【東京板橋】人が集えるセレクトショップ＆自然派喫茶をオープンします

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 ネクストゴールに挑戦いたします

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▼プロジェクト達成の御礼

 

２月１７日から始まった「下町のハチドリ」の常設店舗開店プロジェクトに、たくさんの方々より真心からのご支援を頂戴いたしました。

お陰様で１４日目にして目標の１５０万円を突破し、プロジェクトを達成することができました。

 

目標金額に達したことで、皆様からいただいたご支援金は確実にこのプロジェクトのために使用させていただけることが決定いたしました！

心より御礼申し上げます。ありがとうございます！！

 

初めてのこと続きで緊張する日々ですが、「私のドキドキは誰かのワクワク」を合言葉のように呟きながら、毎日奮闘しております。

 

 

▼ネクストゴール設定について

 

ネクストゴールに挑戦することを決断いたしました。

当初、目標金額以上の資金が集まった場合は内装工事に凝った施しをしたり、仕入れ費用に充てることを想定しておりました。

しかし、プロジェクト開始後に工事費用が増額したことを受け、ネクストゴールの目標も検討し直しました。

皆さまからのご支援により１５０万円を達成できたことへの感謝の気持ちと共に、更なる目標に向かって精進いたします。

 

 

◉ネクストゴール金額：２５０万円（達成済１５０万円含む）

 

◉ご支援金の使途

・工事費増額分の補填：７０万円

・店内備品の拡充：１０万円

・リターン発送のためのハガキ代、郵送代などの事務費用、READYFORへの手数料：２０万円

 

※ネクストゴール金額に達しなくとも、ご支援金はプロジェクトに使用できることが決定しております。

※ご支援金と自己資金でできる限りの工事を行い、プロジェクトを実行し店舗をオープンいたします。

※目標以上の資金が集まった場合は、店内設備や商品ラインナップを充実させるために使用させていただきます。

 

 

▼工事費用増額について

 

プロジェクト開始後に店舗物件の現地調査が完了し、プロジェクトを達成した当日に最新の見積もりが上がってきました。

調査の結果、配管が潰れていたり当初予定していた規模の工事では賄えない部分があることが判明し、設備工事費用がかかることがわかりました。

 

最低限の工事内容で済むように、工務店さんにはこれまでも努力を重ねていただいている状況で、設備費用が上がった見積もりもその努力が端々に垣間見える内容でした。

昨今の世界情勢により設備や機器の調達が困難を極めていることもあり、そういった機器の遅延も大きな課題となっております。

遅延が続いたとしても工事をスムーズに進めるため、後から機器を納入できるような構造にする二段階工事を行う方向に舵を切るなど、なんとか希望時期に店舗をオープンするために最大限の工夫をしていただいております。

 

 

プロジェクト最終日の３月１８日(金)２３：００まで、ご支援者の皆さまと共に走り抜けたいと思っております。

最後まで下町のハチドリのプロジェクトを見守っていただけましたら幸いです。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

 

下町のハチドリ　藤巻佐和子

 

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▼以下、プロジェクト本文

 

下町感が残る東京・板橋は、昔から暮らす人、ほかの土地から越してきた人、年齢・性別・職業などの属性に関係なく、街で日々を充実させて楽しむ人が多い地域です。

 

この地域に、四半世紀前に惜しまれながら閉店した昼カラオケスナック兼ショップ跡地に、”人が集える喫茶付きセレクトショップ”をオープンします！

 

◉店舗住所：東京都板橋区板橋２−３４−３　メゾンクレスト１F

 

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ーはじめに

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はじめまして！本プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

ショップやイベントの企画運営をする「ハチドリ企画舎」代表の藤巻佐和子と申します。 

 

私は下町のハチドリという屋号で、地元の東京板橋界隈において、ギャラリーやシェアスペースを借りて活動を続けて参りました。

 

下町のハチドリ：  Instagram  Facebook

 

 

2020年からは季節毎に約4週間のショップイベントを開催し、こだわりの無添加食品や調味料、オーガニック、プラントベースの食品、環境に負担をかけない日用品、ハンドメイド作品などを販売しています。

 

そのほかにも原画展示をメインにした企画展、ワークショップや勉強会、カフェイベントを開催するなどして、活動の幅を拡げて参りました。

 

