児童養護施設享誠塾|子どもたちの新生活をより安全で充実したものに!
寄付総額
NEXT GOAL 6,000,000円 (第一目標金額 2,000,000円)
- 寄付者
- 96人
- 残り
- 35日
プロジェクト本文
第一目標達成の御礼とネクストゴールについて
皆様の温かいご支援のお陰で、目標の200万円に到達することができました!
皆さまからの想いのこもった応援のお言葉が励みになっています。誠にありがとうございます。
第一目標を達成したことで、新しい生活棟4棟のうち、1棟分の家具家電を最低限揃えることができます。
しかし、新しい生活棟4棟全ての家具・家電や・災害対策備品を揃えるためには、総額約1,000万円が必要です。 そこで、クラウドファンディング終了までの残り37日、ネクストゴールとして600万円を設定し、次なる目標に挑みます。
プロジェクト開始直後から、たくさんの方々から温かいご寄付や応援メッセージをいただいたことが、 挑戦への後押しとなりました。本当にありがとうございます。
ネクストゴールでいただいたご支援は、引き続き、新しい家具や家電・災害対策備品購入費に充てさせていただきます。 子どもたちが、温かく、安心して、そして自分らしく過ごせる環境を実現するため、どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
(2025年4月24日追記)
新しい享誠塾で、子どもたちが自分らしく、
心豊かに新生活をスタートするためのご支援を!
はじめまして、石川県金沢市の児童養護施設 享誠塾(運営:社会福祉法人 享誠塾)です。私たちは、享誠塾が子どもたちにとって「第二の故郷」でありたいと願い、子どもたちが健やかに成長できるよう、職員一同、心を込めてサポートしています。
一方で、築年数が経った施設では、どうしても集団生活における制限や我慢を強いる場面が多く、子どもたちに十分な「家庭」のような温かさを十分に提供できていない現状があります。
そこで、子どもたちが「本当の家」のように、温かく、安心して、そして自分らしく過ごせる環境を実現するため、施設の建て替え工事プロジェクトが始動しました。新しい施設では、小規模化と最新の設備導入により、子どもたち一人ひとりのプライバシーを尊重し、四季を通して快適に過ごせる空間の提供が可能になります。
しかし、建て替え工事の総工費が約6億円と高額なため、個々に必要な生活家電・家具を揃えるための資金(約1,000万円)を捻出することが厳しい状況です。建物の工事費用の一部は、行政の補助金の対象となるのですが、家具・家電等は補助の対象とならないため、自己負担となります。
施設が新しくなっても生活家電・家具が揃わなければ、子どもたちは生活を始めることができません。そこで今回、広くご支援を募るため、クラウドファンディングに挑戦する覚悟を決めました。
今回の工事は、単なる建物の建て替えではありません。子どもたちの「心の豊かさ」を育むための、私たちの理念を形にするプロジェクトです。新しい享誠塾は、子どもたちが巣立つ時に、「享誠塾で過ごした日々は、私の大切な宝物だ」と思ってもらえるような「温かい家庭の代替となる、第二の故郷」となることを目指していきます。
ぜひ、皆様の温かなご寄付・ご協力をどうぞよろしくお願いします。
享誠塾について
享誠塾の理念
享誠塾は、戦後間もない日本で、1人の高校教師「生山 泰」先生の想いによって設立されました。戦後の混乱期、生山先生は路頭に迷う子どもたちの姿を目の当たりにし、「この子たちに温かい居場所を提供したい」という強い思いを抱きました。戦災孤児を育てるため、機械や工具もない時代に、鍬やのこぎりだけを手に、文字通り身一つで施設を創設されたのが享誠塾の始まりです。

児童福祉法が制定されるよりも前、終戦直後の昭和20年9月から創設を企画し、昭和21年4月、平和町の現在地に土地建物を借りて、旧陸軍の兵舎および弾薬庫や厩舎だった木造平屋の建物を改装して発足しました。戦後間もない当時は、食糧不足の時代だったので、敷地の庭に畑や畜舎を設け、肉や野菜などの一部を自給自足。子どもたちの日課にも畑仕事や裁縫などがあり、みんなで力を合わせて暮らしていたそうです。
