LOHAS CLUB～「医療」と「食」でより健康的なくらしへ～

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

一般財団法人三宅医学研究所の代表理事を務めています、三宅信一郎と申します。

 

これまで私たちはリハビリテーションを中心とした医療サービスを30年に渡り提供し、地域に貢献してまいりました。

そしてこの度、スーパーマーケットや食品製造施設を内包した「医療」と「食」を結ぶ新たな場所 LOHAS CLUBの開設を決定しています。

なぜ、「医療」を主とする我々が「食」を兼ねるLOHAS CLUBを開設しようと思ったのか。それは食事摂取量や栄養状態に見合った運動やリハビリを行う事こそが身体の回復力を最大限に高めると理解しているからです。想像してみてください。満足に栄養摂取が出来ていない状態でリハビリを行うとはどういった事でしょうか。それはガソリンがほとんど入っていない車を動かそうとするような難行と言わざるを得ません。

 

私たちはそういった事態を避けるため、約10年前から入院食へ選択メニューを導入して摂食率の向上を促したり、在宅医療患者様にはリハビリだけでなく管理栄養士による栄養指導を行ったりと食と栄養に力を入れてまいりました。しかし近年、このようなサポートも特に在宅医療の現場では、十全に機能していないことも痛感しています。

従来から問題視されていた少子高齢化や核家族化に加え、昨今のコロナ禍の影響で食事を作るという行為自体が高齢者にとって大きな負担となっており、栄養管理に頓着しない方が珍しくなくなっています。私も実際に、なんと白ご飯の上に素手で砕いたスナック菓子をふりかけて食事をされている場面に直面したこともあります。

 

またこういった事例は全国でも珍しくなく、日本は高齢者割合が約29%の”超”高齢化社会と言われていますが、そんな高齢者のうち男性なら約10人に1人、女性に至ってはなんと約5人に1人が低栄養となっているのです。さらに、高齢者だけでなくコロナ禍による運動不足等から子どもの健康にも肥満という形で影響が表れており、幼児から高齢者に至るまで国民全体に健康問題が生じています。

 

厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf 

この状況を打破する為、従来の医療モデル「予防」「健診」「治療」だけでなく、更なる食事栄養管理サービスの提供、フードロス削減を実行していくための研究、最新の急速冷凍技術を活用しての患者様の栄養管理等、「食」を加えた新たなサービスを今年度秋に展開できるよう、事業を進めています。

クラウドファンディングを通じて私たちの取り組みを知っていただき、ご賛同いただければこれに勝る喜びはないと考えています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

LOHAS CLUBのLOHASとは

　　の略語で、「心身の健康、持続可能な社会や地球環境を無理なく追及する、心豊かに暮らす生活スタイル」を表しています。

 

 

これまで病院食を自院で調理してきた経験と蓄積してきたデータを活かし、健康・予防に関する世の中のニーズを踏まえた街づくりと良質なサービス提供を目指す目標としてこの名称を選択しました。

また、LOHAS CLUBのコンセプトは「体に優しく、安心安全で環境に配慮した、地域の皆様が笑顔になれる食と暮らしを豊かにする場所」となっており、医療・介護・福祉と併存して運営することは全国的にも前例が少ない取り組みですが、新たな地域活性化のモデルとして地域貢献の役割を果たしていきたいと考えています。

 

 

 

LOHAS CLUBが地域の生活を支えるにあたって、前例のない特徴が大きく2つあります。

 

1つ目は、調理が容易、かつ栄養豊富な冷凍食品を独自に製造して提供する事です。冷凍食品は昨今、電子レンジを使用することで簡単に解凍することが出来るようになりました。そのため、火の使えない子どもから食事の準備、片付けが負担となる高齢者に至るまで幅広い世代にとって便利な食品となっています。しかしながら、冷凍食品は栄養の偏りや原材料のコストカットによる味の低下など多くの観点から問題視される食品でもありました。

私たちが提供する食品は、病院等の献立を組む管理栄養士が監修し、地元香川県産の食材を多く使用することで「安心安全な食」を実現させます。

また味においても、京都で修行を積んだ和食料理専門家やフレンチのシェフの技術によって、冷凍しても味の損なわれない冷凍食品を製造します。

セントラルキッチンには超高速凍結機を導入しており、食品の腐敗だけではなく、劣化の原因となる「酸化」や「乾燥」の進行を遅らせることができ、酵素の働きも抑えることができます。

凍結スピードが早いため、氷の結晶が小さく、細胞破壊を最小限に抑え、解凍後も元の状態に復元することが可能なため、ドリップもでにくく、美味しさを保ったまま冷凍食品が製造できます。急速冷凍のメリットを最大限活かすことで、高品質な状態での長期保存が可能となり、計画的に調理することで食品ロスは格段に少なくなります。

食品の旨みや水分を逃さず、味・食感・見栄え・歩留まり全てにおいて圧倒的な効果がある技術を用いて、おいしい、かつ栄養ばっちりな食事がとれることをお約束いたします。

 

 