▼これまでの活動拠点のメインとして借りていた「レンタルギャラリー＆ショップArtco（アートコ）」でのショップ企画の風景

 

 

現在、2022年4月オープンを目指して人が集える喫茶付きセレクトショップ「下町のハチドリ」の開店準備をしております。

これまであらゆる場所で不定期に開催してきたショップやイベントを集約させた店舗です。

 

 

◉本クラウドファンディングプロジェクト発足の目的は2つあります。

 

１、「下町のハチドリ」開店のための工事費用・什器備品購入費用・商品仕入れに必要な資金の一部のご支援を募ること

 

２、「下町のハチドリ」がどんな店舗なのか、そしてこれまでの活動についてお伝えすること

 

以上の目的のために「下町のハチドリ」のこれまでとこれからについて綴らせていただきました。

文章量の多いページとなりましたが、ご覧いただけましたら幸いです。

 

 

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ープロジェクト説明　目次

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〈１〉2022年4月オープン予定「下町のハチドリ」はどんな店舗なのか

・店舗コンセプト、店内図、店舗周辺地図

・「下町のハチドリ」では、なにができるのか

・これからどのように展開していくのか

 

〈２〉リターンのご紹介

 

〈３〉これまでの物語

・なぜ今店舗をつくるのか （これまでの活動、2020年から見えてきた課題）

・どのようにしてこのテナントに出会ったのか （テナントのオーナーさんはなんと・・・）

・どんなテナントなのか （25年前まで昼カラオケスナックをメインにした複合的要素のある当時珍しいお店でした）

 

〈４〉最後に

・ご支援金の使い道

・店舗オープンまでのスケジュール

 

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〈１〉「下町のハチドリ」とは

　　　　どんな店舗なのか

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◉コンセプト

 

店主が現代版スナックママのように

場を切り盛りする

 あらゆる要素が備わった店舗

 

お買い物や飲食（物質的な豊かさ）を楽しむだけでなく

心身の健康や、目には見えない幸せ（精神的な豊かさ）を

感じ得られる暮らしをご提案いたします。

 

◉下町のハチドリを構成する3つの要素

 

①セレクトショップ（買い物）

②喫茶＆スナック（飲食）

③イベント（体験）

 

これまでの下町のハチドリをご存知の皆さまに一言でご説明すると、

「あらゆる場所で不定期に開催していたことが、いつでも体験できる常設店舗」です。

 

▼広さは約50平米。閑静な住宅街の道路に面し、正面（図左側）は全面ガラス張りです。

 

 

◉店舗住所

 

東京都板橋区板橋２−３４−３　メゾンクレスト１F

＊板橋郵便局や南板橋公園の近所です。

 

▼イラストマップ：菅澤真衣子

▼アートディレクション＆デザイン：石渡君子デザイン事務所

 

 

【 コンセプト詳細：①ショップ・②喫茶・③イベント 】

 

①セレクトショップ

〜こだわりの食品、日用品、ハンドメイド作品を集めたスペース〜

 

★取り扱ってきた定番商品に加え、店主のセレクト品を充実させます

★季節毎に開催してきた企画展は、規模を変えて継続していきます

 

 

(1)質の良い食品や日用品など、暮らしを支える日常的なものを購入できる

 

・食材、調味料、加工品、アレルギー対応の食品や菓子、環境に配慮した日用品をセレクト

→オーガニック・無添加・プラントベース・エシカル志向の商品を充実させる

→有機栽培農家さん直送のお野菜などの生鮮食品を取り扱う

 

・段階的に食材や日用品の量り売りを実践

→パッケージなしでの販売や、プラスチックフリーの実践からはじめます。食材や商品を傷めたりしてロスが出ては本末転倒です。品質を保持しながら量り売りを行うために設備を備えたり、講習を受けるには費用がかかるため、現在の予算内でできることから始めて、徐々に品目を増やして参ります。

★取り扱い実績のある商品の一例

無添加のドライフルーツ・ナッツ、ハーブティー、日本茶、梅干し、野菜（有機栽培・農薬不使用の農家さんから直送）、スパイス、基本の調味料（あらゆるメーカーのものを店主がセレクト）、発酵調味料、雑穀パウダー、オーガニックの野菜ソース・ドレッシング、フェアトレードチョコレート・コーヒー、菓子（グルテンフリー、乳卵等の動物性材料不使用のものを中心）、生分解性100%の洗剤、手作り石鹸など

