【11月22日提訴】プロジェクトの実施レポと訴訟スタート
共同親権訴訟のクラウドファンディングにご支援いただいた皆様、こんにちは。
共同親権訴訟呼びかけ人の宗像です。
おかげさまで、一昨日11月22日に、東京地方裁判所に訴状を提出し、共同親権訴訟が始まりました。皆様からの後押しがあってはじめて提訴にこぎつけたこと、また、その間に多くの励ましの声をいただいたこと、原告一同、感動とともにお礼いたします。ありがとうございました。
22日の提訴日には、多くの支援者が集まり裁判所に入場したほか、集会では70人の方にご参集いただきました。記者会見では原告と弁護団からの提訴の報告に対し、カメラ7台、記者19人が訴えに耳を傾けました。
この訴訟は民法を変えることだけが目的でなく、子どもと引き離された親たちに、「あなた一人ではない」と励まし、そして親に会えない子どもたちに「あきらめなくていい」と伝えるためにもあります。何よりも、今回の提訴に応じて集まった応援の声は、親子引き離しの問題や、養育放棄の問題が制度の問題であり、社会の側が考えるべきことだということを示しています。そのことを記者会見では伝えました。
今回ご支援いただいたファンディングのうち、弁護士費用のうちの一部30万円を振り込んだほか(ファンディングの受け取りが契約上12月になるので残金の振込が以降になります)、提訴日には手続き費用に約6万、会場費に6万、交通費に5万を用いたほか、講師謝礼や物品購入、横断幕作成などに皆様からいただいたお志を利用させていただきました。また、準備の期間に移動経費などを計上しています。会計報告は会員向けに年度末毎に報告しますが、ご支援いただいた皆様にも通信にてご報告します。
これから弁論期日ごとに毎回同様の予算がかかることが予想されるうえ、裁判が上級審に移動するごとに裁判費用も加算されます。また、各地で共同親権について知ってもらう集まりを開催するキャンペーン費用にも、皆様からのご支援を活用させていただきます。引き続き見守りください。
なお、ご支援に対するリターンにつきましては、これから順次発送等作業に移る予定です。実際にはTシャツ等の物品の発送は12月以降になりますので、しばらくお待ちください。
さて、提訴とともにいよいよ裁判が始まります。第一回弁論期日は年明けからが予想されますが、困難な立法不作為の裁判で一歩でも勝利と民法改正に近づくためには、傍聴席をいっぱいにすることが必要です。また同時に、共同親権に対する世論を高める啓発と市民活動は引き続き取り組んでいきます。遠方の方は毎回法廷に駆けつけることは難しいと思いますが、お住まいの町で共同親権についての集まりをもっていただくことが、皆様方からいただいた資金の有効な活用方法の一つです。ぜひ会までお声かけください。
会からはメールマガジンで順次裁判やイベント情報を流すほか、ホームページのほうでお知らせします。https://k-kokubai.jp/
引き続き、ご支援、ご注目よろしくお願いします。お願いしてばかりでごめんなさい。