応援メッセージ

東日本大震災から、まもなく10年になる。

東北の各地で津波の被害を目の当たりにしたこと。そしてそこで聞くことができた地元の方の経験談。

忘れることも人間の特性ではあるけれど、決して忘れていけないこともある。
人々の経験、そしてそこから生まれた生きる智慧。その場所で暮らすための智慧。
 

10年前のように、東北に思いを向ける時間は少なくなってしまったけれど、3月11日だけは福島にいて、同じような気持ちを持つ多くの人と時間を過ごしたいと思っています。

少しでも東北のこと、福島のことを心に留めておくために。

福島の方々の思いを感じるために。

それを人に伝えていくために。

3月11日に福島で、いろんな人が集まれるフェス（イベント）という場を作ってくれることに感謝しています。

月命日に初めて参加した帰りの道中で「自分の出来ることってなんなんだろう？」と考えさせられました。
そこから毎月11日に福島で歌わせてもらい、はじめは答えを探すことが重要だと思っていました。

通うにつれ福島のみんなや、ラブフォーニッポンのメンバーとじかに顔合わせること、全員同じ空間でカレーライスを食うこと、歌うこと、原発の話を聞くこと、行きの道のり帰りの道のり、その一日の一つ一つのプロセスが重要で、自分の中でしっくりときた感触がありました。

はっきりとした答えを出すことにとらわれるのではなく、福島のみんなと何気ないことで、じかに笑い合えること。
それを継続することが今の自分にとって大切だと感じました。

JUNEさんに頂いたメールの「細くても繋がれる努力」が今の自分のそれなんじゃないかな、と思っています。

うまく言えませんが、いつもありがとうございます。
ワンモアアクション！について自分の出来ることを考え、今年の311もぜひ参加させていただきたいと思っています。

来年も活動が継続できるようにみなさん！どうぞよろしくお願いします。

私はLFNの月命日の活動には、2016年から参加させていただいております。

東日本大震災からしばらく、自分には何もできなかったけれど、「いつか自分にも何かできるタイミングが必ず来る」そう信じて私はその時を待っていました。
そうしてようやく震災から5年が経った2016年にその時が来たのです。
それからは毎月のように月命日のイベントに参加させていただきました。

今ではなかなかメディアも福島の現状を伝えてくれなくなりました。
現地でお話を聞く度に、正直なところ、メディアへの不信感を覚えました。

でもね、毎月会う福島のお父さんお母さん、子供たちと接していると、誰かのせいにしていても仕方ない、と思うようになった。

メディアが伝えてくれないのなら、私は私の口で、実際に見たもの、この耳で聞いた“ほんとうの声”を伝えればいい。

よかったらあなたも、ご自分の目でLFNの活動をのぞいてみてください。