支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 619人
- 募集終了日
- 2022年6月30日
一般譲渡ができない犬猫たちにもしあわせになってもらうために
#動物
- 現在
- 11,937,000円
- 支援者
- 837人
- 残り
- 6日
【継続支援のお願い】高齢、障がいの保護犬が穏やかに過ごせますように
#動物
- 総計
- 181人
CAPINサポーター募集中!保護動物たちに幸せな未来を
#子ども・教育
- 総計
- 56人
青い鳥サポーター募集中〜殺処分ゼロを守り抜くためのご支援を〜
#動物
- 総計
- 63人
にゃんこのしっぽサポーター募集★石垣島の捨てられた猫たちに治療を!
#動物
- 総計
- 114人
プロジェクト本文
終了報告を読む
達成のお礼とネクストゴールの挑戦
5月16日に始まった最初で最後の最大の挑戦!!
『見捨てられてしまう犬たちを救いたい!犬たちの幸せの為に、いま、私たちにできること~』
6月20日に、第一目標の1000万円を達成することができました!
長崎のみなさん、そして全国のみなさんに応援していただき、支えられていること、一緒に愛の輪が大きく広がって目標達成を目指して一丸となってこれたこと、そしていま、目標達成できたことをみなさんと喜べることがとても嬉しいです!まず、ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
本プロジェクトも、残り9日になりました。
最後まで、私たちは諦めず保護した仔たちのために走り続けます。
最終日である6/30(木)までに、ネクストゴール『1500万円』目指します!!!
【ネクストゴールまでの資金の内訳】
・駐車場整備
・先々にかかる医療費や維持費
・その他諸経費、クラウドファンディングサポート手数料
ティアハイムセカンドは、今後譲渡会やイベントなど、多くの方をお招きする活動の拠点にもしていく予定です。その際、多くの方々に安全に来ていただくために、駐車場の整備・整地を優先的に進めていく必要があります。
また、現在保護している仔たちやこれから保護が必要となる仔たちに安心して健やかに過ごしてもらうためにも、医療費や維持費は継続的にたくさんの資金が必要となります。こうした活動費の一部だけでもお力を貸していただければ大変ありがたく、ご理解を賜れますと幸いです。
6月30日まで、引き続きご支援・拡散・応援よろしくお願いします。
追記:2022/6/21
長崎ライフオブアニマル一同
長崎Life of Animal
代表からのごあいさつ
はじめまして、長崎Life of Animal代表の木村愛子と申します。
長崎Life of Animalは、私・木村愛子、木村俊介、副代表小玉志穂と共に立ち上がり、2009年12月よりボランティア活動が始まりました。
まずは、自分たちの住んでいる地域から犬の殺処分ゼロをという目標を掲げ、歩みはじめました。
活動を始めた当初、殺処分されてしまう犬たちみんなを救うことができず、悔し涙を流しながらも活動を続け、2013年には長崎市でようやく殺処分ゼロを成し遂げられました。以来、現在まで歩み続け、殺処分ゼロを継続することができています。
2014年4月に第1保護施設「ティアハイム」ができてからも、これまでたくさんの生命に手を差し伸べてきました。
しかし、活動を続ける中、行き場を失いそうになる仔が後を絶たない現実を目の当たりにしてきました。
特にコロナ禍になってからは、自宅で過ごす人も急激に増え、ペットバブルと呼ばれるくらい、ペットの需要は一気に高まりました。一方で、「ペットを衝動買い」されるケースがさらに浮き彫りになってきました。
「ペットの衝動買い」が、
どういう結果をもたらすのか?
