京大ユースホステルクラブの部室は再生されました
【感謝の言葉】
「京大ユースホステルクラブ部室を美化して返却プロジェクト」にご支援いただいた皆様、とくにメインになって活動していただいた京大ユースホステルクラブOBの皆様、ご支援ほんとうにありがとうございました。
これを思いついたとき(2018年の暮れ)、実行者(森)は母校に戻り、研修中でありました。キャンパスで日々を過ごすうちに、大学時代のエネルギーの大半を費やしたユースホステルクラブが廃部寸前であることを知りました。「来た時よりも美しく」というユースホステル運動の精神にのっとり、けじめをつけたいという気持ちから始めた、このプロジェクト。個人的な思い付きにもかかわらず、予想以上にOBの皆さんの輪が広がっていきました。ご支援に協力していただいた皆さん、連絡がついていなかったOBに連絡を取っていただいた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
【結果のご報告】
ご支援いただいたのは、のべ実数で111人。OBは1964年卒の1期生から、現役3回生の57期まで約650人ですので、6人におひとりはご協力いただいた形です。ご支援の総額は66万円でした。これを、部室美化、OB会のホームページ制作、記念品制作などに使わせていただきました。支出の使途内訳は以下のとおりです。
・部室美化費として22万1000円(ゴミ搬出9万1000円、塗装13万円)
・HP制作費として14万7000円
・記念品制作費として14万7422円(絵はがきとクリアファイル)
・庶務費として2万4309円(郵送代、振込手数料)
・雑費として、3万4733円(荷物輸送費、現役部員の東京交流会招聘費)
・クラウドファンド手数料として、8万5536円
以上合計66万円
このプロジェクトの中心的な目標は、部室をきれいにして大学に返すことでした。おかげさまで、モノとごみであふれかえっている部室はきれいに片付け、1991年に起きた火災の影響で煤にまみれた真っ黒な天井、外壁を塗り直し、見た目はかなりきれいなボックスになっております。残すべき思い出の品々は整理して、写真やアルバム、色紙類の一部は返却し、これからも返却作業を続けていきます。まだ部室は大学には返却していませんが、今年(2020年)末に正式にクラブを解散し、大学に返す準備は整いました。
また、解散の記念品(絵ハガキとクリアファイル)を作成し、このプロジェクトの返礼品としました(すでにリターンの送付はすべて完了)。後述するOB交流会で配布した分もあります。
さらに、OB会ホームページを作成し、部員の交流の場とするとともに、クラブの活動を記録するために部誌『吉田山』(全59号)の電子化作業も、発見できなかった58号(2011年度)を除き、完了しました。ホームページはこれからもできるだけ存続させたいと考えています。
プロジェクトの当初計画で、1点だけ変更がありました。それは、解散式(当初予定では2020年2月15日)の開催を延期し、その代わりに東京での交流会(2019年10月5日)、京都交流会(2019年11月2日)を開催し、その代替としたことです。いきなり解散式を開くのではなく、まずは交流の場を設けてという趣旨でしたが、予想以上のOBに集まっていただきました(東京交流会80人、京都交流会120人)。このためもあって、少し時間をおいて解散式を開き、準備にも時間をいただこうという考え方になりました。
解散式の新しい日程は2020年12月5日(土曜日)13時から17時、場所は当初と同じ京大時計台です。すでに会場の予約は終えています。もともとの予定では、集まったお金の一部は解散式の会場費にも使う予定でしたが、これは上記のような事情で使わせていただいておりません。2020年12月の解散式の会場費は、大学同窓会からの補助金(5万円)と、当日参加者からの会費でまかなう予定です。
【これから】
今回のプロジェクトをきっかけに、OBの繋がりが再生され、同期会、周辺世代会などが盛んになってきました。きれいになった京大のボックスで懇親会を開いた学年もあります。解散式(2020年12月5日)まで、各世代でさらに繋がりを再生し、解散式はノートルダム女子大、同志社女子大学のYHCのOGさんを含め参加を呼びかけ、300人規模の会としたいと考えています。
本プロジェクトで広がった輪をさらに広げていきたいと思っております。まずは解散式のご出席を検討していただければと思います。また、OB会ホームページを見ていない方は、ぜひご覧になって、昔の『吉田山』をご覧になってください(閲覧にはパスワードが必要ですので、もしパスワードを御存じでなければ、HPの問い合わせフォーム、あるいはOB会のメールアドレス(kyhc.ob@gmail.com)からご照会ください)。
皆様のさらなるご協力よろしくお願いいたします。