 

【取り扱い実績のある商品一例（今後も取扱いを継続）】

以下、すべて動物性材料不使用

①「umitomori」グルテンフリー＆プラントベースのケーキ

②「Sonomama FRUIT」ノンフライノンシュガーのドライフルーツ

③「Atelier de Koji」甘酒ケチャップ

④「Lapis・lazuli」おつまみナッツ

⑤「延楽梅花堂」杉田梅干し＆ペースト

⑥「FARM CANNING」旬のこだわり野菜でつくる無添加のソース

⑦⑧「minimal living tokyo.」ゼロウェイスト＆プラフリーの、生きものにも環境にも優しいコスメや日用品

 

 

(2)贈り物などちょっと特別な非日常的なものを購入できる

 

・季節毎に企画展を開催

→季節やテーマに沿った作家さんのハンドメイド・一点もの作品を中心にご紹介していきます。

 

・原画やアート作品の展示会を開催

→無名有力のアーティストや福祉と芸術が融合された、アール・ブリュット作品の展示にも力を入れたいと思っています。

 

★取り扱い実績のある作品の一例

ハンドメイドアクセサリー（天然石、パール、ビーズなど）、手織りの布雑貨（マフラー、バッグ、ポーチ他）、手編みの小物（マフラー、手袋、バッグなど）福祉施設のアート作品（バッグ、アクセサリーなど）、ステンドグラス雑貨、陶芸作品（食器、アクセサリーなど）、アップサイクル作品（廃棄傘を用いた布雑貨）、海外の工芸品（カゴ、バッグ、刺繍作品など）、紙もの雑貨（ポストカード、一筆箋、グリーティングカード、カレンダーなど）、原画

 

【取り扱い実績のある商品一例（今後も取扱いを継続）】

①「Koriolis Textiles」手織りのマフラー

②「akaneko」ステンドグラスアート

③「上坂じゅりこ」ポストカード（デザイン・製作：石渡君子デザイン事務所）

④「OuiOui」手編みのハンドウォーマー

⑤「Artemis」淡水パールのアクセサリー

⑥「CASA PROJECT」廃棄傘を用いたアップサイクル雑貨

　

 

②喫茶

〜身体にやさしいものを飲食できるスペース〜

 

（１）喫茶機能

ふらりとお茶を飲みに来たり、だれかと話したいと思った時に立ち寄れる「ホッとできる居場所」を目指します。

初めは喫茶のみとなりますが、ランチ営業も予定しています。

 

 

▼板橋区南町の工房＆キッチン付きシェアスペース「11-1studio」でのカフェイベントにて

 

・メニューは身体や環境に配慮したものを使用することを心がけます

オーガニック食材を積極的に使用、化学調味料や不要な食品添加物を使用しない、プラントベースメニュー（精進料理）、ノンカフェイン、グルテンフリーやアレルギー対応メニューの充実

・セレクトショップで販売している商品や、地元の仲間が作るこだわりの食品やスイーツを食べられるようにします

店主が一人で切り盛りするだけでなく、日替わりのカフェオーナーさんを招いたり、志のある方々が生み出す美味しいものを召し上がれるようにしていきます。

高活性コンブチャや白湯を用いたドリンク提供も予定しており、下町のハチドリならではのメニューを試行錯誤しています。

 

▼喫茶で提供予定の「Wild Tigery」の高活性コンブチャ。店内で発酵させて提供します。

 

▼「はこびどり」の無添加の大豆＆雑穀パウダーを用いた白湯メニューを考案中。

 

 

（２）朝活・夜のスナック風!?営業

お客様のニーズを伺いながら月に数日から営業をはじめ、朝営業日や夜営業日を設けることで、様々な生活スタイルの方が利用できる店舗を目指します。

 

・朝営業

身体に負担をかけない「白湯」を用いたメニューもご提供予定です。

読書や勉強する場としてご利用いただくことも想定した、朝活も予定しています。

・夜のスナック風!?営業

地元の酒屋さんオススメの地酒のご提供を考えています。

おつまみは健康志向のメニューを中心、閉店時間は早め(笑)、お客様同士が会話を楽しめる、心と身体に優しい営業スタイルを目指します。

店内の商品を購入してその場で食べられるようにしたり、ボトルの持ち込みを可能にするなど、柔軟に営業したいと思っています。

※スナック風営業につきましては、風営法上の「接待」（歓楽的雰囲気を醸し出す方法によりお客様をもてなすこと）に該当いたしません。

 

