みなさまのおかげさまで、ご支援の輪が広がり、プロジェクト進行も少し予定より早める余裕が出来ました。

 

まずは費用の掛からないことから着手ということで、春分の日に数十年間に渡り積もりに積もった車体内部の錆の清掃と、調査を行いましたのでご報告致します。

永遠ボディー様の立ち合いの下で、単なるゴミと、寸法を計ったり、再利用する可能性のあるモノと分けて行きます。

もちろんゴミであろうと判断した部品も、修復作業終了までは処分しないで保管します。

もしかすると、後から必要な部品が混ざっているかもしれませんからね!

今回の作業は遺跡発掘のような、ワクワクした気持ちで取り組みましたが、残念なことに特別な部品(データプレートなど)が発見されることはありませんでした。

けれども、余計なゴミや堆積物を取り除くと、パネルの構成や取り付け具合などが明らかとなり、修復方法の検討も進んで課題も見えて参りました。

運転席以外は、どこの部品なのか?まったく判らない破片を手に妄想?いや想像は膨らみます。中には明らかにメーカー製造時の部品ではないと思われるモノもあるのですが、油断はできませんからね。

助手席の床面も、堆積物を取り除くとプレスラインが現れました!

 

現存する当時の初期型ボディー内部写真は皆無と言って良い状態ですから、部品を修復(レストア)するにしても再製造(リプロダクト)するにしても、現物形状が確認できることは大収穫なのです。

 

また、助手席床面とエンジン隔壁を止める三本のボルトの上にあるレバーは「燃料コック」ですが、ロシアに現存する初期型とは取りつけ方法や形状が全く異なります。現状から見て、メーカー製造時の造作と思われるので、これもボディー製造メーカーが異なるためと想像します。

 

このように、一箇所づつ情報を整理して、確認しながら作業の手順を決めて行きます。2年間、気の遠くなるような作業ですが、みなさまのご支援のおかげでスタートラインに立てそうであります。

 

とはいえ、まだまだ予断は許される状況ではありません!みなさまには引き続き、情報の拡散にお力添えをお願い致します。

 

「くろがね四起」現状展示に付きましては、3月中には詳細案内を致しますので、今しばらくお待ち下さいね。

 

実行者:小林 雅彦

 

 

 

 

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