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教師を目指す全国の学生を被災地へ。~次の世代へつなぐ命~

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支援総額

13,000

目標金額 1,200,000円

支援者
2人
募集終了日
2019年11月29日

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プロジェクト本文

伝えたい被災地の今。
教員を目指す学生を集め、子どもの未来を考える。


はじめまして、小学校教員を目指している東北文教大学4年生の湯澤真と申します。

 

私は、もともと美容師をしていましたが、東日本震災の衝撃的なテレビ映像を見て、私自身が不自由なく過ごしていることと被災地の状況に大きなギャップを感じ、「困っている人を助けたい」という一心で美容師を辞め、長期のボランティアとして被災地での活動をはじめました。以来8年間、活動を続けています。

 

ボランティア終了後の集合写真

 

子どもと関わるボランティア活動を通して、母親を亡くした小学一年生の女の子と出会いました。その子は自分自身が苦しい状況でも、ボランティアの手伝いや自分より年下の子どもの世話などを積極的にしていました。このような強く優しい思いやりのもてる子どもが日本全国に増えれば日本の将来が明るくなると考え、25歳の時に小学校の教師を目指すことにしました。


これまで、被災地(主に南三陸町)での、美容室支援、仮設住宅心の支援、児童館支援、漁業支援、農業支援などのボランティア活動、被災地の現状を日本全国に伝える講演活動、被災地へ全国の方から書いていただいたメッセージを届ける巨大フラッグの作成、今後の災害に備えた支援団体との連携、大学での復興支援ボランティアの企画などを行ってきました。

 

東日本大震災の影響によりどれだけ多くの被害が及んだのか、8年経った現在の復興状況などを伝えていくには、まず、自分自身が被災地に足を運び、肌で感じることが大切です。


そこで、今回、教員を目指している学生を対象に、全国各地から被災地に訪問してもらうスタディーツアーを企画しました。

 

子どもを1番近い存在で守る教員が、防災教育の在り方や子どもに伝えていくべき命の尊さなどを一人ひとりが考え、学校現場だけでなく私生活においても活かせるような行動や意識の変化につなげていくことを目的としています。

 

震災を語り継ぎ、防災知識のある教師、子どもたちを増やしていくために。東日本大震災から9年経つ2020年の3月11日のスタディーツアー実現の応援をよろしくお願いいたします。

 

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受け継ぎたい災害の教訓。
自らの経験を教育現場に生かしてほしい。

 

これまでにも小規模なスタディーツアーを実施してきました。2017年にスタートし、教師を目指す学生、合計73人が参加してくれました。宮城県南三陸町や気仙沼、岩手県陸前高田市を訪問し、災害遺構を見学したり、復興イベントのボランティアをしたり、語り部の話をきいてもらったりしました。

 

 

参加した学生からは、こんな感想をいただきました。

・先生になったら子ども達に防災の大切さを伝えたい

・津波の高さがとても大きいことがわかり、想像以上に怖いものだと学んだ

・これから生まれてくる子どもたちに伝えることは大切だと感じた

・人によって復興の在り方が違うことを学んだ

 

 

私がこのプロジェクトを立ち上げたきっかけは大きく2つあります。

一つ目は、子どもの命を守ることができる教員になってもらいたいからです。半年前、私は、宮城県石巻市立大川小学校で当時6年生だった息子さんが亡くした方の語り部をお聞きしました。

 

大川小学校では、74人の児童が死亡あるいは行方不明となり、教師も10人が亡くなりました。奇跡的に助かった児童は4名しかいません。教師がいて、学校の管理の下でこんなにも大きな被害を出したところは他にはありません。安心して預けられるはずの学校で、助けられたはずの命が助けられなかった場所となっています。

 

その方のお話の中に「原爆ドームが平和の象徴であれば、大川小学校は学校防災の象徴である。この大川小学校で起こったことを多くの人に知ってもらいたい、いじめや自殺が多いこの社会を変えてもらいたい」という言葉がありました。

 

その時、私はこの言葉にとても感銘を受け、自分のように教員を目指している学生を全国からたくさん呼び、経験された方の声に耳を傾け、東日本大震災についてもう一度考えてほしいと思いました。

 

二つ目は、被災地の風化の防止です。私は8年間、被災地でのボランティア活動を行っていますが、いつも課題となっているのが被災地の風化です。これまで、全国各地での講演をしたり、SNS上で被災地の現状伝える活動を行ってきましたが、この活動が次の世代につながるという確証が持てませんでした。風化すれば、また同じ悲劇が起きてしまいます。

 

そこで、子どもに身近な存在である教師が、次の世代に東日本大震災で実際に起きたことや正しい防災知識を日々の学校生活の中で継続的に伝えていくことで、将来、日本で生きていく子どもたちに語り継いでいけるのではないかと考えました。
 

被災地でとった写真

 

 

見て、体験して、肌で感じる。
自身と教育の新たな一歩を考える。


皆さまからいただいた支援で、全国の教師を目指す学生50人で3泊4日の研修会を行います。

南三陸町を拠点とし、宮城県石巻市・南三陸町・気仙沼市、岩手県陸前高田市を訪問し、1日の活動の最後には、参加者全員で今の私たちにできることは何か、考える時間を設けたり、全国各地の学生と交流したりする活動を予定しています。

 