▼美味しいものを提供するだけではなく、顔を合わせて会うことや会話などの「ふれあい」を大切にします。

 

 

③イベント

〜体験や癒しをご提供する多目的スペース〜

 

（１）体験・学び：ワークショップ、勉強会などを開催

これまでに出会ってきたその道のプロをお呼びして、ものづくりや勉強会、講演会などを行い、ものを買うだけはなくあらゆる体験ができる機会をご提供いたします。

 

趣味を持ち寄ってそれぞれが好きなことに勤しむ「大人の部活動」も計画中です。

 

※喫茶スペースの一部を利用します。

〈これまでの開催実績と開催予定の企画〉

ヨーガ、スパイスの活用講座、発酵調味料の活用講座、アロマテラピー体験、ハーブブレンド講座、クレイコスメ作り、マインドフルネス講座、タロット占い、足つぼ勉強会、伸び・ストレッチ、食品・添加物について学ぶ配信ライブ、オーガニック素材の石鹸づくり、高活性コンブチャ作り、食にまつわる勉強会、フィナンシャルプランナーによるお金の勉強講座、音楽ライブ、講演会・お話会、絵本の読み聞かせなど

▼スパイスカレーのワークショップ（講師：「裸足でスパイス」）　　　　　　　　　

▼ハーブブレンドワークショップ（講師：「はなうた茶房」）

▼クレイセラピー体験（講師：「アーラブランカ」）　　　　　　　　

▼発酵調味料の勉強会（講師：「Atelire de Koji」）

 

 

（２）癒し：セラピストさんが施術を行えるスペース

セラピストさんたちの施術を受けられる日を設けます。また、セラピストさんや講師さんからセルフケアの方法を学ぶ機会もつくります。

 

これまで下町のハチドリでご協力くださった方々の企画を継続し、あらゆる癒しや楽しみをご提案して参ります。新しい講師さんとの出会いがあれば、企画を増やしていきます。

 

※喫茶スペースの一角を間仕切りして実施したり、野外にて実施します。

〈これまでの開催実績と開催予定の企画〉

足つぼ、メタトロン、ストレッチ、マインドフルネス瞑想、アロマセラピー、ハンドトリートメント、ボディーメイク、ネイルアートなど

健康へのアプローチ方法を食以外からも取り入れお客様にご提案してきました。

▼「足つぼpoint」による施術・セルフ足つぼ勉強会

▼「波動調整メタトロン」によるメタトロン体験

 

野外で体を動かすワークショップも開催しました！

▼伸び＆ストレッチの会（講師：「studioハレマニ」）　　　　　　

▼マインドフルネスの会（講師：「プライベートサロンtsubaki」）

 

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〈２〉リターンについて

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25年以上使われていなかった物件は、大掛かりな改装・水回りの工事が必要です。工事が始まってから思わぬ追加工事を要する可能性もございます。

 

皆さまからのご支援金の大部分を店舗開店に充てるために、リターンはオープン後にご使用いただける喫茶券や割引券を中心に設定いたしました。

 

事前にいただいたご要望を参考に、「店舗にお花を贈るコース」や「リターンなしのコース」もご用意いたしました。

 

いただいたご支援金の一部がREADYFORへの手数料となりますが、クラウドファンディングのシステムを用いて、多くの方に自身の活動についてお話できることにも大きな意味を感じています。

 

 

◉リターンなし＆ボードにお名前掲載コース５種類

【お花・装飾で応援コース】

【全力応援コース】

 

◉前売りチケットコース５種類

【喫茶チケット・イベント割引券コース】

【喫茶チケット・イベント割引券・お買い物割引券コース】

 

※各種チケットの紛失やチケット不携帯によってご利用できないことがない様、店舗側でチケットを管理し、来店時にお名前を確認してご利用いただく形をとる予定です。

 

※チケットのご利用方法につきましては、開店のお知らせをお送りする際にも説明文を掲載いたします。

 

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〈３〉これまでの物語

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◉これまでの活動、2020年からの課題

 

