プロジェクト概要

平成28年5月、三代目市川猿之助(二代目猿翁)氏から、京都造形芸術大学に歌舞伎関係資料を寄贈いただきました。映像約2500本、書籍約7700冊、公演パンフレット約1400冊、その他膨大な台本、舞台写真など、その数は約2万点にものぼります。 その資料は三代目猿之助の偉業だけでなく、昭和、平成の歌舞伎の歩みを知ることができる貴重なものばかり。三代目猿之助の歌舞伎人生そのものともいえる寄贈資料を、歌舞伎の世界だけでなく広く舞台芸術の歴史の一部として後世へと受け継ぐために、皆さまのお力をお貸しください。

 

 

 

 

 

歌舞伎の世界に大きな影響を与えた、三代目市川猿之助の業績を後世に伝えたい

 

私たち京都造形芸術大学(京都市左京区)は、京都という国際的歴史文化都市の風土と文化を基盤に、芸術文化の探究と実践を通じた芸術教育に取り組んでおり、通学課程・通信教育課程を合わせると学生数 約10,000名を超える芸術大学です。

 

京都造形芸術大学外観

 

京都の豊かな自然と多くの歴史・文化遺産を教材として、舞台芸術、歴史遺産、美術工芸等の諸学科はもとより、教養教育においてもそれらを最大限に活かす教育プログラムを展開させており、学内劇場である「京都芸術劇場」(歌舞伎劇場である春秋座ならびに多目的小ホールのstudio 21)では、舞台芸術の「創造の現場」と「学術研究」とのより有機的な結びつきを図るべく、実験的な内容も含めた公演活動に日々取り組んでいます。

 

 

我々の信念「学生には本物をみせなければいけない」。他大学に類を見ない、大学が誇る大劇場「春秋座」

 

中でも、大劇場「春秋座」は、観客席・舞台ともに本格的な歌舞伎スタイルを基本としながら、現代劇などの上演にも対応できる設計が特徴です。歌舞伎のための花道、セリ、スッポン、廻り舞台、鳥屋、宙乗り機構などを設置する一方で、オペラなどのためのオーケストラピットを設け、様々な舞台表現に活用できる工夫を凝らしています。

 

大学が誇る大劇場「春秋座」

 

三代目猿之助と本学の関わりは深く、平成5年に芸術学部教授にご就任いただいて以来、「学生には本物をみせなければいけない」という信念のもと、澤瀉屋一門の皆さまにも協力いただき、自身の体験や実演をまじえた大変贅沢な講義を継続的に行っていただきました。その後、上記「春秋座」の構想段階から携わり、初代芸術監督として平成13年杮落とし公演をはじめ様々な素晴らしい舞台をみせていただきました。

 

本学直心館での講義の様子(アーカイブ資料より)

 

 

「猿翁アーカイブプロジェクト」本格始動。約2万点もの”歌舞伎の歩みを知ることができる”貴重資料を後世へ

 

平成28年5月、本学と縁の深い三代目猿之助氏(二代目猿翁)から、本学に歌舞伎関係資料を寄贈いただきました。映像約2500本、書籍約7700冊、公演パンフレット約1400冊、その他膨大な台本、舞台写真など、その数は約2万点にものぼります。

 

三代目市川猿之助氏より寄贈いただく際、以下のメッセージをいただきました。これら偉大なる功績、その精神を後世に残すために、「猿翁アーカイブプロジェクト」を平成28年より本格稼働させています。

 

今回寄贈しましたものは、私の歌舞伎人生そのものです。 今後これらの資料が歌舞伎の世界だけではなく、 広く舞台芸術の歴史の一部として後世の参考になりましたら、 大変嬉しく思います。

三代目市川猿之助

 

手書きメモが多く残された貴重な台本
写真は公演ごとに大切に保管されている

 

三代目猿之助の功績である「スーパー歌舞伎」公演当初の資料など、三代目猿之助の創作過程の軌跡を辿ることのできる貴重な資料ばかりが揃っています。

 

 

映像を一本ずつデジタル化する作業

 

 

しかし、資金不足で作業が難航。舞台芸術の歴史を後世に残すため、皆さまのお力をお貸しください。

 

しかし、大学としてこのプロジェクトに対し十分な費用を充てることができず、作業が難航しております。その資料は三代目猿之助の偉業だけでなく、昭和、平成の歌舞伎の歩みを知ることができる貴重なものばかり。メディアの劣化と再生機器の消失によって、二度と見ることが出来なくなる状況が迫っている映像資料もある状況です。

 

経年劣化によってテープ同士が付着
カビで劣化するテープ類

 

本学がこのアーカイブ活動を通じて目指していることは、同時代には気付かれていなかった「三代目市川猿之助の世界」を等身大にとらえること。また、アーカイブ活動を通じて、近代の歌舞伎の輪郭や近代歌舞伎史の流れをいっそう解明することに寄与するものと考えており、舞台劇術の世界の大切な歴史資料として後世に伝えていくことが、私たちの使命であると受け止めております。

 

三代目猿之助の歌舞伎人生そのものともいえる寄贈資料を、歌舞伎の世界だけでなく広く舞台芸術の歴史の一部として後世へと受け継ぐために、皆さまのお力をお貸しください。

 

 

寄贈資料の概要

 

<映像>

以下様々なメディア形式で計2489本ございます。年代はメディア本体のラベルに表記されていたものを記載しています。

 

資料種別ごとに配下し、保管されている

 