家族に迎えたはずの命であっても、簡単に迎え入れることを決断してしまった結果、衝動買いした命を見放すことも簡単に考えてしまう、悲しい現実に繋がってしまいます。この負のスパイラルを変えていかなければ、不幸な命は減ることはないと強く感じています。
目の前の命を救うだけでは限界がある。
そこには、やはり世間一般の方に向けてのペットに対する意識改革、向上していける啓発の場も本当に大事です。このような現状を直視して、現在のティアハイムだけでは、保護、啓発の場、何をしていくにも限界があると常に感じていました。
そんなことを考えていた時、ティアハイムセカンドの構想が浮かぶ素敵な場所に出会いました。
さまざまな構想を重ねる中で、この場所ならば更に動物達の幸せの場所になるのではないか。目の前の命を救い、幸せになってもらうだけではなく、負のスパイラルを変えるという「第2の夢」を叶えられるのではないかと思い、本当に本当に苦渋の決断ながらも、年齢的にも最初で最後になるであろう莫大な決断をし、ティアハイムセカンドの立ち上げに挑戦することにしました。
私達のような民間ボランティア、小さなteamだとしても、みんなそれぞれが本気で向き合う。その気持ちは、他にはない最大の強みだと思っています。
長崎市精霊流し
土地・建物に関してはあわせると6千万円を超える高額となりましたが、なんとか工面することができましたが、犬たちの日々の暮らしが穏やかに過ごせるような設備と脱走防止など考慮した外構工事にも高額な資金が必要となってきます。
しかし、犬たちの安全・安心のためにはしっかりとした環境作りは必要不可欠です。
厳しい戦いにはなるとは思いますが、犬たちの幸せの場所、犬たちの光り輝く未来に向けて、最高の場所にできるよう、皆様からの応援、どうぞ宜しくお願いします!!
■代表プロフィール
1977年5月12日生まれ 長崎市出身
2009年 動物愛護ボランティア団体「長崎Life of Animal」立ち上げ
■受賞歴・ 活動実績
◎長崎市市民活 動表彰
(2015年.2017年大賞受賞)
◎長崎県活動奨励賞受賞
◎いのちの授業講師
◎長崎県動物愛護推進員
ご支援で実現したいこと
ティアハイムができてから多くの生命を救うことができていますが、身勝手な人により、飼育放棄されてしまう犬たち、行き場を失う犬たちが後を絶ちません。
しかし、長崎市では、犬の保護活動をしている団体が少なく、飼育放棄となる保護犬たちは中型犬が多く里親が見つかりにくいため、ティアハイム(第1保護施設)だけでは、保護が追いつかないほど行き場を失う犬たちが多い状況です。
そこで、より多くの犬たちの命を救うべく、ティアハイムセカンドが必要だと感じ、この度決意しました。
ティアハイムセカンドへの挑戦にあたり、場所の物件探しは大変難航しました。
940坪の土地に関しては、
31,678,896円もの莫大な費用がかかり、契約するまでにも大変な苦労を乗り越えて所有することができました。
この土地に決断した理由は、長崎の土地柄、坂の町、密集地の町、広大な土地がないために、全国的に見ても価格がとても高額な状況があります。
それでも検討に2年以上をかけ、かかりつけの動物病院が近いことや近隣の住民へ迷惑がかからない場所であること、そして災害時などに緊急避難場所にできる場所を考慮し、犬たちを思い、安心して穏やかに過ごせるよう、この土地の購入を決断しました。
建物の計画には、犬たちが安心で安全な生活が出来るよう、試行錯誤しながら、何度も何度も話し合いを重ね、かなりの時間を費やし、資金面でも、3000万円以上となる予定です。
しかし、こうした土地・建物を所有するまでの費用だけで精一杯で、犬たちが穏やかに過ごせるための場所作りや脱走防止など考慮した設備を充実させるための費用を捻出することが大変厳しく、この度クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
長崎Life of Animalで保護している仔たちの中には、例えば多頭飼育崩壊で人とふれあわない環境から保護した経緯により人に慣れていなかったり、なんらかの事情を抱えて音に敏感で怯えやすかったりして、パニックになりやすい仔たちも多いです。お外が怖くてお散歩ができない仔たちもいます。