生山先生は、幼い頃に両親を亡くした母の様々な苦難を乗り越えながらも、常に周りの人々に感謝し、互いを尊重し助け合う生きざまから、「物質的な豊かさだけでなく、心の豊かさこそが本当の幸福である」と学ばれました。その理念は、現在の享誠塾でも大切に受け継がれています。
享誠塾は、創設者である生山先生の「人のために何かをしたい」という熱い思いと、母親から受け継いだ「心の豊かさ」という理念を大切にしています。この理念を胸に、子どもたち一人ひとりに寄り添い、温かい居場所を提供し続けることが、私たちの使命だと考えています。
生活の様子
私たち職員と子どもたちは、それぞれ6〜8人の(ホームと呼ばれる)集団に別れて生活しています。各ホームで行われる、お誕生日会やホーム夕食は、子どもたちから人気のある行事です。
【お誕生日会】
ホームの担当職員全員が集まって、好きなメニューや食べたいケーキ、プレゼントやメッセージが贈られます。施設内では、担当の職員以外からも「お誕生日おめでとう!」という声が飛び交い、一年に一度、自分のためだけにたくさんの大人たちがその日をお祝いしてくれることを子どもたちはとても喜んでくれます。
【ホーム夕食】
享誠塾では、子どもたちの心身の健康のため、専任の栄養士が毎日の献立を考え、各ホームの職員が毎日の食事を手作りしています。また「ホーム夕食」の日には、各ホームの子どもたちのリクエストをもとに、ホーム担当職員が献立を考えます。普段の献立も、栄養豊富でとても美味しい食事ですが、自分のリクエストした美味しいごはんが食べられる時間は、共同生活で我慢が多い子どもたちにとって、大切な時間のようです。
また、享誠塾では、子どもたちの「日々の生活」が喜びで彩られるような丁寧な関わりも大切にしていますが、クリスマスや夏祭り・文化祭といった非日常な特別な雰囲気を味わうことができる年間行事も開催しています。
これらの行事では、職員も子どもたちも屋台の店番をしたり、お客さんになったりと、普段とは違う賑わいを見せます。フランクフルトやベビーカステラなど、お祭りならではの食べ物も魅力の一つです。広い園庭やピロティを活かした開放的な行事空間で、楽しい時間を過ごします。
私たちは、生山先生の想いを受け継ぎ、子どもたちの最善の利益を考え、敬い、愛することを大切にしています。子どもたちとの信頼関係を築き、夢と希望を持てるような温かい施設づくりを目指しています。
明るく安心して生活できる環境の中で、子どもたちが健やかに成長できるよう、職員一同、心を込めてサポートしています。また、学習支援だけでなく、心のケアや自立に向けたサポートも行い、子どもたちが将来、社会の中で自立し、自分の才能を最大限に発揮できるような人になることを願っています。
施設の建て替えプロジェクト始動
私たち享誠塾は、子どもたちにとって「第二の家」でありたいと願い、日々の生活を送っています。しかし、築年数が経った施設では、どうしても集団生活における制限や我慢を強いる場面が多く、子どもたちに「家庭」のような温かさを十分に提供できていない現状があります。
卒塾(享誠塾を離れて自立)した子どもたちから「集団生活の窮屈さ・不自由さ」が負担だったという声を聞くたびに、私たちの胸は痛みます。だからこそ、子どもたちが「享誠塾で過ごした日々は、私の大切な宝物だ」と、そう思ってもらえるような場所でありたい。
「ここにいてよかった」と思える、そんな温かい場所を作りたい。そして、子どもたちが巣立つ時には
そんな思いから、私たちは今回、施設の建て替え工事を決意しました。工事はすでに始まっており、子どもたちの生活する生活棟(計4棟)のうち、2棟は2025年の秋ごろの完成、残りの2棟は2026年の秋ごろに完成予定です。
これまでの生活棟について
まるで薄い壁一枚で仕切られたような居室は、プライベートな空間が十分に確保できず、互いの生活音が気になり、時にはトラブルに発展することも。本来、安らげるはずの自分の部屋でさえ、子どもたちは常に気を張りながら生活しています。
施設の老朽化は、子どもたちの健康面にも影響を及ぼしています。夏はうだるような暑さ、冬は底冷えする寒さ。古い建物では、いくら冷暖房器具を使っても、その効果は限定的です。特にお風呂場は温度差が激しく、冬場は入浴を嫌がる子も少なくありません。
リフォームを何度か繰り返している享誠塾は、見た目にはキレイに見える部分も多いですが、雨漏りする天井や、窓枠の腐食、壁や床、扉、上下水道管など、あらゆるところに老朽化の影響が出てきており、建物としては、
