【プロジェクト終了報告】ご支援ありがとうございました。
昨年4月28日からスタートした約3か月間におよぶウクライナ危機支援基金クラウドファンディングプロジェクトにつきまして、最終的に、54名の皆さまから143万3千円のご支援をいただきました。
プロジェクト実施期間中、寄付者の皆さまからの応援コメントに大変励まされました。皆さまの温かいご支援が、ウクライナ学生の充実した学びの機会につながっています。
クラウドファンディングでいただいたご支援のほか、大学資金も活用し、2023年3月時点で、本学の学術交流協定校から15名の学生が来日し、本学での学びや研究に専念するなど、日本で充実した生活を送っています。
皆様からいただきましたご支援は、ウクライナから日本への渡航費(帰国費含む)、生活費支援を目的とした奨学金、日本での生活やメンタルヘルスケア・心理的サポートを提供する相談員の雇用等に活用させていただきました。
ロシアによるウクライナ侵攻から1年経過した今なお、戦況は収束が見えないまま長期化しています。クラウドファンディングによるご支援のお願いは終了しておりますが、京都大学としては、未だ不安の最中にいる彼らを一人でも多くウクライナ国内から引き続き本学に受け入れ、彼らの居場所づくりに貢献したいと考えています。また、現在、本学で安心し一生懸命に励んでいる学生たちに対しても、できうる限りのサポートを行っていきたいと思います。
京都大学では、彼ら学生たちの受け入れやサポートを継続的に行っていくために「ウクライナ危機支援基金」を設置していますので、今後とも、ウクライナ危機支援基金へのご支援・ご協力賜れますと幸いです。
改めまして、この度、温かいご支援を賜りました皆様に心からの感謝を申し上げ、プロジェクト実施完了のご報告とさせていただきます。