支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 36人
- 募集終了日
- 2014年12月7日
イベント&オンラインでセカンドキャリアに悩む女性へ学びと出会いを!
#起業・スタートアップ
- 現在
- 213,000円
- 支援者
- 32人
- 残り
- 24日
山口朝鮮初中級学校を支援! ーつないでいこう未来へー
#地域文化
- 総計
- 48人
ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!
#国際協力
- 総計
- 95人
アフリカの農家と二人三脚でつくる理想の干しいも、本格輸出へ挑戦!
#国際協力
- 現在
- 1,336,000円
- 支援者
- 69人
- 残り
- 36日
月500円から生きるために働く子どもの夢を守る!
#子ども・教育
- 総計
- 40人
PEERパートナー:スポーツを通じた障害者の社会参加を応援する!
#国際協力
- 総計
- 23人
世界の女の子が「生理」でも笑顔で暮らせる環境をつくりたい
#子ども・教育
- 総計
- 33人
プロジェクト本文
東ティモールの農村部の人びとに、生活に役立つ情報を届けたい!
こんにちは!ケア・インターナショナル ジャパンの徳 恵利子です。CAREはこの世界から貧困をなくすため、世界80カ国以上で活動している団体ですが、私はCARE日本事務局のマーケティング部で途上国の人びとと日本の支援者をつなぐため、日々活動しています。今回は、 情報から隔絶された東ティモール農村部に住む人びとに、生きる知恵と情報が地元の言語でイラストとともに紹介された学習雑誌「ラファエック」をより多くの人に届けるため、READYFORでの資金調達にチャレンジしています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
(LAFAEKが届きました。笑顔いっぱいです)
「アジアでいちばん新しい国」東ティモール
私はCAREに入職する前、2001年から2007年まで、ある国際協力団体から東ティモール駐在員として派遣され、現地のNGOやコミュニティ団体とともに共同体開発事業や識字教育事業に携わりました。東ティモールは当時、独立が決定した後の暴力行為によって国土の90%が破壊され、経済的にも「アジアの最貧国」と言われるほど、人びとは困難な生活を強いられていました。
(農村の人びとはみんな大家族。畑を耕しながら生活しています)
どんな状況下でも、明るく優しくたくましい東ティモールの人々
そんな状況であっても、私が出会った東ティモールの人びとは明るく、優しくたくましい人たちばかりでした。またその頃の東ティモールは何世紀にもわたる外国支配から開放され、いつも誰かに支配されていた人びとは漸く自分たちの未来を自分たちでコントロールできる喜びがあふれていました。私は駐在一年目にしてすでに、東ティモールが大好きになりました。
(東ティモールの人びとにとって何よりも大事な家族)
自由を手にした東ティモールですが、農村部では情報が不足しています。
しかし、これまで誰かの指示や命令に従って生きてきた人びとは、自分の責任の下で物事を決定することに躊躇し、戸惑っているようでした。現地のNGOで活動していた東ティモール人友人は当時、『本当の意味で東ティモールが「解放」されるためには、人びとが多様な情報を得て学習し、多角的な知識や見方を養うこと、自信を持つことが必要なんだ』と言っていました。
情報を得ようにも当時は、東ティモールで入手できる書籍/雑誌がインドネシア語、英語、ポルトガル語のみで、国民の90%が話し理解する、テトゥン語の読みものは首都ディリのみで販売されている新聞と、聖書だけでした。
(東ティモールの新聞 ティモールポスト)
テトゥン語の学習雑誌「ラファエック」を発行しています。
CAREは、東ティモールの人びとが真の意味での独立=自立を勝ち取るため、人びとが自ら学習能力を高めること、生活に役立つ知恵を身につけることを目的として、独立前の2000年から、テトゥン語で編集された学習雑誌「ラファエック」を発行し、農村部に住む人びと、子どもたちに届けています。2001年から現地にいた私も、子どもたちと一緒に「ラファエック」を読んでテトゥン語や東ティモールの文化を学んでいました。
「ラファエック」の素晴らしさを感覚的に知っている私がいま、CAREのスタッフとして「ラファエック」の普及に携わっていることも、大きな意味があると思っています。
(子どもたちもラファエックが大好き!)
(現在、「ラファエック」には子ども用と大人用があり、それぞれ内容が違います。)
子どもから大人まで、ラファエックが大好きです。
国民の90%以上が理解するテトゥン語で、生きていくために必要な実践的な情報が入手できること、ラファエックのデザインや編集はCAREの東ティモール人スタッフが手がけていて、人びとが必要としている情報だけを掲載していること。親しみやすい絵と、人びとにとって神聖な生き物である「ワニ=ラファエック」のマスコットが、人気の理由でしょう。
(大人も真剣に、すみずみまで目を通します。)
ラファエックを読むのを毎回楽しみにしています。
ラファエックを受け取ったエガス・ゴメスくんに、お話を聴きました。
「僕の名前はエガス・ゴメスです。小学校5年生です。ラファエックを読むのを毎回楽しみにしています。ラファエックの中で一番好きなのはお話(物語)です。学校や家でラファエック使っていろいろと勉強しています。遊ぶのが好きだけど、学校で勉強することの方が好きです。学校の授業で一番好きな教科は算数です。今熱中しているスポーツはサッカーで、毎日友達とサッカーしています。たくさん勉強して将来は政府高官になりたいです。」
(ラファエックを受け取ったエガス・ゴメスくん)
「ラファエック」をより多くの人に届けるために
大人も、子どもも、学校でも。多くの人に必要とされている「ラファエック」をいつか、すべての東ティモール人に届けたい!そんな思いで、CAREはラファエックの配布地域を少しずつ拡大しながら、事業を継続してきました。今年は配布範囲を世帯ごとの配布の他、ローカルパートナーや成人向け識字教室など、配布範囲を拡大し約35,000冊の「ラファエック」を人びとに届けるため全体で6,234,580円の支援を必要としています。
READYFOR?では、リキサ県バザールテテ郡ウルメラ村と、リキサ郡ダト村の人びとに1,686冊のラファエックを届けるためのご支援をみなさまに呼びかけたいと思います。1,686冊の制作、印刷、配布費用やワークショップに係る費用、通信費などに合計40万円が必要です!