「家庭」のような温かさとはほど遠い状態です。
「もっと一人ひとりの個性を尊重し、安心して自分らしく過ごせる環境を作ってあげたい」。それが私たちの切なる願いです。
子どもたちが自分らしく過ごせる場所を目指した「第二の故郷づくり」
私たちの目指す新しい享誠塾
新しい施設では、小規模化と最新の設備導入により、子どもたち一人ひとりのプライバシーを尊重し、四季を通して快適に過ごせる空間を提供します。ただ、今回の工事は、単なる建物の建て替えではありません。子どもたちの「心の豊かさ」を育むための、私たちの理念を形にするプロジェクトです。
プロジェクトのテーマは、「温かい家庭の代替となる、第二の故郷づくり」。個室化、個別入浴スペースの整備、耐震性・断熱性の向上といった具体的な改善は、子どもたちが「本当の家」のように、温かく、安心して、そして自分らしく過ごせる環境を実現するためのものです。それが私たちの目指す新しい享誠塾です。
<工事内容の一部ご紹介>
・リビング:子どもたちが集い、語り合い、共に笑い合えるリビングは、畳敷きからソファやラグを配した温かい空間へと変化します。そこは、職員や子どもたちが日々の出来事を語り合い、互いの成長を分かち合う、そんな温かい場所にしたいと思っています。
・トイレ:男女共用の古いタイル張りのトイレなども、個室で快適な空間へと生まれ変わります。子どもたちが夜間のトイレを「怖い」と感じることなく、安心して利用できる、そんな当たり前の日常を大切にしたいと考えています。
享誠塾にやってくる子どもたちは、様々な事情を抱え、心に傷を負っているかもしれません。しかし、私たちは彼らを「特別な存在」としてではなく、一人の人間として尊重し、温かく迎えたいと考えています。子どもたちがここで過ごす日々は、決して過去の延長線上にあるものではありません。
日々の生活の中で、子どもたちが「自分は大切にされている」と感じられるよう、一人ひとりに寄り添い、個性を尊重し、自己肯定感を育む養育を実践します。共に笑い、共に泣き、共に喜び、共に成長する。そんな温かい思い出を、子どもたちの心に刻み込んでいきたい。私たちは、子どもたちが未来への希望を持ち、自らの力で人生を切り開いていけるよう、精一杯の支援をします。
そして、いつか子どもたちが大人になった時、享誠塾での日々を懐かしく思い出し、心が温かくなるような、そんな「第二の故郷」を築きたい。それが、まるで暗闇に灯されたロウソクのように、子どもたちの未来を明るく照らし、希望へと導く灯火となるように。
享誠塾は、子どもたち一人ひとりの心の灯火を、「誠の心」でこれからも温かく見守り続けたいと思っています。
子どもたちからの声
今回クラウドファンディングを行うにあたって、施設の子どもたちにアンケートを行いました。アンケートに回答した子どもの約9割が、【今の建物で困っていることが「ある」】と回答。
具体的には、以下のような声が寄せられました。
また、【新しい建物で楽しみなことはなんですか?】という項目では、以下のような声が上がりました。
さらに、立て替え後の変化だけではなく、これからの享誠塾の未来についても子どもたちに聞き、【こんな享誠塾になったらいいな】というテーマで、みんなの思いを書いてもらったのでご紹介します。
はじめは職員から数名の子どもたちに書いてもらうようにお願いしましたが、「僕もやりたい!」「私も描きたい!」と言ってくれる子がたくさんいました。みんなそれぞれ、夢のある享誠塾を描いてくれました。
すぐに実現できるかどうかは分かりませんが、夢を持って生活してくれているということを知り、「いつか叶えてあげたい」と職員も胸が熱くなりました。まずはこのクラウドファンディングを第一歩として、夢の享誠塾へ進んでいけたらと思います。
クラウドファンディングで実現できること
施設の建て替えにより、共同生活から個室生活へ移行するにあたり、新しい家具や家電が必要です。また、新設の建物の災害対策強化も安全に暮らすためには必須ですが、準備ができていない状況です。せっかく新たな施設ができても、生活基盤を整えることができず、生活をスタートさせることができません。
①個室化に伴う家具・家電の新調
