プロジェクト概要

馬は愛玩動物ではなく、経済動物と呼ばれ、一般的に彼らの生存は、彼らが産み出す経済価値にかかっていると言われています。


では、身体の故障や 高齢が理由で乗用馬として働けなくなり、「経済行為」から外れてしまった馬たちをどうすればいいのか。苦しいけれど、これは乗馬クラブが避けては通れない課題です。そして私の場合、彼らを最期まで飼う道を選びました。

 

乗用馬として働けなくなった老齢馬の
余生を支えていく仕組みを作りたい!

 

はじめまして、千葉県富里市で乗馬クラブ【ファーム・クラインガルテン】を運営している住川永見子と申します。13年前の春にクラブを開業し、これまで多くの方が楽しく馬と触れあうためのお手伝いをしてまいりました。

 

そして今回、ファーム・クラインガルテンの会員さま、この活動を支えてくださる皆さまから多々励ましを頂き、養老馬の飼養のための仕組みを作るためのプロジェクトを立ち上げました。

 

「養老馬が生産する馬糞を運び、その運搬費(送料)をいただきながら、養老馬の飼養費にあてていく」というものです。このクラウドファンディングでは、皆様からご支援を頂いて、馬糞を運ぶ四輪駆動のダンプの軽トラックを購入します。クラブには馬が8頭おり、1〜2日でトラック1台分の馬糞が出ます。

 

彼らが日々生産する馬糞を有効に活用して、彼らの余生を支えたいと思っています。馬の命を最後まで全うさせるため、応援・ご支援をお願いいたします!

 

 
養老馬の飼養に悩んでいた時、
背中を押してくれたのはクラブに来てくださる方たちでした。

 

冒頭にも書いていますが、高齢や身体の故障で人を乗せることができなくなった乗用馬は処分せざるを得ません。

 

そんな中、去年の秋に印象的な出来事がありました。非常に珍しいことですが馬の母娘が、6年ぶりに再会したのです。2頭とも競走馬だったのですが、母馬は処分されそうだったところをファンの方に運良く助けられ、その後様々な偶然が重なって2頭は再会を果たしました。今、クラブで一緒に暮らしています。

 

実際に再開した母娘は今一緒に暮らしています。

 

サラブレッドは、長いと30年以上生きることもあります。彼らの多くは競走馬の生産牧場で生まれ、競走馬を引退した後は、運が良ければ乗用馬として余生を送ります。長生きすれば、20年以上も乗馬クラブで過ごすのですが、その間、クラブからクラブへと移動することは珍しくありません。

 

そのため、馬はこれまで出会った人の想いを乗せて生きています。今は所有上私の馬ではあっても、同時にこれまでその馬に関わってくださった皆様の馬なのです。馬と人とのつながり、馬と馬とのつながりを断ち切らず馬の命を最後までまっとうさせたい、そんな思いにかられます。

 

しかし、養老馬の飼養にはお金も時間も労力もかかります。これまでは正直、養老馬を処分できずにいることに、後ろめたさもありました。彼らにかけるお金・時間・労力を、お客様や健康な馬たちやクラブの設備に回すべきではないのか、という葛藤がありました。やりたいなら、人に頼らず自分でやるべきだと思い、抱え込んできました。

 

でもある日、こっそりとクラブのテーブルの上にお客様の手作りの「募金箱」が置かれているのに気づきました。

 

養老馬のための募金箱でした。「ああ、お客さんが賛同してくださっている。飼養を続けていいんだ。」その行動に背中を押されました。そして、昨年からはオリジナルのカレンダーを販売し、売り上げの一部を養老馬の飼養にあてる活動を始めました。

 

実際の募金箱です

 

 

 
皆様から頂いたご支援で
馬糞を運ぶトラックを購入します。

 

今回は皆様からいただいたご支援で、馬糞を運ぶ「新車の四輪駆動のダンプの軽トラック」の購入を行います。
 
プロの農家さんや趣味で家庭菜園を楽しむ方からも、馬糞は「土壌改良剤」として高く評価されています。乗馬クラブの周りには農家さんがたくさんあり、また市民農園で野菜を作っている方もたくさんおられます。運搬方法さえあれば、需要がある環境です。


このトラックで馬糞を運び、運搬費(送料)を養老馬の飼養費にあてていきます。クラブには馬が8頭おり、1〜2日でトラック1台分の馬糞が出ます。彼らが日々生産する馬糞を有効に活用して彼らの余生を支えたいと思っています。

 
 また、今回新車の購入を行うのには2つの理由があります。

1)クラウドファンディングの性質上、成立するまで購入ができない

 

実は、最初は中古車での購入を検討していました。一般的に、中古の軽トラックであれば数十万円から購入が可能です。確実に購入するのであれば、見積もりをいただいてから購入までの間に売らずにとっておいてもらうことも可能なのですが、今回は、「プロジェクトが成立すれば購入する」という条件付きです。中古車で探し、見積もりをもらうことはできますがプロジェクト成立時にその車が残っている保障はありません。

 

2)良い状態の中古車が出にくいということ

 

業者さんへのヒアリングの結果、四駆のダンプの軽トラでは「良い状態の中古車は、なかなか出ない」ということでした。出るのを待つこともできますが、いつ出会えるかわからない中、このプロジェクトを先延ばしにすることはできませんでした。また、成立後は購入できたから終わりではなく、養老馬の飼養システムの構築がようやくスタートするのです。皆様のご支援により入手したトラックがすぐに故障してしまったら本末転倒です。そのように考えた結果、中古車で探すことは諦め、新車に致しました。

 
 

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この取り組みが広がり
たくさんの馬が最後まで人生を全うできますように。


今までクラインガルテンでは、クラブの馬が亡くなったり新しく馬が入ってきたときにはクラブのブログでお知らせしてきました。会員さま向けのお知らせのつもりだったのですが、そのブログを見て、時折、お会いしたこともない方からもメールを頂戴することもあります。

 

「最期まで見てくれてありがとう」「今後ともよろしくお願いします」

 

クラインガルテンにやって来るまでの歳月に、その馬に関わった方々がたくさんいらっしゃるんだということ、そして、自分の手元を離れたあともずっと想いを寄せて気にかけていらっしゃる方が多くいることに気付かされます。

 

養老馬の飼養には後ろめたさもありましたが、このように馬と人の繋がりを日々見ていると、彼らの命をなんとか最後まで支えてあげたいと思うのです。そして、多くの方がこの活動に背中を押してくださる今、養老馬の飼養のための仕組みを作りに挑戦します。

 

もしかすると、同じように悩んでいる同業者の方もまたおられるのではないのかと思います。馬糞の運搬で養老馬の生活費をまかなえるのならば、やってみようという方もいるかも知れない。他にもアイデアが色々出てくるかも知れない。今回のプロジェクトには、そういう期待も込めています。

 

初めての取り組みですが、どうかみなさまご協力をお願いいたします!

 

 

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リターンについて

 

今回ご支援いただいた皆様には、クラブのオリジナルグッズや引き馬体験チケットなどをご用意しております。また、家庭菜園をされる方、農家をされている方向けに、馬糞の堆肥をお届けするリターンも用意しております。
 
馬と、ボディランゲージを使って会話ができるのをご存知ですか?馬のささやかな仕草から読み取れる感情や、馬の心理をご説明します。そしてどうやったら彼らに私たちの要求を伝えられるのか、についても。地上で彼らとの対話を楽しんでみてください。きっと馬について新しい発見が色々あるはずです。日頃から乗馬を楽しんでいる方も、そして馬に触るのは初めて!という方も歓迎です。

 

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