目の前の命を救い続けるために。熱海市240頭の保護猫を幸せに繋ぐ

4月は仔猫のレスキューが相次ぎました。

実は、今回のプロジェクトのTOP画像で使用している子は、

熱海市某所で虐待が疑われる乳児を緊急保護した子です。

 

首をぐるっと一周刃物のようなもので

切った跡が見つかり化膿しかけていました...

こんな小ちゃな何も抵抗出来ない子になんて酷いことを...。

 

 

伊豆・稲取温泉某所の民家でも、生後10〜15日とみられる乳児が遺棄されました。

 

朝6時に家の外に出ると乳児の入った小箱が玄関先に置かれていたそうです。

 

保護主さんから電話をうけたとき、遺棄されてから発見されるまでにどれだけ長い時間放置されていたのか、乳児だとするとお母さんのお乳を最後に口にしたのはいつなのか、低体温になってはいないか、保護後の処置等々頭の中を最悪な状況が駆け巡りました...

 

そこから命のリレーがはじまり、スタッフ、地域の動物愛護推進員さん、ミルクボラさんなど、様々な方と連携し、なんとか保護することができました。

 

 

 

 

外は過酷な世界。

 

特に仔猫は、カラスに襲われることも多いです。たまたま通りかかった場所でカラスに襲われていた子を見つけ、見過ごすことが出来ずに救助してくださった方もいらっしゃいました。

その後、くすのきを調べて連絡くださいました。

 

くすのきのスタッフは、ほとんどの者が日中は会社勤務の為、直ぐに動ける者がおりません。通報された方に病院への搬送をお願いし、その後に保護致しました。

 

 

熱海市某所にて、母猫が交通事故に遭い子供達4匹が取り残されているとの通報により緊急保護をしました。

 

お母さんは、子供達に母乳を飲ませ自分の餌場に

向かう途中で事故に遭ってしまったようです...

 

何も知らず小さな身体を寄せ合い、

お母さんの帰りを待つこの子達に胸が締め付けられる思いです...

 

せめて、この子達がお母さんの分まで

生きて幸せになれるようしっかり守っていきます！

 

仔猫の保護が増えるこの時期、どれだけ涙を流して来たんだろう...
不幸な命が少しでも無くなる事を願って止みません。

 

こういった過酷な命を産ませないために、

蛇口を閉める活動もしなければなりません。

 

新しいTemple Catでは、命について考え、みんなが出来る事をする！

そのような場所にしていきたいと思っています。

 

命の重さは人も動物も同じはずなのに、軽んじられる動物達の命。

憤りに涙することもあります。

 

でも、私達が歩みをとめれば、この小さな命は消えてしまう。

消えていい命なんて、一つもありません。

 

この子達の未来が、幸せなものとなりますように...

ただ願い、命を繋いでいきたいと思います。