そのため、パニックになった仔たちが脱走しないように、しっかりと外構工事を進める必要があります。お散歩ができない仔たちのために大きなドッグランを整備してあげることも計画しており、940坪の土地に対してこれらの外構工事を進めるためには、高額な資金が必要になります。
また、ティアハイムセカンドの設置場所は啓発活動や譲渡会開催を予定しているので、多くの方々に気軽に来ていただくため、わかりやすい場所であることだけではなく、駐車場の確保は必須だと考え、この広大な土地に決定しました。
長崎Life of Animalは、みなさんからの善意の募金で活動を続けています。
ティアハイム(第1保護施設)で暮らす終生保護の犬たちの費用・医療費や、長崎市動物愛護管理センターの収容犬たちの医療費など、そして一般サポートの犬たちの環境整備費や医療費などにも莫大な活動費が必要となっています。
今回ティアハイムセカンドにチャレンジするにあたり犬たちが快適に過ごすために莫大な資金が必要となっている中ですが、コロナ禍で譲渡会開催中止や街頭啓発募金活動を設けることができず、募金額が減少していることも、クラウドファンディングの挑戦を決意した理由の一つです。
●いただいたご支援で進めること
・外構工事
・脱走防止のフェンス強化(高さ180cm / 忍びフェンス)
・脱走防止の二重ゲート設置
※達成金額✕クラウドファンディング手数料(17%)+消費税は差し引かれます。
※来年度発生見込みの税金等の諸費用も、今後必要となってまいります。
※総工費は7,000万円を超える見込みです。その一部だけでもご支援いただければ大変ありがたく、何卒ご理解いただければ幸いです。
※完成時期はこれから梅雨時期でもあり、コロナ禍で資材調達が滞る事から、大幅に遅れる可能性があります。
※目標を超えていただいたご支援については、ティアハイムセカンドの今後の医療費、維持費へも充てさせていただきます。
ティアハイムセカンドの目指したい姿
1:保護犬たちが、安心して伸び伸びと、穏やかに笑顔で生活していく場所
以下の、レスキューした子達のbefore・afterをご覧ください。『人』の犬に対する接し方だけで、犬たちは笑顔になれるのです。
2:ふれあい犬を通して、長崎の現状を知ってもらう啓発の場所
当会は一般の方々にも伝わりやすいようにイベントでは、パネルを使って伝えています。
ふれあい犬たちと一緒に『ペットの衝動買いストップ!』と声をあげ、生命を迎えることの責任と覚悟を呼びかけたり、ペットを飼ってる方々へ犬鑑札や迷子札の装着のお願い、適正飼育のお願いを伝えています。
3:新たなご家族とのご縁を繋ぐ場所
譲渡に向けて、ティアハイムセカンドで暮らすことで、人との暮らしに慣れてもらうだけではなく、譲渡後のアドバイスや注意点を明確にして、その仔がどのようなご家族や家庭環境にあっているのか観察することができます。
そして定期的に譲渡会を開催する場所にすることで、新たなご家族とのご縁を繋ぎます。
長崎Life of Animalの活動
わたしたちが活動をはじめた2009年当時、長崎県内では1年間に犬2,472頭、猫10,343頭(2008年度調査)が殺処分されていました。
温かいご家庭に迎えられ、家族の一員として迎えられる動物たちがいる一方で、毎年約30万頭もの犬や猫たちが全国の保健所に収容され、殺処分されていく現実があります。
なぜこのようなことが起こるのか。この悲しい現実をなくし、1頭でも多くの犬や猫などの動物たちが本当の家族と一緒に『幸せ』な生活を送り、天寿を全うすることができないだろうか……。
そんな想いで、ボランティア活動でできることは限られているけれど、これまで13年、精一杯向き合ってきました。行き場を失う犬たちが、後を絶たない現状を変えるため、啓発活動にもチカラを注いでいます。
動物虐待・ネグレクト、悪徳ブリーダーの存在、飼い主による飼育放棄、野犬問題、動物遺棄問題、高齢者とペット問題、身勝手な飼い主の存在……。『ヒト』によって振り回され、犠牲になる犬たちがいる一方で、救うために手を差し伸べられるのも『ヒト』です。
長崎Life of Animalは今の現状に満足することなく、たとえ地道な努力だとしても、より沢山の動物たちが幸せになるため、どんな状況の子たちでも諦めません!
