学生能楽公演「第28回京都大学観世能」を成功させたい！

目標金額到達御礼
先月7日にスタートした当クラウドファンディングは、9月19日(火)に、当初目標である50万円に到達することができました。 本当にありがとうございます。 ご支援はもちろんながら、応援コメントなどで叱咤激励を送ってくださる方、各方面で情報拡散にご協力いただいた方など、多くの方からご高配を賜り、部員一同深く感謝申し上げます。

まずは皆様の貴重なご支援を活かし2か月後の舞台を成功させられるよう、稽古に励んでまいります。

 

 

本日より約1週間、ネクストゴールとして70万円を設定させていただきます。

 

ネクストゴールのお金は、第28回京都大学観世能に限らず、今後の活動継続（今年度中に予定している他の舞台や来年度以降の京都大学観世能の財源の一部として）に活用させていただきます。コロナ禍での部員減少などにより、舞台の運営経費のみならず、サークルの日頃の活動においても、従来の方法では費用の工面が難しくなっております。そこで、私たちの活動をより多くの人に知ってもらい、応援していただける人の輪を広げることが必要だと考えております。

同様に苦しい状況にある能楽サークルは全国にたくさんあると思います。この挑戦が、若い世代の能の活動を知ってもらい、活気づくきっかけになることができればと考えています。

 

京大観世会が創設されて92年、観世能が始まって約30年。部員も社会の状況も、様々な変化があった中で、受け継がれてきたこの貴重な機会・環境を活かし、私たちなりに精一杯、能と向き合いたい、そして次に繋いでいけるようにしたいと思っています。

 

今後とも京大観世会をお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

※仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

※９/14毎日新聞朝刊滋賀版、９/17同京都版に掲載いただきました。

京都大観世会　CFで「舞台開催支援を」　コロナ禍で部員数減　活動に大打撃　30日まで　／滋賀 | 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20230914/ddl/k25/040/209000c

（毎日新聞社の許諾を得て画像を掲載しています）

 

▼自己紹介

京都大学観世会は、今年で創立92年となる京都大学公認の能楽サークルです。

プロの能楽師である片山伸吾師・田茂井廣道師によるご指導の下、650年以上続く日本の伝統芸能である能楽の、観世流の謡や仕舞を中心とした稽古を行っています。

「京都大学観世能」を主催して実際に能を上演するほか、他大学との交流舞台などの活動を行っています。

 

▼京都大学観世能とは？

今年で28回目を数える、京都大学観世会が毎年秋に主催している能の公演です。普段から稽古している仕舞や舞囃子に加え、能面や能装束などを用いた本格的な能を、学生自らシテやツレ、ワキ、地謡などを務め上演しています。

京都最大の能楽堂である京都観世会館をお借りし、能楽ファンや地元の方、学生など多くの一般のお客様（昨年は約300名の方がご来場）の前で稽古の成果を見せられる機会ということもあり、部員にとっては一年で最大のイベントです。毎年この舞台に向け、授業後の稽古に加え合宿や舞台稽古を取り入れるなど、普段以上の熱量で稽古に取り組むとともに、大学構内や市内各地でのビラ掲示など広報活動にも力を入れ、より良い舞台を作ろうと精進しております。 

 

また、我々は、これを単なる発表会ではなく、能楽公演の可能性を学生が追求する場と位置づけ、毎年様々な試みに挑戦しています。技術的には未熟な者ばかりですが、番組構成の工夫や、パンフレット・特別企画における演目の解説・研究といった総合的プロデュースを通して、単なる部員の自己満足ではない、お客様の心にも残る舞台をつくろうと模索しております。 

 

今年の番組は以下の通りになります。

～第28回京都大学観世能～

令和５年11月22日（水）　午後６時開演（午後５時半開場）

・舞囃子「小督」

・仕舞「小塩キリ」「船弁慶クセ」「葛城キリ」「小鍛冶クセ」

・番外仕舞

・能「清経」

 

午後８時頃終演予定

 

昨年の第27回京都大学観世能では能《巴》を上演しました。

 

部員による渾身の京都大学観世能パンフレット！

 

 

▼京都大学観世能の運営経費と部の現状

京都大学観世能を開催するにあたり、舞台使用料をはじめとする運営経費が計約100万円かかります。

京都大学観世能は学生が主体となって運営している自主公演であることから、これまでは、パンフレット広告主の企業の皆様やOB・OGの先輩方からのご支援を頂きつつ、運営経費の大半を現役部員によって賄ってきました。

しかしながら、大学生を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、さらにコロナ禍で活動制限を受けたり新歓活動が満足にできなかったりしたこともあり、ここ数年で部員が激減（2019年　18名→2023年　８名）し、学生の立場で多額の費用を捻出することは難しくなってきました。

また、コロナ禍の飲食店等への打撃や部員減少にともなう人手不足により、パンフレットの広告料も以前と比べると集めにくくなっております。

 

幸い、今年は新入部員４名を迎えることができ、部員減少を食い止める光は差してきましたが、財政難を解決するには至っていません。

 

現状の資金面での負担は、稽古・サークル運営両面において、大きな障壁となっています。

学業と両立し集中して稽古に取り組むことが求められる中で、我々の理想とする京都大学観世能を実現するためには、経済的不安を取り除き、能に向き合う時間を増やすことが必須であると考えています。

 

誠に厚かましいお願いとは存じますが、当公演を成功させるために、皆様方のご支援を頂けると幸いでございます。

 

▼集めた資金の使途

集めた資金は下記の運営経費に充てさせていただきます。

・稽古および本番での舞台使用料

・当日の能装束使用料

・能楽師の先生方の出演料

・広報や印刷にかかる費用

 

皆様から頂いたご支援で当日の舞台を盛り上げられるよう、より一層稽古に精進いたします。

何卒よろしくお願い申し上げます！

 

▼プロジェクトの終了要項

2023年11月22日(水)に京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44)で第28回京都大学観世能を開催したことをもってプロジェクトを終了します。 

 

今年は11月22日(水)の夕刻から、京都観世会館にて開催予定です。 予定番組：能《清経》　舞囃子《小督》　ほか仕舞数番、師匠による番外仕舞2番

 

番組・開演時間などの詳細は、京大観世会の公式SNSで追って告知するほか、９月から京都観世会館HPの「公演のご案内」（http://www.kyoto-kanze.jp/show_info/）に掲載されます。

 

やむを得ない事情により予定通り開催できなかった場合、こちらでご支援いただいた金額は返金いたします。

 

 

▼アクセス・お問い合わせ先

稽古場所：京都市左京区吉田本町　京都大学学生集会所地下１階能楽部ボックス

　

Gmail：kyodai.kanze@gmail.com

X（旧Twitter）：@kanzekai（https://twitter.com/kanzekai）

Instagram：kyodai.kanze（https://www.instagram.com/kyodai.kanze/）

HP：https://kyodaikanze.wixsite.com/home

 

 

京大観世会PR動画「稽古のすすめ」

https://youtu.be/SMdJVlaiBt4