新しい施設では、各個室には新しい家具を設置する必要があります。特に備え付けのベッドは、新しく交換することが決まっており、現在使用している家具はほとんどが15年以上前のものであり、快適性を保つための更新が求められています。
また、個室ごとの生活を支えるため、必要な家電の新調も行います。具体的には、各部屋に一台ずつエアコンを設置し、四季を通じて快適な温度で生活できる環境を整えます。加えて、洗濯機や冷蔵庫なども各ホームに一台以上設置することが必要です。これらの設備は、子どもたちが自立した生活を送るために欠かせないものであり、日々の生活の質を大きく向上させることができます。
②災害対策の強化
施設の安全性を高めるため、地震や自然災害に備えた対策も重要な課題となっています。特に、家具や家電の配置には耐震性を考慮し、地震時に転倒や損傷が起こらないようにすべて固定する必要があります。
さらに、各棟には避難用具セットを人数分(6~10人)整備する予定です。避難用具には非常食や水、救急セットなど、緊急時に必要となる物資を含み、災害時には迅速かつ安全に避難できる体制を整えることができます。これにより、施設の利用者全員が安心して過ごせるよう、万全の備えを行います。
クラウドファンディングに挑戦する理由・目標金額
新しい施設での生活のためには、各個室に新しい家具や家電・災害対策備品が必要になります。しかし、補助金は工事費のみが対象となり、見積もりに家具や家電等の購入費を含めることはできません。
また、建て替え工事の総工費は約6億円です。資金のうち、7割は国や県から補助される予定で、自己資金で用意できる金額は2割ほどです。不足分の1割は、借り入れを行なっています。家具家電等を揃えるためには約1,000万円が必要になりますが、工事費用への充当のため、自己資金に余力はなく、子どもたちの生活基盤を整えるための資金を捻出できない状況です。
そこで今回、新しい生活基盤を支える家具や家電等を購入するため、クラウドファンディングという形でご支援を募ることにいたしました。クラウドファンディングの挑戦はもちろん、広くご支援を集めるのは初めての試みのため、まずは、新たに建設する生活棟4棟のうち1棟の家具家電を最低限揃えるために必要な200万円を第一目標として設定させていただきます。
< 目標金額 >
第一目標金額:200万円
生活棟1棟分の家具家電を最低限揃えるために必要な金額
第二目標金額:600万円
生活棟2棟分の家具家電や災害対策備品を揃えるために必要な金額
最終目標金額:1,000万円
生活棟4棟分の家具家電や災害対策備品を揃えるために必要な金額
< 資金使途 >
・児童の生活棟の家具家電購入費(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、暖房器具、電子レンジ、カーテン、ラグ、ソファ、テーブル、学習机、本棚、椅子、ベッド、マットレスなど)
・災害対策用備品購入費(家具の固定具、避難訓練の定期実施と内容充実、人数分の災害セットなど)
・その他備品購入費
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、自己資金を活用し、予定していた規模の内容を実施します。
また今回のクラウドファンディングを通じて、「児童養護施設=不幸でネガティブな場所」ではなく、「職員と一緒に生活しながら子どもが幸福で安全な毎日を目指す場所」であるという児童養護施設の役割を正しく知ってもらい、児童福祉について関心を持ってもらう機会にしたいと思っています。
さらに子どもたちには、クラウドファンディングを通して、「支えてくれる人がたくさんいる」という事実を実感してもらいたいです。社会に出た際に孤独感や厳しさと戦うのではなく、求めれば助けてくれる手が差し伸べられることを知り、社会の一員として支え合う温かいネットワークを感じてもらうことが、子どもたちの未来に大きな影響を与えると考えています。
今後の展望
現在の児童養護施設では、集団生活を送る上で安全面を優先せざるを得ず、子どもたちは多くの制約や我慢を強いられています。新しい施設では、時代に即した家具や家電などを備え、充実した生活空間を提供することで、子どもたちが制限を最小限に、より快適で自分らしい生活を送れるようにしたいと考えています。