詳細な活動内容
●保護活動
長崎Life of Animalでは、2014年4月にティアハイム(第1保護施設)の運営を開始しました。『犬たちの最後の砦』として、一般譲渡が厳しい犬たちを中心に保護活動を行っています。当会ティアハイムでは、人慣れしていない犬や重い疾患を抱えている犬、シニア犬、ふれあい犬を終生保護というかたちをとり、長崎Life of Animalの家族として現在50頭の保護犬たちと生活しています。
●啓発活動
啓発活動にも、チカラを入れています。長崎市内の犬たちの現状を知ってもらうとともに、里親になるという選択や適正飼育、終生飼育の重要性を広く知ってもらうための啓発活動を行っています。
『ストップ!ペットの衝動買い!!』
安易に安価で衝動的に犬を購入して、手に負えなくなり、飼育放棄となる事が後を絶ちません。犬を迎える前に、犬との暮らしに必要な覚悟を、飼う前に考えてもらうよう伝えています。また、不幸な生命を減らすために、避妊・去勢手術を呼びかけています。
●譲渡活動
さまざな理由により長崎市動物愛護管理センターに収容された犬たちが本当のご家族を見つけるために、譲渡会の定期開催、里親さん募集のポスター掲示、譲渡に向けた収容犬たちとのふれあいや里親さんが決定した際の譲渡サポートなどの活動を行っています。
定期的に長崎市行政と協力・連携して、譲渡会を開催しています。
当会は、『飼いたい犬と、飼える犬は違う』ということをスタンスにご家族構成や生活環境、住宅事情などを考慮しながら、ご家族にあったわんこを紹介させてもらってます。家庭環境などのアンケートに答えてもらった後、家庭訪問に伺わせていただき、トライアル期間を経て、正式譲渡手続きを行います。
本当に最期まで『いのち』に責任が持てるのかをしっかり考えてもらい、お互い納得が行くよう、話し合いを繰り返して譲渡に繋げています。
人だけが幸せでも、犬だけが幸せでもなく、共に幸せになるようなご縁を繋いでいます。正式譲渡後も、その仔の最期の瞬間まで長崎Life ofAnimalの卒業犬として、譲渡後の様子や悩みなど、ご連絡いただき、里親さんとも深い繋がりを持っています。
●ティアハイムでの終生保護
いろいろな事情で行き場を失ってしまった犬たちの中には、人慣れしていない犬や重い疾患を抱えている犬、高齢犬など、一般譲渡は厳しい犬たちを中心に『最後の砦』として保護活動を行っています。重篤な疾患を抱える仔は、できる限りの医療を受けて、ティアハイムで代表家族が寄り添い最期の瞬間まで一緒に過ごし、その仔の生き様と向き合い看取っています。
●長崎市動物愛護管理センターボランティア活動
長崎Life of Animalは行政と協力・連携し、長崎市動物愛護管理センターに収容された犬たち全頭のケアを行っています。
迷子になり、飼い主に探してもらえず、収容となった犬たちや、飼い主死亡や施設入居により飼育放棄となった収容犬たちの健康チェックを行います。特に、収容されてすぐは環境の変化から体調を崩す高齢犬も多く、迅速な対応が必要となるので、必要があれば動物病院へ搬送・治療します。こうした医療費は全頭、ほぼ当会が負担しています。
また、身勝手な飼い主に見捨てられた収容犬たちに、新しいご家族とのご縁を繋げるため、家庭犬として再出発できるよう、毎週月曜日と木曜日の2回、長崎市動物愛護管理センターへスタッフが行き、(必要があればそれ以外でも駆けつけています)センター職員と協力・連携して活動しています。
収容犬たちの健康チェックや爪切りの他、一般家庭では普通にできるブラッシングさえ、パニックになる収容犬もいます。そのような子たちには時間をかけ、少しずつブラシに慣れるように練習したり、お散歩をしたことがなくリードに慣れていない収容犬たちには、少しずつお散歩の練習をしています。
●一般サポート
長崎は坂や階段が多く、車が入らないような所に家が多く建ち並んでいることもあり、ご高齢の飼い主さんは散歩ができない、病院搬送ができないといった理由により、ネグレクト状態になっている犬たちが多く存在しています。また、近年、精神疾患を持つ飼い主さんからの相談も多く、散歩や環境設備、病院搬送やトリミングなど、サポートをしています。
飼い主さんに寄り添い、ボランティアで少しお手伝いすることで飼育放棄となってしまう犬たちを未然に防ぐため活動しています。
✔︎いのちの授業・長崎市市民活動表彰
犬を飼ったことがない、犬に興味がないという方々にも、長崎の動物たちの現状を知ってもらい、長崎県民としてそれぞれができることを伝える活動をしています。
小学校などでは『いのちの授業』として、飼育放棄や殺処分について多くの質問に答えたりすることでこどもたちが動物愛護に関心を持ってくれる機会になっています。
