散逸している明治・大正期の彩色木版口絵を後世に残したい!

◆ 残り期間わずかとなりました 〔本日まで！〕 ◆

いよいよクラウンドファウンディングも本日までとなりました。一ヶ月もの間、暖かいご支援ご応援を賜り、誠にありがとうございました。ご支援期間が終了した後も、随時、プロジェクトの進捗状況、収録予定の作品などをご紹介させていただく予定です。まずはDVDデータベース制作プロジェクトの完遂に向け邁進してまいります。何卒引き続きよろしくお願い申し上げます。

本日も、朝日智雄氏のコレクションからデータベースに収録される作品を、文学者・編集者に絡めてご紹介させていただきます。第二十二回目は永井荷風、岡本綺堂です。

54.東京生まれの永井荷風（断腸亭主人とも号す）は、広津柳浪に私淑して小説家修業を始める。明治３３年、巌谷小波主宰の木曜会に出入りし、同じ頃、福地桜痴の弟子となる。明治３６年、父親の勧めで米国留学を行い、後に仏国留学を果たした。此処では山本英春「夢の女」をご覧下さい。

55.東京生まれで芝居に触れて育った岡本綺堂は、新聞記者生活をしながら戯曲を執筆。『修善寺物語』が出世作となり『番町皿屋敷』等七十以上の戯曲を残した。 更に『半七捕物帖』も上梓して人気を博した。