50年以上の歴史を持つ享誠塾は、これまで多くの子どもたちの成長を見守り、送り出してきました。建て替えによって馴染み深い建物がなくなることを寂しく思う卒塾生もいるかもしれません。
しかし、享誠塾で受け継がれてきた熱い思いや、行事を通して育まれる絆は、新しい施設でも変わらずに受け継いでいきたいと思います。建て替え後の新しい享誠塾も、卒塾生たちがいつでも帰ってこられる心の居場所として、何十年先も機能し続けたいです。
変化も遂げつつ、子どもたちがより豊かな経験と安定した生活基盤の中で、健やかに成長できるように、私たちは今後も一人ひとりに寄り添った居場所を提供してまいります。皆様の温かいご寄付をよろしくお願いいたします。
施設長・職員からのご挨拶
北川 茂樹
(児童養護施設 享誠塾施設長)
昨年夏に24時間テレビでタレントのやす子さんがマラソン児童養護施設募金を行って集まった寄付金による贈答品として大型テレビが5台とグルメ券(10万円分)、図書カード(10万円分)とやす子さんのサイン色紙が届きました。サイン色紙には「腐らず前へ」の文字と「はい~」との言葉が書かれていました。虐待や家庭内の不和などさまざまな理由によって家族と離れて暮らす児童養護施設の子どもたちに「腐らず前へ」の言葉が響きます。そんな享誠塾の子どもたちの支えに皆さんの力が届きますように。クラウドファンデングで集まったお金は新しいお家の生活用品や電化製品を購入する資金に充てる予定です。どうかよろしくお願いいたします。
佐道 寛
(元 享誠塾統括施設長・中部ブロック児童養護施設協議会 会長)
さまざまな理由で親と暮らせなくなった子どもたちと享誠塾で生活を共にしてきて、41年が過ぎました。子どもには何の落ち度もないのですが、親と生活できない辛さを支えていく生活の場が必要です。子どもたちと慣れ親しんだ生活の場ですが、老朽化には勝てず、この度建て替えることとなりました。思い出の詰まった場所が無くなるのは寂しいですが、子どもたちにとって希望の持てる生活の場を作りたいと考えております。できるだけ小規模で家庭的な雰囲気にしたいと考えておりますが、そうすることでどうしても資金が必要になってきます。つきましては、クラウドファンディングを立ち上げ資金の援助をお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。
土井 裕平
(児童指導員 兼 クラファンプロジェクト担当リーダー)
卒塾生の方からのメッセージ
小学校4年生〜高校卒業までの9年間、北川施設長(当時の担当職員さんでした)をはじめ、たくさんの職員さんにお世話になりました。幼いながらに漠然とした将来の不安を抱きましたが、たくさんの愛情を受け支えていただいたおかげで今の私がいます。
親元を離れても、心から安心して過ごせる、温かく、家庭に近い環境がどれほど大切か身をもって実感してきました。私自身2児の母になり、よりその思いは強くなっています。
こどもたちみんなが個性を伸ばし、自分らしく、ありのままで生活できる居場所であってほしい、そして卒塾しても「ただいま」といつでも立ち寄れる心の拠り所であってほしいと思ってます。
こどもたちのためにご尽力いただいている職員の皆様の気持ちがひとりでも多くの方に届き、このプロジェクトが成功しますように。応援してます!
私は2歳から高校卒業までの16年間お世話になりました。当時は、人と比べることや不安に感じることもあり、自分の環境を受け入れられないこともありました。
社会人になり、ある方に施設育ちであることを打ち明けた際に「よく腐らず成長したね、あなたは幸せでしたか?」と聞かれました。「色んな経験をさせてもらい、施設で過ごした時間は幸せでした」と私が答えると、「それは周り(職員)があなたを不幸にさせなかった、考えられないほどの愛情をくれたからだ」と言われ、自分の中で職員への感謝が身に染みた瞬間だったのを覚えています。今思えば、職員全員が仕事ではなく、本当の家族の様に向き合い続けてくれたからだと感じています。
享誠塾は、大人になった今でも帰ることのできる、大切な場所となっています。
建て替え工事が始まり、過ごしてきた建物が無くなる寂しい気持ちもありますが、子供たちがより過ごしやすく、自分らしく、心が豊かになれる居場所へと生まれ変わることがうれしくも思います。このプロジェクトが成功できますよう、願っております!子供たちが幸せでありますように!
