精神疾患・精神障害の人とその家族を孤立させない、取り残さない。

　京都市の地域リハビリテーション推進センター、こころの健康増進センター、児童福祉センターの三施設が統合された新施設の竣工式が行われました。京家連からは会長や顧問、関係者が招待を受けて参加しました。写真は新施設の愛称を示した言葉のお披露目の瞬間です。愛称は「COCO・てらす」です。此処を照らす、個々を照らす、人々の集うテラスというような意味を示しています。この施設には、社会福祉法人光彩の会が運営する「朱雀工房」が入居します。1997年に「朱雀工房」が設立されるには、京家連の前身である京都市家連が大きく協力しています。設立資金の捻出、立ち上げ場面での職員の確保など家族会が担いました。設立時の基金120万円の提供、「朱雀工房」に厨房施設を強化するために350万円の募集など、大きく貢献しています。京家連は、京都の精神医療福祉の推進のために、努力を重ねて来た歴史があります。今日の竣工式も、その日々の思いを考えると、感慨深いものがあります。