普段僕は東京にて営業マンとして仕事しています。

 

 

仕事の都合で東京に来たのが2013年の3月、ロメオパラディッソが発足されたのはそれから3ヶ月後の6月。そして8月にシゲから声を掛けられロメオに加入。

 

 

そこから公演はもちろん、ロメオのイベント出演が入った度に福島に帰ってきてます。

 

イベント出演をするごとに最初はあまり思うことが出来なかった「ふくしまを盛り上げていく」という感覚が少しずつですが持てるようになってきました。

 

 

旗揚げ公演では、演出上、歌うことも踊ることもあまり出来ませんでした。

重要な役をいただけたことは素直に嬉しかったです。でも同時に、やっぱりどこか物足りなさも感じました。

 

 

 

そして2nd「八犬伝」の開催が決定し、劇中歌のボーカルオーディションを行うこととなり、物足りなさを感じたくないなら、自分から動かないと思い、オーディションに参加。

 

どうしても合格したい、どうしたら合格出来る?色々考えた結果、他のみんなには無い自分だけの培ったもので勝負に出ました。

 

 

プライドを捨てたとか開き直ったわけじゃないです。表現者の端くれとして舞台に立ってやってきたことを出しただけです。

 

結果は合格。自分だけの歌を貰うことが出来ました。

 

そして曲が完成。曲のタイトルは『縁』

 

「八犬伝」における核となるキーワードをそのまま。

 

東京では歌の先生であるnappoに毎日ボイトレを行ってもらい、

 

その合間に振付を考え、週末は福島に帰り、メンバーに指導。そして深夜バスで東京に戻り、そのまま仕事へ。その繰り返し。

 

歌も上手く歌えない、振りがなかなか浮かんでこない、教えたはずの振りがめちゃくちゃ、そして単純な疲労。

 

色んなものが重なって、苛立つ気持ちをメンバーにぶつけたこともありました。

 

もうどうでもいいや、何とかなるべと思ったことも何度もありました。

 

ですが、やる気を奮い立たせてくれたのも、他でもないロメオのメンバーでした。

 

 

黙々と稽古場の隅で練習する姿、

全然出来なかったことが出来ていた、

稽古に参加する度に分かる変化と進化。

 

 

辛いのは自分だけじゃない。みんな必死なんだ。

 

 

それなら自分は、みんなのその気持ちを鼓舞する歌を歌い、振付を作ることが今できる自分の成すべきことだと思いました。

 

そうして完成した『縁』

 

 

舞台の上では7人がバックで踊り、1人がビートを奏で、舞台袖に待機している仲間たちも一緒に踊ってくれた。

 

 

『安いプライドなら、いくら集めても要らない』

 

nappoが歌詞を通して伝えたかった僕への言葉、そして試練。

 

ダンスをしていたことで人前に立つことに慣れていた自分に、ロメオとしてパフォーマンスですることの意味、ふくしまのことを想いながらステージに立つ責任、この歌に込められた想い、全て背負って歌い切りました。

 

舞台袖に下がった後、涙が止まりませんでした。

 

ロメオとして生きていく為に欠かせない誇りをようやく手に入れることが出来たと感じました。

 

 

 

 

あれから1年。3rd『ねむれ銀河』まで27日。

3rdキャスト・スタッフも前作に負けない舞台を作る為の闘いを続けてます。

 

 

 

各メンバーが公演開催に向けて必要な役割をそれぞれ担い、仕事の合間、稽古の合間に運営や宣伝活動、衣装や大道具、広報ツールの制作を行っております。

 

運営を行ってると言っても、知識もノウハウもほとんど無いところからのスタート。MTGを重ねても、なかなか進展しない日々。

 

意見が対立し衝突もありました。

せっかく加入してくれたメンバーも離れていきました。

 

それでも時間は待ってはくれない。

待っても道は拓くわけじゃない。

自分で動かなければ前に進まない。

 

1人が前に進む姿を見せ、刺激を受けた他に誰かが更に前に進もうとする。

そしてその刺激がロメオ全体に連鎖する。

 

 

そうして徐々に創られていくロメオの銀河。

 

1人ずつ見れば小さな星屑でしかないんです。

 

でも、この小さな星屑が集まると光輝くんです。

 

輝くはずなんです。みんな「スゲェー」力を持ってるから。

 

そして何よりも、本当の意味でロメオになる為に輝かなくちゃいけないんです。

 

 

 

「ふくしまに100年続く文化を創造する」

 

3rdのキャストやスタッフが好きです、1st,2ndで関わってくれたキャストやスタッフも好きです。応援してくれる仲間や家族が好きです。

 

そんな好きな人たちがたくさんいる地元福島が大好きです。

 

この気持ちが何よりの原動力。

 

 

頭が良いわけじゃないし、社会的地位もあるわけじゃない、

誰かにまだ教えを請わなきゃいけない赤子ような団体です。

 

 

それでも思うんです。

 

 

どれだけ年を取っても分からないことを学ぶ、アクションを起こし、経験を重ね、一緒に成長していければ100年もただの夢物語では終わらないと。

 

 

 

僕にとっては今回の公演開催は挑戦です。

 

今までと体制を変えて挑戦した先に確かなものはあるかどうか。

 

今持てる力を全て出し切った先に何があるのか?

 

それを知りたい。知らなければ先も見えない。

 

自分がやっていないことを次の世代に伝えることなんて出来ないから。

 

 

 

子どもの頃に見た大人の姿はすごくカッコよく見えました。

早く大人になりたいと思ってました。

全力で「ロメオ」をやってる僕たちをカッコよく思ってくれるような姿を見せていきたい。

 

 

 

 

その全力の姿を6/13,14日、是非会場に観に来てください。

 

ロメオパラディッソ3rd「ねむれ銀河」

 

応援よろしくお願いします!

 

 

 

READYFOR終了まで残り16日。
引き続き、ご支援の程、宜しくお願い致します!

 

ロメオパラディッソ Facebookページ
https://www.facebook.com/lomeoparadiso

 

文章:
ロメオパラディッソ パフォーマー/コレオグラファー
ケント

 

 

 

 

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