ーはじめは仕事にするつもりはなかった

下町のハチドリとしての活動を始めたきっかけは、約5年前に体調を崩して会社を辞めたことでした。

自らの心身の健康を取り戻す為に行動したいと思いつつ、自分がどうしたいのかさえ分からない状況でした。

 

自宅近所にある「ギャラリー＆ショップArtco（アートコ）」に客として通っていたところ、そこで企画展を開催していた仲の良い作家さんに「ここでなにかやってみたら？」と、声をかけてもらいました。

 

どうしたら良いか分からないながらも、人と関わりたいと思っていたので”社会復帰のリハビリ”として企画展示や地域の人たちとの交流・活動を始めました。

 

▼会社員時代は販売職の経験はありませんでした。知人から声をかけてもらい、マルシェや百貨店催事での販売を手伝いながら、商品の魅力をお客様に伝える術も学んでいきました。

 

 

ー”人”と喜びを分かち合いたい

元々は自分が元気になるために始めた活動でしたが、続けていくうちにギャラリーにいらっしゃるお客様、地域の方々、同じ地域で店舗経営をしている先輩方などと交流が深まり輪が広がっていきました。

徐々に活動の場も増え、小規模イベントの開催を重ねていきました。

 

▼板橋区板橋「おとなりstand&works」にて、地元板橋のデザイナーさんとカレンダー展を共催

 

▼板橋区不動通り商店街での夏祭り「えんじゅく市」では実行委員として参画。商店街の先輩方と共にマルシェ、ワークショップ、プロのミュージシャンを招いた音楽ライブなどを開催しました。

▼演奏：プロサックス奏者加納奈実らによるジャズライブ

 

 

ー開業して間も無い2020年春に世の中が一変

自分のやっていることが人に喜ばれていることを実感するようになり、「これを仕事にしてもっと人と喜びを分かち合いたい」と決心。

2020年1月、ショップやイベントの企画運営を行う「ハチドリ企画舎」を開業しました。

 

「事業として成り立つようにたくさんのイベントを繰り広げていこう！」とやる気に満ち溢れ、１年分のイベント企画の予定を立てた矢先、初めての緊急事態宣言発出により予定していた全てのイベント、ショップ企画、出店の無期限延期が決定。

 

想定外の変化にうろたえ、何もできない日々が続きましたが、「今できることを考えて行動してみよう」と切り替え、事業内容の見直しを図りました。

 

 

ー2020年6月からショップ企画を一新

当初はイベントを増やして事業の柱にしていくことを前提をしていましたが、イベントの仕事を一度白紙にして、ショップ企画の充実を図りました。

 

１日〜数日の短期間に人を集めるイベントではなく、日々の暮らしに寄り添ったご提案を意識し、生活に密着した企画を心がけました。

 

2019年までは5日間ほどの企画展を年に数回開催した経験しかありませんでしたが、2020年6月に4週間に渡るショップ企画を初開催。

「不定期の短期開催」から「季節毎の長期開催」にシフトして一定のリズムをつくり、ショップとしてお客様に認知していただけることを目指しました。

 

短期開催のショップ企画では、お客様にとって落ち着いてお買い物できる環境とは言えない場面もありました。

長期開催にすることで私も落ち着いてお客様にご案内が可能になり、お客様は商品をじっくり選ぶことができ、会期中にリピートしていただけるようになっていきました。

 

▼食品の成分表示を見ながら丁寧に商品のご説明をしたり、店内で談笑をしたり、時間的余裕ができたことでこれまで以上にお客様との関係が密になりました。

 

「ショップ企画を長期間やってお客様は来てくださるのだろうか？」という不安もありましたが、SNSを見てくださった徒歩・自転車圏内にお住いの方々を中心に、たくさんのお客様がご来店くださるようになりました。

 

新規のお客様の多くは、既存のお客様や近隣店舗のオーナーさん達のご紹介でいらっしゃる方が多いです。

お客様の中には、近隣店舗のオーナーさんや当ショップ企画の出展者様もいて、あらゆる方々がご来店くださっています。

周りの方々のお陰様で、互いに支え合う地域密着の人間関係に恵まれました。

▼親子でお買い物に来てくれる近所の「studioハレマニ」主催の笠井晴子さん

▼毎回商品を出品してくださり、お客様としてお買い物にも来てくださる「Atelier de Koji」オーナーのオレガン愛美さん

 

 

◉なぜ、いま、場を持つのか

 