● ベータカムフルサイズ 13本

190年ぶりに復活、完全通し上演を果たした「金門五三桐」などの映像。

● U-マチック 286本

『義経千本桜「河連法眼館」』500回公演記念(昭和54年)、猿之助歌舞伎の財産『慙紅葉汗顔世「伊達の十役」(昭和54年)の初演映像など。

● U-マチックS 20本

猿之助の代名詞となった「宙乗り」のからくりの映像など。

● オープンリール 171本

自主公演「春秋会」で上演しレパートリーとして定着した『金幣猿島群』(昭和44年)本公演で最初に復活した『加賀見山再岩藤「骨寄せの岩藤」などの映像。

● オープンリール(小) 6本

『二人三番叟』の稽古風景や、宙乗り初演の国立劇場の映像など。

● VHS 735本

『リュウオー』『オグリ』(平成3年)、『カグヤ』(平成8年)などスーパー歌舞伎の映像や『ヤマトタケル』の初演時立廻りの稽古風景、国立劇場30周年記念公演として江戸歌舞伎顔見興行を復活した『四天王楓江戸粧』(平成8年)の映像など。

● BETA 625本

京劇役者と共演した『リュウオー』の稽古風景、160年ぶりに復活した鶴屋南北作『菊宴月白浪』などの映像。

● 8mmビデオ 505本

スーパー歌舞伎『オグリ』の稽古風景、『新・三国志』のフライングテスト、三島歌舞伎『椿説弓張月』の稽古風景などの貴重映像。

● その他 16mmフィルム等 128本

幼少時のプライベート映像など。

 

<台本>

出演舞台のすべての台本がそろっている。どの台本にも書き込みがあり、猿之助歌舞伎の創作過程を知ることができる貴重な資料です。

 

ナンバリングを行い、資料保管を行っている

 

<写真>

様々な公演記録を始め、舞台裏や稽古の様子。三代目猿之助の幼少時代からの写真も含まれます。

 

※写真はイメージ(獨道中五十三駅/1982年5月)

 

ご支援金の使途について

 

これまで本学では、寄贈資料デジタルアーカイブ化にあたり、2016年度第一回フォーラムや2017年度第二回フォーラム、四代目猿之助春秋座公演、本学ホームページ等で寄附を募った結果、合計3,300,196円のご寄附が集まりました。また、アーカイブ化した歌舞伎資料は現在、そのお披露目として公開フォーラムという形で寄贈資料の中からデジタル化を行った映像資料をご覧いただき、ゲストの先生方と一緒に、三代目猿之助氏の偉業と功績を振り返っております。

 

現在、寄贈映像全2489本のうち、2143本のデジタル化処理が完了しており、今回のクラウドファンディングでお寄せいただいた支援により、更なる映像のデジタル化を進めて参ります。

 

今回、お寄せいただいた支援金では、メディアの劣化と再生機器の消失によって、二度と見ることが出来なくなる状況が迫っている映像資料のデジタルアーカイブを進める予定です。デジタル化が必要な残り346本うち、外部の専門業者にデジタル化をお願いする資料が301本あり、約600万円が必要となります。

 

今回の目標金額200万円を達成すれば、これまでご寄附と合わせて寄贈映像のデジタル化を行い、映像資料のデジタルアーカイブ化を完了させたいと考えています。

ぜひ皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

 

 

ご支援いただいた皆様へ

 

5,000円のご寄付

【基本のセット】

■領収証、心を込めて感謝状(電子メールにて送付)、活動報告書(pdfデータにて送付)※活動報告書は、2019年3月頃発送予定

 

10,000円のご寄付(限定150名様)

■【基本のセット(領収証、感謝状、活動報告書)】

■「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第三回フォーラムへご招待(ペア)

日時:2018年9月23日(日)14:00~17:00開催予定 

会場:春秋座(京都瓜生山キャンパス内)

http://k-pac.org/?p=5172

※活動報告書は、2019年3月頃発送予定

 

※写真はイメージ(連獅子/1996年9月27日紫派藤間流舞踊会)

 

10,000円のご寄付【猿翁アーカイブ応援コース】

■【基本のセット(領収証、感謝状、活動報告書)】

■報告書にお名前掲載

※活動報告書は、2019年3月頃発送予定

 

50,000円のご寄付【猿翁アーカイブ応援コース】

■【基本のセット(領収証、感謝状、活動報告書)】

■報告書にお名前掲載(大サイズ)

※活動報告書は、2019年3月頃発送予定

 

100,000円のご寄付(限定25名様)

■【基本のセット(領収証、感謝状、活動報告書)】

■「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第三回フォーラムへご招待(ペア)

日時:2018年9月23日(日)14:00~17:00開催予定 

会場:春秋座(京都瓜生山キャンパス内)

http://k-pac.org/?p=5172

■三代目猿之助(二代目猿翁)直筆御礼色紙1枚 (※色紙は選ぶことができませんのでご了承ください)

※活動報告書は、2019年3月頃発送予定

 

 

 

200,000円のご寄付(限定5名様)

■【基本のセット(領収証、感謝状、活動報告書)】

■「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第三回フォーラムへご招待(ペア)

日時:2018年9月23日(日)14:00~17:00開催予定 

会場:春秋座(京都瓜生山キャンパス内)

http://k-pac.org/?p=5172

■三代目猿之助(二代目猿翁)直筆御礼色紙1枚 (※色紙は選ぶことができませんのでご了承ください)

■第三回フォーラムご招待時に春秋座バックステージツアーにご招待 (第三回フォーラム後での開催を予定しております)

※活動報告書は、2019年3月頃発送予定

 

 

 

税制上の優遇処置について

 

本寄附金は、所得控除を受けることができます。

 

 


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