市民活動発表会では、違ったジャンルのボランティア活動をしている方々がそれぞれの活動を発表します。他の活動をされている方々が私たちの活動を知り、高く評価され大賞をいただきました。
今後の展望とメンバーからのメッセージ
ペットを取り巻く環境下で、私たちが暮らす長崎の現状を、これまで長きにわたり見てきて、本当にたくさんの仔たちが行き場を失いそうになっています。
現在のティアハイム(第1保護施設)だけでも色々な仔たちが暮らしています。しかしこのままでは、多くの行き場を失う仔たちを救うだけのキャパシティ・スペース確保は、また溢れてしまいます。そこでティアハイムセカンドの必要性を感じ、決意しました。
保護はもちろんですが、様々な啓発活動にも、チカラを入れています。
『ヒト』の意識・知識を変えていかないと、今以上に行き場を失う仔たちが増え続けます。
ティアハイムセカンドでは、犬のことを、知ってもらう場所にしていきたいです。良いところだけを取り上げるのではなく、ふれあい犬たちを通して、ペットを飼う覚悟や責任を伝えたいと思っています。
ペットを飼うためには継続的な費用も必須なこと、犬種それぞれの特徴など、いま飼われてる人、もしくはこれから飼おうかと検討している人、動物を飼うことはできないけれど、犬たちと接したい人などに向けても、ティアハイムセカンドは啓発・ふれあいの場所になると思います。
そして、もちろんご縁探しの場所として、譲渡会も開催します。
土地の確保(費用面)建物・設備・外構と莫大なプロジェクトになってくるとは思いますが、私たちが日頃から感じている、大事な『保護活動』『啓発活動』『譲渡活動』の3つを同時に叶えられる場所にティアハイムセカンドをつくっていきたいです。
|小玉志穂
(長崎Life of Animal副代表)
2009年12月、代表木村とともに、地元長崎市で動物愛護団体『長崎ライフオブアニマル』を立ち上げて13年、人間の都合に振り回されるたくさんの動物たちを目の当たりにしてきました。
救えたはずの命が、本当に目の前で殺処分に連れていかれたときの茫然自失、それからの激しく深い悲しみは、13年経っても忘れることはありません。『殺処分ゼロを目指して』始めた活動の中で、世の中には、生きながら地獄のような現実におかれている犬たちがいることを知りました。
すさまじい飢え、乾き、毛は硬い鎧となり糞尿にまみれ、共喰いされてからだの一部しか残っていない飼育現場もありました。レスキューして保護して譲渡しても、飼い主である人間がかわらないと、また悲惨な状況の犬たちが増えてしまいます。
私たちは長崎市において犬の殺処分ゼロを達成、継続し【保護、譲渡】そして、人間の意識をかえるための【啓発活動】を3つの柱として活動しています。避妊去勢手術をせずに複数頭飼い、産み増え続けて多頭飼育崩壊となるケースも少なくありません。また高齢者の入院などにより、行き場を失う犬猫たちは、まさに高齢者福祉と動物との社会問題でもあります。
命を手放すのは人間、しかし、手を差し伸べるのもまた人間であり、犬はひとのパートナーです。あなたのご支援が、ひとと動物たちの未来をかえるチカラにつながります。ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
|尾上 梢
(長崎Life of Animalボランティアスタッフ)
後を絶たない行き場を失ってしまう犬たちが、穏やかに安心して暮らせる暖かい空間を創り、人を信じることに臆病になってしまった犬たちが、日々の暮らしの中で少しずつ笑顔を見せてくれる姿を多くの方々にも感じてもらいたい。
そして、ふれあいイベントを行い、長崎市の犬たちの現状を知らない方々が、気軽に集まってお話ができる場所として、多くの方々に来ていただいて、生命の大切さを伝えたい。
さらに、定期的に譲渡会を行って、本当のご家族とのご縁を繋げる場所にしたい。
|北郷 優子
(長崎Life of Animalボランティアスタッフ)
人間の都合で捨てられてしまう沢山の犬達。現在、ティアハイム第一保護施設では、体調面や元野犬など一般家庭での管理やケアが難しい子達を代表一家が最後の砦の場として終生保護しています。ティアハイムセカンドでは譲渡会、触れ合い会の定期開催を行うことで私達が暮らす町での犬達がおかれる現状をより多くの方へ伝えていき、行き場を失った犬達の再出発の場所『最後の飼い主さん』に命のバトンを繋ぐ場所にしたい。
|池田 彩百合
(長崎Life of Animalボランティアスタッフ)
長崎Life of Animalの活動に参加するようになり、様々な境遇の犬と接する中で、地元長崎でも数多くの犬達が行き場を無くしている現状を身近に感じるようになりました。また、現在のティアハイムで代表達が昼夜問わずお世話をし看取りをしている姿を見て、関わった命に対する責任を果たすことの大切さを教わりました。