ー2020年からの反響、変化

2020年は開業当初に思い描いていたようなイベントは開催できませんでしたが、ショップ企画を充実させて長期間にわたり開催するようになったことで、お客様の層が厚くなり、来店回数も増え、近隣地域の方々との人間関係はこれまで以上に濃くなってゆくことを実感しました。

 

長期間のショップ企画が定着してくると

「ずっとお店をやっていて欲しい」

「ここで会えないときはどうしたらいいの？」

といったお声を多数いただくようになり、自分の場を持つことを意識するようになりました。

 

▼ショップ企画では、約束してなくてもたまたま知り合い同士がばったり会うなんてこともよく起こります

 

 

ー自分の役割に気づく

これまでにはない出会いや繋がりを得るようになり、数え切れないほどの人、素晴らしい商品、魅力的な場に出会い、掛け替えのない仲間ができました。

あらゆる人・もの・場と交わったことにより、私は「人と人」「人ともの」「人と場」を繋ぐことが好きで、周りからもそれを求められていることに気がつきました。

 

有り難いことに、「あなたと会いたい、話したい」と私自身との触れ合いを求めてくださるお客様がいることも知りました。

ギャラリーでお客様と真正面から向き合い、様々な環境にいるお客様のお話を聞かせていただき触れ合いを続けています。

 

生きづらさを抱えている人、仲間を探している人、心と身体の健康を求めている人、あらゆる方々と出会ってきました。

世の中が一変してから、悩みを抱えていても人と交わることが少なく、「誰にも話せない」と涙を流しながら心の叫びを吐露するお客様も少なくありません。

 

「どうしたら自分の得意を活かして人の役に立てるのだろう」と自問自答して来ましたが、みんなのハブのような役割を下町のハチドリが担っていきたいという想いに至りました。

 

      

 

 

ー下町のハチドリが大事にしていること

 

「下町のハチドリ」は喫茶付きのセレクトショップですが、

お買い物や飲食（物質的な豊かさ）を楽しむだけでなく、

心身の健康や目には見えない幸せ（精神的な豊かさ）を

感じ得られる暮らしのご提案を心がけます。

 

これは4月からの店舗のコンセプトにも掲げていますが、これまでの活動においても常に大切にしてきました。それは、物を得るだけでは心は満たされないと自分自身が実感しているからです。

 

ショップ企画では商品を販売していますが、質の良いものをご紹介するだけではなく、地元地域の面白い仲間たちや、素晴らしいものづくりをしている人たちにもスポットライトを当てて、”人”を紹介することにも注力してきました。

 

ときにはワークショップやオフ会を開いたり、お客様同士が繋がることができる企画も開催してきました。イベント企画においても、ただ楽しいだけでなく、真の豊かさとは何かを模索し続け、それを仲間と体現することを大切にしています。

 

人と人が笑顔を見せ合い、心と身体の健康を得られる、「ただいま」と言いたくなる安心できるお店をつくりたいのです。

 

 

◉どのようにしてテナントに出会ったのか

 

ー物件のオーナーさんはなんと・・・

2021年に入ってから、知人に物件を紹介してもらったり、不動産屋さんを回ったり、時には町歩きをしながら物件を探していましたが、理想の物件はなかなか見つかるものではないことを痛感しました。

 

ある日も「これは！」と思う物件を見に行きましたが、条件が合わず借りることが難しく断念しました。

その翌日、母親のように慕っている常連さんとお会いした時に、物件を探しているけどなかなか見つからないという話をしました。

 

 

そこで返ってきた言葉が

「・・・よかったら自宅1階のテナント、見てみる？」

でした。

 

 

ーどんな物件なのか

店舗物件は、板橋2丁目「商和通り商店街」内にある、オーナーさんの自宅ビルの1階です。 住居と完全に分かれているテナントですが、四半世紀もの間、誰にも貸すことなく物置となっていました。

 

実は25年前まで、この物件はオーナーさんのお母様がお店を切り盛りしていました。

あらゆる業態が一つの場で繰り広げられる当時珍しいお店で、昼カラオケ、ブティック、化粧品販売店、結婚相談所、夜のスナック営業など、様々なことを展開していたそうです。

 

▼近所の方々が集まってスナックで宴会。

▼現オーナーさんのお母様とブティック。

 

