の85万円を超え、124万円以上の賛同を得ることができ、当初の予定よりも多くの学校にお届けすることができました。心より感謝申し上げます。
【寄贈先一覧】
（公立高校）
北杜高等学校 韮崎高等学校 韮崎工業高等学校
甲府第一高等学校 西高等学校 南高等学校 東高等学校
甲府工業高等学校 城西高等学校 甲府昭和高等学校
農林高等学校 巨摩高等学校 青洲高等学校 白根高等学校
身延高等学校 笛吹高等学校 日川高等学校 山梨高等学校
塩山高等学校 都留高等学校 上野原高等学校 吉田高等学校
都留興譲館高等学校 富士河口湖高等学校 富士北稜高等学校
中央高等学校 ひばりが丘高等学校 甲府商業高等学校 甲陵高等学校 29校
（私立高校）
駿台甲府高等学校 山梨学院高等学校 帝京第三高等学校 身延山高等学校
東海大付属甲府高等学校 日本航空学園高校 富士学苑高等学校 7校
※他4校は受領のお返事待ち
（公立中学）
甲府東中学校 甲府西中学校 甲府南中学校 甲府北中学校 甲府南西中学校
甲府北東中学校 甲府北西中学校 甲府富竹中学校 甲府城南中学校
甲府笛南中学校 甲府上条中学校
山梨南中学校 山梨北中学校 笛川中学校 14校
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、ReadyForの手数料を除いた全額を「コウノドリ」の購入費にあてさせて頂きました。コミックス「コウノドリ」は現在絶版となっており、状態のよい中古品をネットオークションやメルカリで落札し、全33巻を16000円～22000円で落札して54セット揃えました。コミックスの送代や梱包用の資材、QRコードのシール製作費などは自己資金で賄いました。
ファンミーティングにゲストスピーカーとしてお招きした荻田和秀先生はご厚意でお忙しい中、無償でご参加くださいました。
【リターン：2024．6．22コウノドリファンミーティング開催！】
参加者は延べ25人ほどで山梨県内の方がほとんどでしたが、わかる範囲で東京・神奈川・長野・京都からもご参加いただけました。荻田先生のほかにも現役のお二人の産婦人科医や、他科の医師やコメディカル、最近パパやじいじになったばかりの方や、作品の大ファンという小学生や高校生、初めてZoomミーティングに参加するというシニアの方もいて、司会の小澤がほぼ全員の参加者から一言ずつお話をいただく形で交流していただき、安産だと思っていたら分娩時に大量出血した体験や、産婦人科医の家族を持つ子どもさんのリアルな気持ちを聞かせていただきました。
荻田先生は移動中の隙間時間にご参加下さって、ご負担をおかけしてしまいましたが、甲状腺クリーゼの妊婦と新生児の救命率や、複雑さを増す周産期医療の実際などの質問にも丁寧にお答えくださいました。小学6年生の「荻田先生は（コミックスに出てくる）救命の部長さんに似ていますね」という感想に「その人じゃなくて、実は僕の容貌をモデルにした人が作品にいるんですよ～」と、とっておきのお話をしていただけて、もう一回コミックス見て確認しなきゃと盛り上がりました。
【キャンペーンのこれからについて】
①「コウノドリ・キャラバン」コミックス全巻をもってどこにでも伺います！
「コウノドリ」と出会ってほしい人、必要としている人は教育現場以外にも大勢います。当地では数か月前に嬰児の遺体遺棄という痛ましい事件がおきており、困ったときにだれにも相談できない状況は、すぐそばに現実にあるということを痛感しました。そこで私たちは、より多くの人に命の尊さや一人で悩まなくていいということを、強烈な説得力を持って迫る「コウノドリ」の命の物語に触れて感じ取ってほしいと思いました。まだ事務局には4セットのコウノドリ全巻が残っており、それらを「コウノドリ・キャラバン」と称して、コンパクトなBOXに入れて事務局が持ち運び、あらゆる機会に多くの人に読んでもらおうと思います。
②山梨県下のすべての中学校に「コウノドリ」全巻を届けたい！！
性教育に熱心な産婦人科の医師らにお聞きすると、一番アプローチしたいのは中学生とのこと。キャンペーン第二弾として、再びご寄付を募り、順次、山梨県下の中学校にお届けしたいと思います。
③「コウノドリ」を読んだ感想をみんなでシェアしたい！！！
寄贈した「コウノドリ」全巻にQRコードを付け、そこにアクセスしてもらうと、自由に感想が書き込めるようにしました。まだ寄せられた感想は多くはありませんが、プロジェクトの支援者が、読者が何を受け取ってくれたのか、その一端を知ることができるようにしました。性差や、世代で感じることは違うかもしれません。読者が多様な考えに触れ、複雑な事情への想像力や、相手を思いやる気持ちを育むことが、より良い世の中につながっていくと思います。
④全国に「コウノドリ」キャンペーンを広げたい！！！！
届け 中高生に「コウノドリ」をキャンペーンに触発され、一人のドクターが愛媛県立南宇和高校の図書館に「コウノドリ」全巻を寄贈なさったという嬉しいご連絡をいただきました。「ちょっとこういうの、いいな」と感じた方が、身近なところで少しずつでも、誰かのため、次世代のために行動を起こしてみてほしいと思います。子どもたち自身がキャンペーンを主導し、自分たちの学校図書館に「コウノドリ」を配備するのだっていいと思います。私たちはそのためのノウハウは惜しみなく提供し、全力で応援したいと考えています。
最後にもう一度、このキャンペーンにご協力くださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。またいつか、お会いしましょう。
届け 中高生に「コウノドリ」をキャンペーン代表 小澤幸子