2つ目は、赤ちゃんから高齢者まで全世代に対しての『食+生活+医療のバリアフリー』です。病気やけがの予防と健康長寿を考える上で、食品と生活習慣は非常に大きな役割を担っています。しかし、多くの人々はおいしいものを食べたいという気持ちから健康を疎かにしてしまいがちです。また、本当に満足度の高い食事をしているのか、物はたくさんあるのに正しい食品の選び方がわからない、作り方が分からないという悩みを抱える人も少なくありません。そのような方々に対して、理想的な食事についての知識を伝えていく「食の提案者」の役割を果たしたいと考えています。

 

 

世の中には「管理栄養士監修」や「医師監修」という、いわゆる「健康」をキーワードに付加価値を付けた食品が多く存在していますが、「それらの商品を食べた人たちがどうなったのか？」というが明らかにされてない事が多いです。それに対して、私たちは注文や購入した商品を摂取した人の情報を管理し、その情報を有効に活用して栄養や健康面を中心とした健康サポートを継続的に行う仕組みの導入を考えています。

食生活の理想的なバランスなどを分かりやすく伝え、説明内容に対する根拠づけをしっかりと行い、適切にフォローアップし、納得してサービスを継続していただく。健康ニーズにマッチした食の提案を管理栄養士が主体となり実践し、健康づくりをサポートできるよう栄養とパーソナルデータを連携した最適なメニュー提案など、デジタルを活用して実現していきたいと思います。

また、将来的には、高齢者の孤食を防ぐ『高齢者食堂』や『子ども食堂』などを展開し、社会問題の解決につながる糸口となる活動も前向きに取り組んでいきたいと考えています。

 

 

 

私たちの法人は昭和10年に創立以来、香川県高松市の中心街において患者様の一日も早い社会復帰に向けて最大のサービスを提供することを理念に掲げ、平成16年8月に完成した「三宅リハビリテーション病院」を母体に、健康診断専門の「セントラルパーククリニック」、健康増進施設「サラマンダー」を開設し予防医学から健診事業、治療を担うトータルケアで地域の皆様へ貢献すべくサービスを提供してきました。

また、在宅療養支援事業として、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションセンター（2事業所）を運営し、予防から在宅までを包括的に支援する取り組みを進めてきました。平成27年4月から保育施設を拡張し、子ども・子育て支援新制度に基づく「特定教育・保育施設」として、高松市の認可を受けた「保育所てふてふ」を開設し、労働人口の多い当地域における子育て支援へのニーズに応える取り組みを行ってきました。

 

またそれらの事業に加えて、以前から医療サービスと食事への関心から以下の活動も行ってきました。

 

 

 

そしてこの度、これまでの経験を活かし、健康や予防に関する世の中のニーズや環境も踏まえた“食と暮らしを豊かにする”場所としてLOHAS CLUB事業を開始します。

将来を見据え、持続可能な地域づくりを考える中で地域課題の解決に繋がる『食育』をテーマとした事業について地域の方々と共に準備を進めています。行政からは立地適正化計画に定める都市機能誘導区域への誘導施設の考え方にも合致するとの考えを示されており、事業推進の後押しを受けながら準備を進めています。

健康寿命の延伸に向けた健康づくりの先進的な取り組み事例として普及啓発活動を続け、パイロットモデルとしての役割をしっかりと果たしていきたいと思います。私たちがクラウドファンディングに挑戦する理由は、資金調達だけが目的ではありません。

この活動を通して、皆さまに食事や栄養と健康との結び付きを知り、自分ごととして身近に感じていただき、ご支援を通じて、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現するために共に取り組んでいただけたら嬉しく思います。

 

 

現在、ロシア・ウクライナ紛争やイスラエル・パレスチナ問題などの世界的情勢不安や円安による原材料の更なる高騰など、食品製造・販売には大きな逆風が吹いています。その中でも、私たちは様々な食事のニーズに応えるため、和食・洋食・中華など400種類を超える商品の準備を進めています。

しかしながら、今後事業を継続するにあたりお客様のニーズや栄養状態、季節に合わせた新商品の開発などを行っていく必要もあると考えています。その為、頂いたご支援金は、現在当法人で製造している冷凍食品の研究・開発に使用させていただきます。

 

■目標金額：1,000万円

■目標金額の使途および実施内容：より高品質かつニーズに合わせた商品開発に必要な機材等を購入し、商品開発を行います。

※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

 

▽本プロジェクトへのご支援金は税制控除には該当いたしません。あらかじめご了承ください。

 

▽ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねます。何卒ご了承ください。

 

▽本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

▽リターンの発送時期は2025年度4月頃を予定しております。事業の進捗と併せて活動報告にてご案内いたします。 本プロジェクトのリターンのうち、開業式典にお越しいただく際の交通費はご支援者様のご負担となります。あらかじめご了承ください。

 

▽ご支援のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

▽クラウドファンディングについてのお問い合わせにつきましては、ヘルプをご参照ください。

 

▽ページ内に使用している写真については、全て掲載の許可をいただいております。

 

▽なお、当法人が資金供給を受けるにふさわしいと思われない団体や反社会的勢力またはこれに類すると判断される場合には、後日こちらの振込手数料負担にて謹んで返金いたします。