ティアハイムセカンドでは、新しい家族を待つ犬達がのびのびと生活できる場所になる予定です。プロジェクトが成功し、1匹でも多くの犬達が生涯幸せに暮らせるように活動していきたいです。
|森 惠子
(長崎Life of Animalボランティアスタッフ)
飼い主に見捨てられた犬、迷子になり飼い主に探してもらえなかった犬、多頭飼育崩壊現場からレスキューした犬など、行き場を失った犬たちのセカンドチャンスをつかむ場所を作りたいと願ってプロジェクトを立ち上げることに賛同しました。
里親希望の方には何度も足を運んでもらい、触れ合うことでお互い安心して迎えていただきたい、譲渡後も気軽に足を運んでいただき犬たちを遊ばせたり悩みを聞いたりできる場にしたい、触れ合いイベントを開催して犬たちへの理解を深めてもらえるような場にしたい……そんな場所にしていきたいと思っています。
|山本 由美子
(長崎Life of Animalボランティアスタッフ)
私たちはこれまで犬たちの命を第一に考え、老犬、難病を抱えていている犬、問題行動のある犬等、譲渡が難しいコたちを現在のティアハイムで、終生にわたってを目的に保護してきました。これから立ち上げたいセカンドでは里親希望者様、保護した犬たち両方に幸せになってほしいという願いから譲渡の可能性があるコたちを一般の家庭で暮らせるように室内に慣れさせ、昼間はドッグランで伸び伸びと過ごしてもらい、里親希望者様も気軽に会いに来れるようなふれあいの場を設け譲渡に繋がる譲渡会、ふれあい会もできる場所にしたいと思っています。今のティアハイムでは駐車スペースもなく、ゆっくり会いに来て触れ合ってもらうことが叶いません。幸せな家庭犬へと、里親様へと繋げられるセカンドハウスを目指して立ちあがろうと決意しております。応援、どうぞよろしくお願い致します!!!
応援メッセージのご紹介
|カエデさん
(猫ボランティアで里親さま)
私は猫ボラをしていて、猫班として長崎ライフオブアニマルさんの活動を近くで見てきました。結婚を機に、主人が犬と生活したいと言いました。我が家には猫が5匹いて、うち1匹は下半身不随です。そこで代表の木村さんに相談し、1匹の犬と出逢いました。
その仔は繁殖のためだけに生きてきた仔で、人から撫でてもらうことも名前を呼んでもらうこともなく、ご飯をお腹いっぱい食べることもなく狭いケージで不衛生な場所で生きてきた仔です。主人と、どんな病気があったとしても受け止める覚悟があるか話し合い、その仔を家族に迎えることにしました。名前は「にこ」と名付けました。これからたくさん笑顔でにこにこと生活できるようにと願いを込めて。でも、保護したときにはすでに身体のアチコチがボロボロの状態で、結局その仔は我が家に来る前に亡くなりました。
現在我が家には紬という名の犬がいます。にことの出逢いがあり、そしてたくさんの方がご縁をつむいでくれたおかげで助かった命です。心配していた猫たちとも、特に下半身不随の仔と一番仲良く、寒い日はストーブ前で一緒に暖をとっています。家族が増えて毎日がドタバタではありますが、この仔たちの存在にとても助けられ幸せな日々を過ごしています。
私は長崎ライフオブアニマルさんの『飼いたい犬と飼える犬は違う』という考え方はとても大事だと思っています。そのご家庭の皆さんと、そしてそこで生活する犬が幸せになるためにはとても大事で大切なことです。人だけが幸せではいけないし、犬だけが幸せでもいけない、ともに幸せになるためにを考えて活動されてます。そしてもう一つ長崎ライフオブアニマルさんの素晴らしいところは看取ることです。譲渡できる仔は譲渡しますが、病気などで譲渡が難しい仔の終生ホームとしての役割もあるため、できる限りの医療行為をした後は、病院ではなく保護施設で自分たちのそばで介護しながら最後の瞬間まで一緒に過ごす。保護した仔の生き様を、命と向き合い見届ける。どんな仔にも深い愛情をかけてくださいます。
動物管理センターに収容された仔たち、飼育放棄の現場、繁殖の道具として使われてきた仔たち、たくさんの現場を抱えていますが、代表の木村さんをはじめ、それぞれのメンバーが情報を共有しているためどんな相談もすぐに対応ができる団体です。たくさんの仔たちが生きられる場所を、笑顔になれる場所を、人と動物を繋ぐ場所としてティアハイムセカンドを達成するために応援したいと思います。どうぞたくさんの応援よろしくお願いします。
|クリさん(中村)
(福岡わんにゃんレスキューはぴねすさま)
私が長崎ライフオブアニマル代表、木村さんと出会ったのは2011年1月でした。
