「あたたかい景色」・暮らし④

 

日頃からご縁を頂いている皆様、ごきげんよう！

初めましての皆様、こんにちは(^^)

 

この新着情報ページをご覧いただき、ありがとうございます。

このページには、

 

私たちの町のことや地域の事(暮らし)、

プロジェクトの進捗状況(現場)、

ご支援者さまの一言(応援)

などを綴っていこうと思っています。

どうぞお楽しみに♪

 

今回の投稿は、暮らし④

 

先日、夫と一緒に、地元の小学校へ出掛けてきました。

 

昨年度からお声掛けいただいている、

「畑のお仕事」の先生として、

２コマ分の授業を行うためです。

 

↗　昨年度は３月に。↙

子ども達から しんちゃん先生にたくさんの質問が届いていたので、

一つずつ答えながら、畑のお仕事について話をします。

 

↓今年度は、１０月に↓

fu-さん先生にも、人気のおやつはなに？という質問の他、

”いつからお店をしているの？”との声が。

 

店を営んでいて

「嬉しいな、やっててよかったな～」と、

感じる瞬間はたくさんあります。

その中の一つは、子ども達と接する時。

 

fu-には、小さなお客様もやって来ます。

ご家族と一緒に、

友達同士で、一人でも。

 

お財布を握りしめて、

真剣に、賑やかに、興味を持ってたくさんの質問をして、

おやつを買ってくれます。

 

時には、背伸びをしてお茶会をしに来てくれます。

 

店に少し珍しい野菜や花を並べていると、

子ども達は、それはそれは熱心に質問をしてくれます。

中には「畑に行ってみたい！」

と、言う子もいます。

近くの畑に案内すると、好奇心をフル活用して、遊んで帰ります。

 

 

この地域には、私が中学生くらいまで、

２軒の小さな小さな商店がありました。

 

少し埃のかぶった店内には、

流行とは遠くはなれた日用品が並び、

ばあちゃんたちが好きな和菓子のバラエティパックが置いてあって…。

 

その佇まいは、私の記憶の中に鮮明に残っています。

 

古びた商店だけれど、

ばあちゃんの

「店に行くから、はよ、あゆんめ～（早く、歩きなさいよ～）」

という 優しい声と共に、

店主のおばちゃんの快活な笑い声は、温かい記憶となって

私の中に綴られています。

 

fu-という店や畑の仕事は、今の子ども達にとって

どんな風に映っているのでしょうか。

 

「野菜を使ったおやつを作っていた おばちゃんがいたよね～」

「珍しい野菜を育ててたおじちゃんって、いつもピンクのシャツ来てたよね～」

「二人ともなんだか楽しそうだったよね～～」

 

と、彼らが記憶をたどる時に、ちょこっと私たちが現れることが出来たら。

当時と変わることなく、この土地で愉快に暮らしていたなら、

その姿が彼らにどのように映るのか。
 

あたたかい景色の一部になれたらいいなぁ、と願います。

 

 

　次の話へ続く(^^)