くまバリは「全員が生きやすい社会」を目指しています!!

外に出て行く不安を取り除き、誰もがやりたいことを当たり前に楽しめるような世の中にしたい。

 

はじめまして！「くまバリ」の代表の高橋尚子です。17歳のときに交通事故に遭い車いすユーザーに。現在はフリーのウェブデザイナーとして仕事をしながら、熊本のバリアフリー情報をウェブと動画で発信していくプロジェクト「くまバリ」を立ち上げ、活動しています。

 

くまバリは「全員が生きやすい社会」を目指し、熊本県内の有志ではじめたバリアフリープロジェクトです。主な活動として、ロゴやノベルティ商品のデザインを通して、熊本県内でバリアフリーへの理解を深めてもらうための啓蒙活動をしたり、様々なバリアフリー情報をポップに議論・発信する憩いの場「くまバリTV」 で情報発信をしています。

 

今回のプロジェクトでは、新たに熊本でバリアフリーの文化を根付かせるための啓蒙活動の一環として「くまバリ」の会員カードとノベルティを製作します。そして、その費用を集めるために、クラウドファンディングに挑戦することに決めました。

 

みなさま、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします！

 

 

行きたいけど、行けない。車いすになって感じたハードル。

 

私は、17歳の時、東京で開催された卓球の全日本選手権の帰り道に交通事故に遭い頸髄を損傷し、そこから車いす生活になりました。

 

突然体の自由が奪われて、大好きな卓球ができなくなって、東京での1年間のリハビリも終わり、生きる意味を見失い抜け殻のような毎日を送っていました。ですが、家族や友達・周りの方々のサポートのおかげで、もう一度前を向くことができました！

 

 

車いすで外に出るようになって感じたのは、「行きたいけど、行けない。」という悔しい想いです。

 

例えば、WEBで検索をして、ここ可愛い！と思うカフェがあっても段差があり行けなかったり。美容室に車いすが入れるようなスペースがなかったりと。車いす利用者でも使える、設備が整ったお店が検索出来ればもっと外に出て行けるのに！ということが日常生活を送る中で、多くなりました。

 

外に出て行く不安を取り除き、誰もがやりたいことを当たり前に楽しめるような世の中にしたい。

そんな想いでくまバリの活動はスタートしました。

 

熊本を日本一のバリアフリーな街に。

 

「くまバリ」は、熊本を日本一のバリアフリーな街に★をコンセプトに、誰もがやりたいことを当たり前に楽しめるような世の中にする、という目標を掲げています。

 

主な活動としては、「くまバリ」ロケや、「くまバリ」マップの作成。車いすでも利用しやすいお店を広めるために、入り口の段差やトイレの使い勝手などをリポートしウェブサイト上で掲載しています。

 

実際に肌で触れ・体感した各ロケ先の魅力を発信しています。ユーザー目線で情報を切り取り、ブログや動画といった個別の発信手段ではなく、文章と動画を融合させた情報量満載の充実したページを作っています！

 

▼くまバリ公式HP

https://kumabari.com/

 

こうしてバリアフリーの情報を広めていくことで、ユーザーだけでなく、お店やサービスを提供する側の方々にも、生活をする上で様々なハードルがあるということに気づき、理解を深めてほしいと考えています。

 

 

これから、さらに多くの熊本の方々にバリアフリーに触れてほしい。

 

そのため、今回のクラウドファンディングでは、皆さまのご支援を頂きながら、PRのための「くまバリ」会員カード、ノベルティを製作していきます。

 

会員カードにはそれぞれにナンバリングをつけ、今後このナンバリングを通して、くまバリ認定の店舗の商品をプレゼントをする企画も立ち上がっています。

 

「くまバリ」を通して、みんなが生きやすい社会を。

人の優しさでカバーできることってみなさんが思っている以上にたくさんあると思っています。サポートユーザーの私が体験してきたから自信を持って言えます。

だからこそ、心のバリアフリー という言葉をもっと広めて浸透させてみなさんに知ってほしいのです。

 

今後も「くまバリTV」「くまバリイベント」による発信活動、「くまバリロケ」「くまバリマップ」などでの情報共有を続けながら、皆様のお声に耳を傾けることで共にサービス向上を図り、バリアフリーの認知と普及のために精力的に活動を続けていく予定です。

ぜひこの機会にもう一度バリアフリーについて考え、みんなで一緒に「生きやすい社会」「過ごしやすい熊本」を作っていきましょう！

 

どうか皆さま、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

メンバー紹介

 

 

高橋尚子（写真左）

17歳の時不慮の事故で車いす生活になりました。この体になってよかったとは言えないけど、こうなったからこそ気付けたことがあり、出会えた人がいる。たくさんの人の優しさ、温かさが私に前を向くきっかけを与えてくれました。車いすだからこそ気付けることを強みに私の視点で情報発信をしていきます。

 

中川典彌（写真右）

くまバリ技術担当の中川典彌(ふみや)と申します。株式会社映gent Ro.manというクリエイティブ会社の代表を務めています。先日しょうこちゃんに出会い、自分がバリアフリーやサポートユーザーについてどれだけ無知だったのか強く反省したのと同時に「バリアフリーについて知り、考えることの大切さ」に気づきました。

 

僕も勘違いしていたように「知らないことから生まれる心のバリア」は非常に多く存在します。これから より多くの人にバリアフリーを伝え、伝染し、浸透するために、皆様の声をしっかりと受け止め反映できるようなサービス構築を目指し、オモイを込めてサポートする所存です。