長崎市動物管理センターに収容されていた子犬を家族として迎えようと思い、連絡をとったのがきっかけでした。その時は、まだ私は今のような保護活動はしておらず、近所で拾った野良犬や野良猫の貰い手を探すくらいの程度でした。長崎市動物管理センターで、たくさんの収容犬を直接見て、各地保健所にもたくさんの犬が収容されていることを知りました。
長崎市を拠点として、人間の身勝手で捨てられる動物を減らすために、毎月街頭に立ち、飼い主のモラル向上のための啓蒙活動をしたり、行き場を失った犬たちの現状を多くの人に知ってもらうため、そして「安易にペットを迎えないで」と訴え続けていたり、センターに収容されている犬たちの精神面や健康面のケアー、里親探しと、その後のフォロー、個人飼育困難や、多頭飼育崩壊の壮絶な現場へも介入し、犬を保護するだけではなく、飼い主側の気持ちにも寄り添い耳を傾け、解決策を探していく。
そんな活動を見てきて、私はたくさんのことを彼女たちから学びました。
また、長崎ライフオブアニマルのティアハイムには、センターでは管理できないような重症な病気の犬や、噛みつきが激しく一般譲渡に向かないと判断された犬などが多く保護されています。その1匹、1匹に対しても治療、心のケアー、リードに慣れる練習など、きちんと対応していて保護犬だからと手を抜くことはありません。
長崎ライフオブアニマルは、決して命の選別をしない、どんな苦境に直面しようとも「無理」「仕方ない」などという言葉を絶対に吐かず、どんな命も諦めず、その時、その時で出来ることを探し全力でやる【たすけたい】という強い想いと、その姿勢に感銘を受けました。
長崎ライフオブアニマルは、私の保護活動の原点です!
今回、ティアハイムセカンドに関しての決意は、決して簡単なものではなかっと思います。保護して終わりではない、そこから続く命に対する責任の重さを彼女たちは十分に知っているからです。
でも彼女たちは1度決めたことは、なげださない。
【命を諦めない】という揺るぎない強い想いを、私はこれからも変わらずに応援していきます。
|鎌田院長先生
(小動物診療所さま)
長崎ライフオブアニマルさんとは、東京にいる副代表の妹さんの愛兎がご縁で知り合って10年以上が経ちました。遠く離れていても、信頼して応援を続けることができる団体です。行政と連携して殺処分ゼロを実現し、多くの動物たちの命を救っている姿に共感し、保護した犬たちのために定期的にフード等を送っています。どんな犬も見捨てない、最善を尽くす強い信念を東京から応援しています。
|荻野あゆさん
(さくら整骨院さま)
私の姉は、ライフオブアニマルの副代表小玉です。13年前、代表の木村さんと姉がライフを立ち上げた頃、当たり前のように犬の殺処分が行われていました。そしてその悲しい現実を、私たち一般市民は知りもしない状況でした。
ライフを立ち上げたばかりの頃、姉から実家の両親へ、「3日後に殺処分になる犬の里親になって欲しい」と相談がありました。そのこは使い古したボロボロのモップのようで…。姉たちからは通称『モップ』と呼ばれていました。両親も、「姉の力になるなら」とモップの里親になることを快諾。そしてなんと、その後、モップは母が経営する整体院の看板犬となり、「モップ部長」としてたくさんの方々から愛される存在になりました。モップは推定16歳で虹の橋を渡りましたが、その最期は幸せそのもの。亡くなる直前まで自分の足で排泄をし、大好きな母の腕の中で息を引き取りました。
そして、その1年半後、またまた運命の出会いがあり、2代目の看板犬『さくらちゃん』を引き取りました。さくらちゃんは多頭飼育崩壊犬で、行政とライフさんからレスキューされた犬です。ボランティアスタッフさんが、たまたま名付けた『さくら』ちゃんと言う名前。まさか巡りめぐって、さくら整体にやってくるとは!さくらちゃんは生まれて1度も外に出たことがなく、優しいけど、とても臆病な性格です。しかし、里親になってもうすぐ3年めになりますが、毎日、母と一緒に職場に来るのが嬉しくて!穏やかな笑顔、はっちゃけた笑顔、いろんな表情を見せてくれます。もちろんお客様から愛される存在で、さくら整体には欠かせないスタッフです。
ライフのボランティアさんの「犬たちの命を救いたい」一心の気持ちで、今まではなかった、長崎市動物愛護管理センターにボランティアが入り、殺処分から譲渡への流れが築き上げられ今日まで犬の殺処分がゼロと言う、素晴らしい結果に繋がっています。ただ、現状はまだまだ厳しい状況です。後期高齢者に付随するペット問題は、これからますます深刻になると思います。
「みんなに優しい街」は、人間だけではなく、その街に住むすべての命に優しくあってほしいと思います。ぜひティアハイムセカンドを実現して欲しいです。皆さんの応援をよろしくお願いします!
