知ってほしい、リノベーションだけどリノベーションじゃない。

皆さまからの温かいご支援ありがとうございます。

 

2017年10月22日、村の秋の味覚を堪能する「昭和村秋味まつり」にあわせ、改修現地見学会を開催いたしました。台風の影響で、雨の中での開催となりましたが、ご参加頂いた皆様本当にありがとうございました!

 

 

こちらの周知が十分でなく、参加したかったけど知らなかった―!という皆様に今回の現地見学会でお伝えしたかったこと、少しお話させていただきます。

 

 

知ってほしい、リノベーションだけどリノベーションじゃない。

 

いわゆる廃校の利活用というと、大規模な改修により間取りを変更したり、 用途や機能を変更して性能を向上させたりする、いわゆるリノベーションが多いんです。

でも、旧喰丸小学校(以下、喰丸小)は違います。ほぼ躯体だけの状態にして、再構築するいわゆる大規模な改修なわけですが、間取りの変更は、利用される方の安全性を確保する、すなわち耐震性を向上させるために行うものです。

そして、以前改修の大前提で書かせて頂いたように「可能な限り風合いを残す」んです。

 

喰丸小のリノベーション、いうならば「価値を高めるため」に行うものです。

この先、百年今の場所に存在し続けることができるよう、さらに皆様に愛されるよう再構築するのです。

 

すでに、柱を50本ほど腐食部分を除去し継ぎ直しています。現代は、輸送手段が発展したおかげで、全国どこでも、いろいろな産地の木が手に入ります。しかし、この校舎が建築された当時のお話を地元の方にお聞きすると、裏山から木を切り出してきて、地元の大工さんたちが、丁寧に丁寧に製材・加工をして組み上げたというんです。当時としては当たり前(それしか方法がなかった)かもしれないですが、そんな思いを未来につなぎたい。だから、柱を1mmでも長く残したいんです。この校舎に詰まったさまざまな人の思いを未来へ繋ぎたい。たとえ外壁で覆われて見えなくなる部分でも。

 

継がれた柱と校庭のイチョウ
使用された継手
興味深そうに、話に聞き入る参加者のみなさん

 

外壁、床板、柱、木製の窓、ほとんど部材を大切に保管しています。

当然ながら、再利用するのですが参加者のみなさんに意外と驚かれて逆にこちらが驚きました。

 

再び活躍の時を待つ、外壁材と床板
経年という加工が施された大事な大事な外壁

 

当然ながら、内部も極力現状保存なので、改修後も以下の写真のような当時の面影がうかがえます。

 

 

今回の見学会、偶然にも卒業生の方も参加してくださり、「毎年、イチョウとか校舎とか写真を撮りにきてるけど、残るようになってよかった!」と。

 

卒業生の方が来ても、卒業生じゃない方が来ても懐かしい木造校舎。

かつて、キングオブ廃校と呼ばれた「喰丸小」は、キングオブ木造校舎へと生まれ変わります。

 

 

やっぱり、喰丸小×イチョウはフォトジェニックだった。

 

そして、今回は2階にも特別にご案内させていただいたので、2階から眺めるフォトジェニックなイチョウの木の写真撮影にみなさん夢中に。

実は見学よりも、2階からのアングルの写真撮影が目的だったのではと思うほどでしたが、喰丸小×イチョウの魅力には誰もかないません。

 

 

最後に、みなさんと記念写真!

 

今回も、ご参加頂いたみなさんにPRにもご協力いただきました!

 

引き続き温かいご支援お願いいたします。

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