現役で活躍する最後の国鉄急行形電車クハ455ｰ701を延命させよう

 

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ページをご覧いただきありがとうございます。えちごトキめき鉄道株式会社の鳥塚亮です。千葉県のいすみ鉄道の社長を経て、2019年からえちごトキめき鉄道の社長をしております。

 

 

えちごトキめき鉄道は、新潟県直江津に本社を置く第三セクター方式の鉄道事業者で、「妙高はねうまライン」と「日本海ひすいライン」の2路線の区間を運行しています。

 

 

えちごトキめき鉄道では2021年7月から『国鉄形観光急行』を運行しています。その名の通り、昔懐かしい国鉄形車両で運行する観光列車で、土休日と一部の平日に運行しています。

 

 

『国鉄形観光急行』は、クハ455-701・モハ412-6・クモハ413-6からなる3両編成で運転しています。いずれの車両も新製時から50～60年が経過している「大ベテラン」の車両です。

 

 

 

今、昭和ブームが再燃しています。直接昭和を知らない若い皆様方も昭和にあこがれを持つ人がたくさんいますが、そんな皆様方に昭和を実体験していただけるのが国鉄形車両です。

 

その昭和の時代には特急列車は庶民にとっては高嶺の花で、学生などの若者に人気だったのが急行列車でしたが、その急行列車も現在ではJRの路線からは定期列車としては消滅してしまいました。

 

 

若者の皆様を中心に何とかこの急行列車の旅をしていただき、鉄道の思い出を持った大人になっていただきたい。そうすることで鉄道が将来に続いていくと考えて、えちごトキめき鉄道では、観光急行列車の運転を開始いたしました。

 

 

 

クハ455-701を含む455系車両は、老朽化により廃車が進んでおり、日本の鉄道史上においても非常に貴重な車両です。

 

455系車両は急行用電車として大量に製造され、かつては日本中を走りまわり、非常に親しまれていました。

 

クハ455-701は、1971年にサハ455-1として完成した車両で、1986年に実施された先頭車化改造によりクハ455-701となりました。

 

 

その後、2021年3月にJR西日本からえちごトキめき鉄道に受領され、現在まで『モハ412-6』『クモハ413-6』と3両で国鉄形観光急行として、現役として活躍する最後の国鉄急行形交直両用電車として、現在まで活躍しています。

 

 

 

 

今も現役の観光急行として活躍するクハ455-701ですが、まもなく検査期限を迎えます。

 

今回必要となる検査は、4年ごとに行う重要部検査という検査で、走行や安全に直結する、走行装置やブレーキ装置、主電動機等を分解・検査・整備を行うもので、6～8週間程度かかる検査です。

 

費用面においては、車両運行当初から検査に多額の費用が掛かることが予想されていたため、社員一同いろいろな手段でできる限りのことはやってまいりました。

 

・455-701車内に仕立てた455神社でのお賽銭集め

・記念乗車券の発行

・夜行列車などのイベント

・各種グッズの車内販売

 

これらの取り組みを通じて、お客様からのお気持ちが相当額寄せられたことで、本格的な検査の検討を開始することができました。

 

 

検査の実施も、当初は難航していました。クハ455-701がJRに在籍しない形式の車両となったために、検査受入可能な事業者の選定から始める必要があったためです。そこで現在は、自社施設をフルに活用する形での検査実施に向け調整を進め、なんとか検査実施の環境を整えることができました。

 

あとは、検査にかかる費用さえ確保することができれば、クハ455-701がこれからも走り続けられる可能性が見えてきました。

 

皆様方のお力をお貸しいただくことで、検査を通し、向こう8年程度延命させることが可能となります。この車両を未来に向けて走らせるため、皆様方のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

「ローカル線を通して地域を活性化する。」

 

これを旗印に私は前職のいすみ鉄道時代からかれこれ13年間「地域とともに」鉄道の活性化、そして地域を盛り上げる活動をしております。

 

現在新潟県上越市の直江津という日本海側での鉄道発祥の地（1886年開業）で、第3セクター鉄道を観光資源として使っていくために、この国鉄形455系・413系の電車を観光急行列車として走らせています。

 

おかげさまで昨年7月の運転開始以来、大変ご好評をいただいておりまして、コロナ禍という厳しい状況にありながらも全国各地からたくさんのお客様にお越しいただいており、沿線地域での飲食や宿泊を含め、鉄道ファンの皆様が作り出す経済効果が地域の皆様方にご理解いただけるようになってきているところです。

 

この車両を延命させることで、国鉄形の観光急行を定着させ、さらなる地域活性化につなげるとともに、シニア層から若い皆様方まで、鉄道に愛着を持っていただくことで、夢と希望をお届けできると確信しています。

 

どうぞ皆様、えちごトキめき鉄道のクハ455にご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

資金使途

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今回のクラウドファンディングでは、検査費用や改装費費用など、必要な費用全体2500万円のうち、500万円を集める予定です。

 

車両検査費用：1800万円

内装変更費：100万円（座席モケットの国鉄色への変更、つり革の取り換え）

備品修繕費：100万円（方向幕、サボなど）

改装費：500万円（トイレ改修など）

 

今後のスケジュール

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2023年1月3日：車両運行休止

2023年1月中旬：重要部検査開始（クラウドファンディング成立の場合）

2023年3月上旬：検査完了・試運転

2023年3月11日：撮影会およびご支援者試乗会（予定）

2023年3月18日：運行開始予定

 

 

 

※第一目標達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

※体験型のリターンについて、万が一何かしらの理由によって実施ができない場合は個別にご連絡させていただきます。また、ご支援者様の都合でイベント・体験型のリターンに参加できない場合、返金・キャンセルは致しかねます。あらかじめご了承ください。