≪どうか、皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか?≫
(ラファエックに掲載された記事(有機殺虫剤のつくり方)の講習会)
「真の独立」のために
ウルメラ村とダト村はどちらも、住民の多くが自給的農家で現金収入はほとんどなく、就学率の低さや衛生的な水へのアクセスの悪さなど様々な課題に直面しています。
そんな困難な状況でも人びとが
情報を得て
↓
知識や能力の幅を拡げ
↓
自信を獲得し
↓
自らの未来を自らの手で築く一歩を踏み出す
そんな東ティモールの人びとの「真の独立」のプロセスを一緒にサポートしてください!皆でチカラを合わせて、ウルメラ村とダト村の人びとの笑顔に出会いたいと思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
(ウルメラ村で塩づくりをして生計をたてているドミンガスさん)
私たちもこのプロジェクトを応援しています!
(駐日東ティモール共和国大使 イジリオ・アントニオ・デ・ファティマ・コエーリョ・ダ・シルヴァ閣下)
メッセージ
CAREが2000年から東ティモール農村部の人たちに発行・配布している学習雑誌「ラファエック」は彼/彼女らの生活に良い効果をもたらしています。
テトゥン語は東ティモールの公用語の一つであるにもかかわらず、テトゥン語で書かれている書物がほとんどないため、「ラファエック」は東ティモールの人たちが生きる上で大切な知識を習得することのできる貴重な情報源となっています。
このようなことから、東ティモールの政府も「ラファエック」の効果を認め、サポートしています。
より多くの人に「ラファエック」を届けるために、「CAREスマイルギフトキャンペーン2014」への温かいご支援をよろしくお願いします。
****
LAFAEK, an educational magazine which has been published and distributed by CARE since 2000 has brought positive impacts in the life of the people in Timor-Leste. Since the country has books, rarely written in Tetum (one of the two official languages in Timor-Leste), LAFAEK is a valuable source of information for both adults and children to acquire essential life skills. Timor-Leste recognizes such positive impacts and supports this magazine. In order to provide LAFAEK to as many people as possible in Timor-Leste, I would like to welcome your kind and warm support to the “CARE Smile Gift Campaign 2014” which will publish new LAFAEK to distribute them to people in Timor-Leste.
I thank you in advance,
ISILIO COELHO, Ambassador of Timor-Leste to Japan
(国際教育関連会社理事 田中葉月氏。CARE東ティモール ラファエック事業担当者と)
メッセージ
私たち日本人にとっては当たり前とも言える文字の読み書き。私たちはこの力により日々学びの世界を広げています。しかし、世界には文字の読み書きを学ばずに大人になる人々を多く持つ国がまだまだあるのが現実。そんな国の一つが東ティモール。東ティモールはとっても平和で美しい国ですが、その一方で教育システムの遅れにより生まれる教育格差やその教育格差から生まれる貧富の差が問題となっている国でもあります。
文字を学ぶことでどこまでもどこまでも広がる素晴らしい学びの世界。そんな素敵な学びの世界を少しでも多くの東ティモールの人々にプレゼントできたら、きっと私たちの世界はもっとつながり、学びはふくらみ、そして沢山の笑顔につながるのではないかと思います。
今年もスマイルギフトキャンペーンへの多くの皆様のご協力により、東ティモールの子どもたちに沢山の笑顔が生まれ、そしてそこから更なる学びにつながることを心より願っております!
引換券について
・子どもたちの写真入りカード
・東ティモールコーヒー
・CAREスマイルギフトオリジナルステッカー
・東ティモール伝統織物「タイス」の小物
・東ティモール現地視察参加権
(現地の様子)
・お好きな写真でラベルを作成してパックに貼付した、世界でひとつだけの東ティモールコーヒー
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プロフィール
ケア・インターナショナル ジャパン マーケティング部スタッフ。 奈良県出身ですが、7年間駐在していた東ティモールは第二の故郷です。
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リターン
3,000円
A:子どもたちの写真入りカード郵送
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
Aに加えて、
B:東ティモールコーヒー
C:CAREスマイルギフトオリジナルステッカー
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
A~Cに加えて、
D:東ティモール伝統織物「タイス」の小物
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 15
100,000円
A~Dに加えて、
E:東ティモール現地視察参加権
(2015年1月か2月ごろ、一週間程度)
F:世界でひとつだけの東ティモールコーヒー
(お好きな写真でラベルを作成し、パックに貼ってお届けします!)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 2
プロフィール
ケア・インターナショナル ジャパン マーケティング部スタッフ。 奈良県出身ですが、7年間駐在していた東ティモールは第二の故郷です。