応援メッセージ
泉 洋成 様
(学校法人北陸大学 常任理事)
享誠塾から本学に入学し、社会人として巣立った方がいます。幼少期に安全で安心して過ごせる場所がどれほど大切だったかを自信に満ちた顔で教えてくれました。安全で安心であることは子どもたちが当然に受けるべき権利です。それが難しく厳しい子どもたちの力になりたいと思います。自分の進みたい道を考えることのできる空間が生まれることを願っています。
春田 真樹 様 & 鹿深の家職員の皆様
(社会福祉法人甲賀学園 鹿深の家 施設長)
滋賀県甲賀市にある児童養護施設 鹿深の家 の春田真樹と申します。『享誠塾をもっと安全で安心なおうちに』というテーマを掲げ、今回の挑戦を行うことを伺っております。多くの場合、施設の建て替えのタイミングに出会うのは非常に稀なことであり、働いている者にとって、自分たちの理想の暮らしを具体的に提案できる最初で最後の機会です。今を生きる私たちが整えた暮らしの場が、将来にわたり子ども達が生き生きと暮らし、自己実現を目指せる場となるためには、皆様方の応援が欠かせません。若い力を結集し、生活環境改善に向けて動き始めたチーム享誠塾の挑戦が成功するよう、心よりお祈り申し上げます。
山本 梨沙 様
(元「あいのり」メンバー、現在はタレント・ママとして活躍中)
享誠塾の事務をされてるかなちゃんとは、昔からの友達で 、金沢にもたびたび足を運ぶ中で、享誠塾の取り組みについて話を聞く機会があり、その一つひとつの取り組みに強く心を動かされてきました。
子どもたち一人ひとりの個性や声を大切にし、自分らしく学べる場所をつくろうとしていることが、本当に素晴らしいと感じています。
私自身、現在子育てをしている中で、子どもにとって“安心できる居場所”がどれほど重要かを日々実感しています。享誠塾のような取り組みが広がることを心から願い、今回のプロジェクトも全力で応援しています。
税制上の優遇措置
本プロジェクトは、税制上のメリット(控除)があります。 ご支援金は、児童養護施設 享誠塾への寄付金として受領いたします。寄付をしていただいた方は、次のような税制上の優遇措置が受けられます。
社会福祉法人 享誠塾への寄付及び会費は、特定公益増進法人への寄付金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります(所得税法施行令第217条第5号及び法人税法施行令第77条第5号、租税特別措置法施行令第40条の3第1項第5号)。
〇法人の場合
一般の寄付金とは別に、次と通りの額を限度に損金算入することができます。
▶︎▷(所得金額×6.25%+資本金等の額×0.375%)×1/2
〇個人の場合
次の通りの額が所得控除の対象となります。
▶︎▷寄付額-2,000円(寄付額は所得額の40%相当が限度額)
※法人・個人いずれの場合も、上記の優遇措置を受けるために確定申告が必要となります。確定申告の際は当施設が発行する領収書の提示が必要となります。
※個人の場合は、その他地方税(個人住民税所得割)の控除や、相続税の控除が受けられる場合があります。詳しくは、管轄の税務署にご相談ください。
※詳細はこちら(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1266.htm)をご参照ください。
<領収書の発行について>
寄付をされた方には、寄付金受領後、当協会より「寄付領収書」を発行いたします。
・領収書名義:「ギフトのお届け先」にご登録の氏名を宛名として作成します。
・領収書発送先:「ギフトのお届け先」にご登録のご住所にお送りします。
・寄付の受領日(領収日):令和7年5月31日を予定しております。寄付金領収書の発送は、令和8年1月末までのお届けを予定しております。
ご留意事項
▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽ご寄付後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。
▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。
▽TOP画像とページ内画像の一部は、AIを活用して生成した画像です。
- プロジェクト実行責任者:
- 北川茂樹(社会福祉法人 享誠塾)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
子どもたちの新生活をより安全で充実したものにするため、新しくできる生活棟で使用する家具家電や災害対策備品の購入費として大切に活用させていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 差額は自己資金で補填いたします。
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プロフィール
石川県金沢市にある児童養護施設です。享誠塾と書いて「キョウセイジュク」と読みます。学習塾ではなく、社会福祉法人です。虐待や貧困など様々な事情で、家庭生活が困難な児童の住む施設です。
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ギフト
3,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】3千円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】1万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 50
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
30,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】3万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
50,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】5万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
100,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】10万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
300,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】30万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
500,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】50万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
1,000,000円+システム利用料

【未来はあなたの手の中プロジェクト】100万円コース
・お礼のメールをお送りします。
・寄付金領収書の発行をいたします。
・ホームページにお名前または会社名を記載させていただきます。(希望者のみ)
※特別なリターンを用意しない代わりに、子ども達のより良い環境のため、諸経費を除き全て、家具・家電購入に活用させていただきます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
プロフィール
石川県金沢市にある児童養護施設です。享誠塾と書いて「キョウセイジュク」と読みます。学習塾ではなく、社会福祉法人です。虐待や貧困など様々な事情で、家庭生活が困難な児童の住む施設です。

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