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スタディーツアー中のMTG風景

▫︎具体的なプロジェクト内容
①語り部プログラム(大川小学校、南三陸町、陸前高田市の語り部に参加)
②ボランティア活動(石巻市、南三陸町、気仙沼市にてボランティア活動)
③体験プログラム(南三陸町、気仙沼市の地元の素材を活かした体験活動)
④災害遺構見学(各被災地にて)
⑥ディスカッション(学校の先生として何ができるかを話し合う)
⑦シェアリング(被災地で感じたことをシェアし合う)
⑧交流会(同じ想いを持つ学生同士の交流)

 

▫︎具体的な費用
宿泊費:約100万円(1人2万円×50人)
大型バス費:約70万円(被災地区間以外は自己負担)
研修費用:約10万円
時間のある学生が参加しやすいようになるべく参加費用の負担を減らしたいと思っています。

 

▫︎スケジュール

2020年3月8日~3月11日

 

▫︎主な活動内容
【語り部】
南三陸町 南三陸町観光協会
石巻市 小さな命の意味を考える会
石巻市 大川伝承の会
気仙沼市 気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館
陸前高田市 三陸DMOセンター

 

【ボランティア】
石巻市 三陸復興観光コンシェルジェセンター
南三陸町 南三陸応縁団

 

【体験プログラム】
南三陸町 南三陸復興ダコの会
気仙沼市 ともしびプロジェクト

 

【災害遺構見学】
気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館
陸前高田市 東日本大震災津波伝承館

 

【宿泊】
南三陸町 南三陸まなびの里いりやど

 

 

 

 

命を守れる子どもを育てる。
先生の想いが子どもの命を守り、成長させる。

 

このスタディーツアーを通して、以下のような素質を持つ学生を増やしたいと思っています。

 

▫︎命の大切さ

・命を重く受け止められる学生
・大切な子どもを預かっているという責任感がもてる学生
・災害に対して臨機応変に対応し行動できる学生
 

▫︎防災教育
・防災訓練の大切さを伝えられる学生
・災害時に自分の身を守れる子どもを育成できる学生
・災害に関する正しい知識を持っている学生

▫︎風化
・災害を風化させず、子どもに語り継ぐ学生
・被災地とのつながりがもてる学生
・被災地を支援し続けられる学生

私が教師となった際には、勉強や学校生活はもちろん、子どもを1番近くで見守っているという責任感をしっかりと持ち、子どもの命を守れる知識、判断、そして行動力を身につけ、子ども自身も自分で命を守れる子どもを育成できる教師でありたいと思います!

 

子どもを守る責任感を持ち、防災知識や判断力のある、命を守れる子どもを育てられる教師を一人でも増やしていくために、ぜひプロジェクトの応援をよろしくお願いいたします。
 

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小学生の前で講演を行いました。

 


本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

私は2011年東日本大震災のボランティア活動をきっかけに小学校の先生を目指しています。そして2019年の3月に74名の児童が亡くなったという大川小学校へ行き、当時6年生の息子を亡くした方の語り部を聞きました。 教師として ①大切な子どもの命を預かっているという責任感をもつこと ②災害に関する正しい知識と判断力を身につけること ③自分の身をしっかり守れる子どもを育成すること が大切だと強く感じました。 原爆ドームが「平和の象徴」であれば、大川小学校は「防災教育の象徴」である。 教師を目指す学生に、この大川小学校を実際に見てもらいたい。そして話を聞いて、学び、考えてもらいたい。もうこのような悲劇がないように子どもの命守り、明るい子どもの未来をつくってほしい。 そのために私は『被災地から学ぶ子どもの未来プロジェクト』を立ち上げます!!

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リターン

3,000


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お気軽ご支援コース

・感謝状

※複数口でご支援いただけます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

10,000


alt

活動報告書のご送付

・感謝状
・活動報告書
・活動報告書にお名前掲載(ご希望者のみ)

※複数口でご支援いただけます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

30,000


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活動報告会にご招待

・感謝状
・活動報告書
・活動報告書にお名前掲載
・活動報告会にご招待
※2020年3月中に実施いたします。
※場所、日程について詳細はクラウドファンディング終了後に改めてご連絡いたします。
※複数口でご支援いただけます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

50,000


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スタディーツアーへのご参加

・感謝状
・活動報告書
・活動報告書にお名前掲載
・当スタディーツアーへの参加
※詳細はクラウドファンディング終了後に改めてご連絡いたします。
※複数口でご支援いただけます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

100,000


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代表による被災地の個別案内(日程を合わせます)

・感謝状
・活動報告書
・活動報告書にお名前掲載
・当スタディーツアーへの参加
・代表による被災地の個別案内(日程を合わせます)
※現地集合でお願いいたします。
※個別案内に関する場所、日程について詳細はクラウドファンディング終了後に改めてご連絡いたします。
※複数口でご支援いただけます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

プロフィール

私は2011年東日本大震災のボランティア活動をきっかけに小学校の先生を目指しています。そして2019年の3月に74名の児童が亡くなったという大川小学校へ行き、当時6年生の息子を亡くした方の語り部を聞きました。 教師として ①大切な子どもの命を預かっているという責任感をもつこと ②災害に関する正しい知識と判断力を身につけること ③自分の身をしっかり守れる子どもを育成すること が大切だと強く感じました。 原爆ドームが「平和の象徴」であれば、大川小学校は「防災教育の象徴」である。 教師を目指す学生に、この大川小学校を実際に見てもらいたい。そして話を聞いて、学び、考えてもらいたい。もうこのような悲劇がないように子どもの命守り、明るい子どもの未来をつくってほしい。 そのために私は『被災地から学ぶ子どもの未来プロジェクト』を立ち上げます!!

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