ご留意事項
※ご支援の前に必ず利用規約をご一読いただき、規約にご同意の上ご支援をお願いいたします。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※支援時にご回答いただく質問項目への回答は支援の確定後、変更できません。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 木村 愛子(長崎Life of Animal)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年7月8日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
長崎Life of Animalが見捨てられた犬たちが幸せに穏やかに暮らせる場所をつくる。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自分たちで工面します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
私達、一般社団法人長崎ライフオブアニマルは、長崎市を中心に動物達の幸せを願い、活動をしています。 活動15年目にして【一般社団法人長崎ライフオブアニマル】として、2024年5月より法人化し、さらに活動の幅を広げ、ひとと動物がより良く暮らせる社会づくりに最善を尽くしている。 ■代表プロフィール 1977年5月12日生まれ 長崎市出身 2009年 動物愛護ボランティア団体「長崎Life of Animal」立ち上げ 2024年5月「一般社団法人長崎ライフオブアニマル」法人化 ■受賞歴・活動実績 ◎長崎市市民活動表彰 (2015年.2017年大賞受賞) ◎長崎県活動奨励賞受賞 ◎いのちの授業講師 ◎長崎県動物愛護推進員
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
リターンが不要な方はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答えください。お礼のメールと活動報告のみお送りします。
・お礼のメール
・活動報告
・HPにお名前掲載
- 申込数
- 307
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
10,000円+システム利用料
1万円|ティアハイムセカンドにお名前を掲示コース
リターンが不要な方はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答えください。お礼のメールと活動報告のみお送りします。
・お礼のメール
・活動報告
・HPにお名前掲載
・ティアハイムセカンドにお名前を掲示
- 申込数
- 323
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
リターンが不要な方はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答えください。お礼のメールと活動報告のみお送りします。
・お礼のメール
・活動報告
・HPにお名前掲載
- 申込数
- 307
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
10,000円+システム利用料
1万円|ティアハイムセカンドにお名前を掲示コース
リターンが不要な方はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答えください。お礼のメールと活動報告のみお送りします。
・お礼のメール
・活動報告
・HPにお名前掲載
・ティアハイムセカンドにお名前を掲示
- 申込数
- 323
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年9月
プロフィール
私達、一般社団法人長崎ライフオブアニマルは、長崎市を中心に動物達の幸せを願い、活動をしています。 活動15年目にして【一般社団法人長崎ライフオブアニマル】として、2024年5月より法人化し、さらに活動の幅を広げ、ひとと動物がより良く暮らせる社会づくりに最善を尽くしている。 ■代表プロフィール 1977年5月12日生まれ 長崎市出身 2009年 動物愛護ボランティア団体「長崎Life of Animal」立ち上げ 2024年5月「一般社団法人長崎ライフオブアニマル」法人化 ■受賞歴・活動実績 ◎長崎市市民活動表彰 (2015年.2017年大賞受賞) ◎長崎県活動奨励賞受賞 ◎いのちの授業講師 ◎長崎県動物愛護推進員