商店街の女将さんたちが忙しくて買い物に行けなくても、ここのお店があったから皆さんが生き生きとお洋服やお化粧品を選んで楽しんでいたとのことです。

 

夜のスナックでは、お店の営業終了後に商店街の人たちが集まってお酒やカラオケを楽しむなど、地元地域の方々に愛されるお店だったとうかがいました。

（たまに営業中でもお店を閉めて飲みに来る店主さんもいたのだとか）

 

▼みんなの”ママ”だった、現オーナーさんのお母様。

 

愛され惜しまれながら閉店した後は、お母様の思い出が詰まった店内を片付けるための心の整理も難しく、25年間シャッターは閉ざされていました。

 

 

ー新たな店舗に生まれ変わります

私が物件を探していること、喫茶を兼ねたショップを開きたい、いつかスナック営業もしたい、ということを知った常連さんでもあるオーナーさんが

 

「あなたになら貸したい」　

 

と声をかけてくださいました。

 

今思えば、なぜ店舗物件が見つからないという話を常連さん（オーナーさん）にしたのかわかりませんが、不思議なご縁にただただ驚き、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

オーナーさんのお母様が4半世紀も前に、この地で複合的な要素を備えた店舗を経営されていたことに、ご縁を感じずにはいられません。

 

▼店舗となるテナント「メゾンクレスト」前にて。シャッターの下は全面ガラス張りで、中の様子がよく見える明るいテナントです。

 

25年前の当時お客様だった方、かつての店舗をご存知の方、昔からこの地に暮らす皆さまにとって、新しくもどこか懐かしいと思っていただけるような温かなお店を目指したいです。

 

これまで下町のハチドリをずっと応援してきてくださったお客様、友人知人や諸先輩方に、これまでの感謝の気持ちをもって恩返ししていきます。

 

そして、このプロジェクトページを通して出会ってくださった方々、これから開店する「下町のハチドリ」で出会うまだ見ぬ方々にとっても、居心地のよい通いたくなるお店にできるよう、仲間と手を取り合って、よりよいお店づくりを進めて参ります。

 

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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〈４〉最後に

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ーご支援金の使い道

本プロジェクトはAll or Nothing方式です。

（READYFORの規約上、All in方式でのプロジェクト非対象のため）

 

目標金額に達成した場合のみ、支援金を受け取れるシステムとなっております。

目標金額に達しなくとも、自己資金でできる範囲の工事を行い、ショップと喫茶機能を備えた店舗を開店いたします。開店後もDIYを続け、時間が経つほど充実し常に進化する店舗にします。

 

 

皆様からのご支援金の大部分を開業資金に充てさせていただくために、なるべく事前経費がかからないリターンを設定いたしました。

いただいたご支援金の一部がREADYFORへの手数料となりますが、クラウドファンディングのプラットフォームを用いて多くの方に自身の活動についてお話できることにも大きな意味を感じています。

 

 

●各工事費用　230万円（現場の状況によって工事費用が増えることも予想されます。）

●店内用什器、備品、設備購入 50万円（変動あり）

●店内装飾 10万円以内

●商品仕入れ　30万円～

●READYFORへの手数料（ご支援金額により変動）

 

 

ー店舗オープンまでのスケジュール

 

・2022年2月10日～28日　店舗開店前の最後のイベント

これまで借りていたギャラリーArtcoで、感謝の気持ちを込めてお客様へのご挨拶企画を開催します。

詳細はこちらへ「下町のハチドリのアートコ卒業式　2/10〜2/28」

 

・2022年2月中旬以降　クラウドファンディング、工事開始予定

施工は「もんじゅ建設」さんです。

仲間とDIYもしながら、店舗を作っていきます。

本クラウドファンディングページや、SNSにて進捗をご報告して参ります。

 

・2022年3月末～4月初旬　工事完了、リターンの発送開始

店舗オープンのお知らせとともに、リターンを郵送にてお送りいたします。

 

・2022年4月中旬　店舗オープン予定

初夏に近い暖かな季節、皆様と「下町のハチドリ」でお会いできることを楽しみにしております。

 

 

ー写真撮影協力

・ページトップ写真、カフェ写真：文京文子

（文京区の魅力発信をしている、下町のハチドリの仲間です）

 

・プロフィール写真、ほか多数：Wild Tigery

（高活性コンブチャのレッスン、手作り石鹸の製造・販売をしている下町のハチドリの仲間です）