止まらない保護猫からのSOS。尊い猫の命を守り続けるためにご支援を

 

 

 

保護猫カフェlove.labについて

日頃より応援していただきまして誠にありがとうございます。保護猫カフェ love.lab理事長の渡邊愛子と副理事長の君島貴之です。

 

私たちは、「猫を救いたい」「猫を幸せにしたい」という気持ちのもと、身寄りのない猫がいない世の中を目指し、福島県郡山市で保健所に収容された猫を無償で預かり、無償で里親さんへの譲渡を行うなど、保健所とも連携した活動をしております。

 

私たちは、猫が健康であることを願い、猫と里親さんの末永い幸せも心から願っております。

ただし預かる猫の大半が、生後間もない小さい猫です。小さい猫は、体力や免疫が少なく環境の変化など些細なことでも負担がかかってしまいます。

 

譲渡は急がず、約生後2ヶ月を過ぎた猫たちへ感染症から守るためのワクチン接種を行い、マイクロチップを装着した上で譲渡に努めております。（※徹底していても譲渡後、環境の変化などで体調を崩してしまう猫もおります。）

 

そして譲渡後、飼い主さんと幸せな生活が送れるようにするため、一匹一匹に寄り添い24時間体制で接し続けることが常になっています。

 

 

 

郡山市だけでも多くの身寄りのない保護猫がおります。私たちが手を差し伸べている猫たちは氷山の一角でしかありません。

 

現在は地元の郡山市を中心に活動をしており、まだまだ小さな団体であるため県外各地等に大きく活動を広げることはできませんが、多くの猫を救えるように活動をしております。

 

love.labの今

 

 

これまで2021年・2022年と2回、活動を継続するためにクラウドファンディングに挑戦しました。前回実施したクラウドファンディングでは、前々回に続き目標金額を上回り2,829,000円のご支援を頂戴致しました。

 

 

多くの方に応援して頂き、活動する仲間が増えました。活動も順調にできております。

 

 昨年と比べて餌、医療費、光熱費等全ての金額が高騰しましたが、日ごろの物品支援やご寄付などに支えられ、なんとか活動を維持することができております。

 

全国から本当にたくさんのご支援とあたたかなメッセージを頂戴し、改めて猫の命の尊さ、活動をする私たちの責任の重さを実感しております。

 

 

今年は保護・譲渡活動に加え、ペット・生き物との暮らし情報誌「うちの仔」さんとの啓発イベント「ねこ団議」を2回開催することができました。

 

ねこ団議とは、猫を飼っている方・猫を飼いたい方・猫に興味がある方などさまざまな方にご参加いただけるイベントです。こうした啓発イベントを今後も継続することができれば、猫の正しい知識を知っていただくことで猫の幸せに繋がり、いずれは保護猫の減少も期待することができます。

 

 

しかし、例年ある保護猫のシーズンオフが無く、今年度に入ってから例年に比べ現時点で保護猫の保護件数、相談数が増加しています。 2022年は、144匹を里親さんのもとへ送り出すことができましたが、今年度（2023年8月10日現在）は、昨年より保護数も増えています。

 

この現状がとても悔しく、自分たちの微力さを痛感しております。里親さんを希望する方が多く嬉しい反面、ひっきりなしに保護猫が私たちの元へやってくる状況が続いております。

 

 

飼い猫のご相談はもちろん、地域猫のご相談、野良猫のご相談など内容はさまざまですが、何か問題が起きてからではなく問題が起きる前に防げることがあったのではないかと非常に悔しい思いをよくします。

 

 

さらに、直接猫にかかる餌代・医療費・光熱費全てが物価高騰の影響を強く受けております。

 

 

皆様からのご支援を大切に大切に切り崩しながら活動を続けておりましたが、保護猫が次から次へと 保護されて来る中、物価高騰の長期化は、私たちにとってかなりの打撃となっています。

 

