応援メッセージ

クロワッサンサーカス団長の清水Hisawoです。

初めてLFNの月命日に参加したのは2017年2月11日福島市内のルンビニ保育園です。
その時から月命日のイベントへはできる範囲で関西より参加しています。

私は映画「この世界の片隅で」の舞台となった広島県呉市出身です。
原爆が投下された広島市との間には山があり、被曝はま逃れたと祖父から聞きました。

東日本大震災において、福島県というとやはり震災と津波、そして原子力発電所があり爆発事故が起きて、いまだにその被害は様々なことに関連した形で収束していないということがこの月命日に参加している理由の一つではあります。

私は小学校3年生から親の転勤で東京で育ちましたが、小学生たちは広島から転向してきた僕にはゲンとあだ名して、怒ると「原爆ヤロウが爆発したー」と言っていたものです。

そうなのです！
今50歳になるこの同級生たちは40年前から原子力のことは怖いということを知っていたのです。
この社会人たちがいる世界では、もう原子力発電所は稼働しないのではないかと明るく思います。

同じことが、2011年3月11日に福島で起きたのです。
関西にいると、人伝てにしか情報は入りませんでしたが、福島県の人は、みんなガイガーカウンターを持っていたと聞きました。
その時の子どもたちが原子力発電所を再稼働させることに票を入れるはずがありません。

しかし今大事なのは、反対運動よりも新しいビジョンを提示して、それを仲間と実行していくことだとも思います。
どんなことでも肯定的に、ポジティブな方向を向いて！！ですね。

その基本がJUNEさんの言う「たのしいね おいしいね うれしいね ありがとう」ということなのかなと思いました。

その基本を踏まえ、さらにきっとここから福島の方々や、LFNのスタッフの方々、そこに賛同する方々でこの2021年からさらに10年先を見据え出発するのだと思っています。（今回のクラウドファンディング）

1月11日という月命日のご報告メール通信に「みんな電気」というものがありました。それもこれからの一歩の活動だと思いました。

https://lovefornippon.com/report/20210113

クロワッサンサーカスとしては、いつも月命日参加の折には、サーカスの準備と片付けで、そんなに皆さんと話せる時間もありませんが、
まさに「たのしいね おいしいね うれしいね ありがとう」を感じています。

毎回主催のJUNEさんやLFNのスタッフの皆さんのセンスの良さに（飾り付けや、会場全体の構成や雰囲気）、参加してよかった！と思っています。

月命日の会場は小学校の体育館だったり施設や公園だったりしますが、行く道中、汚染された土嚢袋の山を車から見ることもあります。

幼稚園の園庭に設置されたガイガーカウンターを見て何か切実な事実を感じます。
でも岳温泉の豊かな温泉に浸かったり、福島の山や自然の風景を前にして来れて良かったと感じます。
そしていつも楽屋では、お母さんたちスタッフさんの手料理が振る舞われ、暖かい気持ちをとてもありがたく感じます。

ぜひこのクラウドファンディングを通じて、LFN月命日に参加してみたり、今回のファンディングで応援してみたりして、この輪をさらに大きくして、日本の未来につなげていけたらどんなに素晴らしいかと思います。

遠いところにいるけれど、『何か一緒に向かって行けたら！』と、いつも思っています。