プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

ウガンダ共和国でのボランティアをきっかけに、シングルマザーや、職を持たない女性たちのために就労支援を行っています。

 

はじめまして、奈良県立大学3年の松島由佳(まつしまよしか)と申します。私は大学2年生のときに、アフリカのウガンダ共和国で一年間のボランティア活動を行ってきました。前半は障がい者施設や、女性の就労支援のNGO団体でのインターンを行い、残りの半年間は今回のプロジェクト「Maama home」を立ち上げるために活動してきました。

 

教会でお祈りのあとの子どもたちと

 

Maama homeは、アフリカのウガンダ共和国のシングルマザーの女性や、職を持たない女性たちの就労支援のプロジェクトです。「maama」とは、現地の言葉で「お母さん」を意味します。女性たちにアフリカならではの布や植物を使って、クラフトを製作してもらい、日本に販売をします。そして売上の一部を女性たちに還元し、自立をサポートする活動です。

 

このプロジェクトを立ち上げるまでに、ウガンダでたくさんの女性たちと出会ってきました。私事ではありますが、私自身も小さいころに父親を病気で亡くし、母子家庭で育ちました。そして母の苦労や我慢をたくさん見てきました。国や肌の色は違えど、ウガンダでも大変な思いをしている女性たちがいることは同じです。そんな苦しい思いをする女性たちが、一人でも安心して生活を送れるようにサポートしたいと思っています。

 

しかし、クラフト製作をするための材料費や郵送費が一部足りておりません。ウガンダの女性たちをサポートするために、皆様からのご支援をお待ちしております。

 

外からの光を使ってブレスレットを作る女性。彼女は夫を亡くし、ひとりで4人の子どもを育てています。

 

ホームステイ先の家族が必死で生きている姿を見て、力になりたいと思いました。

 

ウガンダに行くことになったのは、高校生のときからお世話になっている育英会の事業の一つに、ウガンダの施設でボランティアをするという海外研修制度があったからです。そのチャンスを掴めたおかげで、ウガンダに行くことができました。滞在中は半年間のホームステイをしていたのですが、そのときに出会った光景が、今回のプロジェクトを立ち上げるきっかけとなりました。

 

ホームステイ先の家には11歳の男の子がいました。しかし、彼の父親も母親も病気で亡くなっており、お姉ちゃんは学校に行かずに家事を行う毎日だったのです。唯一の働き手として、おばあちゃんが少量の野菜を販売し生計を立てていたのです。

 

学校に行くことが出来ず、自分の夢を叶えることができない・・・。それでもなお、多くの我慢をして弟を支えるお姉ちゃん、そのお姉ちゃんを学校に行かせてやりたいと願うおばあちゃん。彼女たちとの生活を重ねれば重ねるほど、力になりたいという気持ちは膨らんでいきました。

 

ある日、そのお姉ちゃんとおばあちゃんが染色した植物を買ってきて、手作りのバッグを作っていたのです。そのバッグを見て「とてもアフリカらしい素敵なデザインのバッグで、日本の人たちに気に入ってもらえるだろう。それを販売すればおばあちゃんたちの生活が少しは楽になるのでは!?」と考えたのが、始まりでした。

 

イスラム教のお祝いの日に、ホームステイ先のお姉ちゃんとの一枚

 

そう考えて周りを見渡すと、職がなく困っている女性がたくさんいることにも気づきました。しかし、彼女たちは何もできないわけではありません。編み物などの立派なスキルを持っています。その人たちを集めて始めたのが、このMaama homeプロジェクトでした。

 

ウガンダの女性が生涯に生む子どもの数は、世界でも上位になります。日本が平均1.5人に比べて、ウガンダは平均6人と多く、そんな中で家計を支えるのは大変厳しいのです。子どもを学校に通わせることができないどころか、子どもを働き手の一人として働かせざるを得ないという現状です。

 

また男性の平均寿命は57歳と短く、家族を支える存在が早く亡くなってしまうという現状もあり、女性が家計を支えるケースは少なくありません。私が出会ってきた女性たちも境遇はさまざまでした。

 

地方に行くと電気や水道もない家が多くあり、遠い場所への水汲みや料理を子どもたちが行います

 

シングルマザーや職を持たない女性が活躍できるhomeを目指して

 

Maama homeでは、現在15人ほどの女性が活動しています。女性たちはみな職を持たず、中にはシングルマザーや、両親がいない10代の少女もいます。そこで、彼女たちにクラフト製品をつくってもらい、それを日本で販売しています。売上の一部を還元し、将来自分で小さなビジネスを始めるための資本金にしてもらいます。

 

作られている商品は、アフリカに生息するパームリーフという植物を使って編み上げるポーチや、ウガンダでビテンジと呼ばれる色鮮やかな布を使って作られたシュシュやキッチン用品などです。アフリカならではの製品をひとつひとつ手作りで製作しています。

 

植物を使って作られたポーチ。さまざまな編み方があります。

 

紙でつくったペーパービーズです。紙をひとつひとつ手で巻いていきます。

 

紙を巻いて作ったビーズは、ニスを塗って干します。

 

maama homeの未来

 

このプロジェクトは、2つの役割を担います。ひとつ目は、実際に女性たちの家計を支える役割です。そしてもうひとつは、日本から遠く離れたアフリカ・ウガンダの現状を一人でも多くの日本人に知ってもらうことです。

 

ウガンダの女性たちを、金銭面だけで支援するのでは依存関係が生まれてしまいます。しかし、彼女たちがこのプロジェクトを通して一定の給料を手に入れるようになれば、このプロジェクトからは卒業します。そして自分自身で小さなビジネス、例えば市場で美容院を開いたり、スナック菓子を売ったりとお店を出して商売を始めてもらい、自立の道への一歩をサポートします。

 

彼女たちから毎月のように届く心のこもった美しい商品と、ありがとうの言葉をより多くの人へ届けられるよう、これからも活動を続けていきたいと思っています。どうかみなさんのご支援をよろしくお願いします。

 

手作りのマットの上でマットを作成中のおばあちゃん

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