今後目指していきたいこと

身寄りのない猫たちの現状、不妊去勢手術の重要さなどの啓発、どうしたら「保護猫」という言葉が使われない世の中になるのか……。

 

前回のクラウドファンディングを通して、さまざまな問題点をあらためて考えさせられました。

 

 

日々、多くの方とお話をする中で、私たちが思う以上にたくさんの方が保護猫活動にご興味を持っていただいていることを実感しています。 一方で、「保護猫」の捉え方のズレを感じることも多いです。

 

保護猫という言葉が浸透して来ましたが、保護猫とは？と聞かれた時多くの方が「捨て猫」「野良猫」と答える方が多いと思います。しかし、現実はそう簡単に言えるほどのものではありません。保護猫の実態は、耳を塞ぎたくなるほど酷い状況なのです。

 

 

暖かい部屋で食べ物に困らず、敵が来る心配もなく安心して過ごしている猫がいる一方、寒さに震えお腹を空かせ物音に怯える保護猫がいることを忘れてはいけません。

 

また、不妊去勢手術をせずに無責任に餌付けをすることが猫たちを苦しめることへ繋がることもあります。このような辛い苦しい思いをしている猫がいるのも、もしかすると私たち人間のせいなのかもしれません。

 

根本的に問題を解決していくためには「避妊去勢手術の大切さ」「野良猫への餌付けをするにあたっての注意点」「地域猫」等について、時間をかけて啓発し、地域住民の方々へご理解いただき、協力をしていただくことが重要です。

 

 

自分たちの微力さを反省すると共に、自分たちのできることを全力で頑張り活動を継続していくことが必要だとあらためて実感しております。

 

命を繋ぐための保護、飼育、譲渡等の保護猫活動を継続していくには、皆様からのご支援が無ければ活動もできなくなってしまうのが現実です。そのため、今回も保護猫たちの尊い命を守り続ける環境を維持するために、クラウドファンディングでのご支援を募ることにしました。

 

5年後、10年後、20年後、もっともっとかかるかもしれませんが、時間をかけて、啓発・保護・飼育・譲渡を継続することで、一匹でも多くの猫を救い幸せにすることができる。そう信じて、明るい未来へ向かって、これからは「啓発」にも力を入れて活動できればと考えています。

 

みなさまからいただくご支援の使い道

活動を継続していくためには、餌代、光熱費も必須ですが、 人件費もご支援がないと払えない状況にあります。光熱費だけでも季節にもより月約15万〜20万かかっており、直接猫にかかる餌代・医療費・光熱費全てが物価高騰の影響を強く受けております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

クラウドファンディングや現在も多くの皆様からの物品支援に助けていただいており、皆様のご支援を大切に大切に切り崩しながら活動を続けてまいりました。しかし、保護猫が次から次へと保護されてくる中では、物価高騰が長期化し永続的な運営がとても厳しい状況です。

 

今回のクラウドファンディングを通してより多くの方に保護猫事情や猫の正しい飼い方を知っていただくために、イベント・SNS・保護猫カフェlove.labなど効率よく利用し、より一層啓発活動を行なってまいります。

 

 保護猫カフェ love.lab が活動を継続し、多くの保護猫を救い続けていけるように、 どうか皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

これからも猫たちの居場所を守っていくために

 

私たちが今後も大切にしていきたいことは、初心と愛情を忘れず多くの猫が幸せになれるように、ご支援者様のお気持ちに恥じないような活動を続けていくことです。

 

全ての猫を救いたい・・・という熱い気持ちを持って日々活動しております。
ただ、現実はとても厳しいもので自分たちの限界を認め活動をしていかなければ施設は機能しなくなってしまいます。

 

「資金＝活動の幅」の言葉の通り、資金があれば活動を継続でき活動も幅広くできます。
私たちは、飼育・譲渡・啓発活動など、自分たちができることを全力で行い一匹でも多くの猫を救い幸せな環境へと繋げることを継続してまいります。

 

 

応援メッセージ