仙台市若林区荒井に、多世代交流、居場所づくりとなる図書館を作る！

仙台市若林区荒井に、まちのリビングのような多世代交流、居場所づくりとなる図書館を作りたい！

 

はじめまして！NPO法人まちあす代表理事並びに株式会社未来企画の福井と申します！

 

仙台市若林区荒井地域で2015年7月から高齢介護、その後、障害者・児、保育園などの事業を運営しながら、仙台で社会福祉事業を営んでいる仲間たちと共にNPO法人まちあすを2017年10月に創設しました。

 

誰しもがより良く生きるため、

そして次世代の子供たちの明日へのために、

福祉からのまちづくり というコンセプトを掲げ、少しずつ活動を充実させてきました。

 

この度、仙台市若林区荒井地域の中心部の空き店舗を借りて、「まちのリビングのような小さな図書館」をオープンします。

 

 

●なぜこのプロジェクトにチャレンジするのか

 

保育事業から、障がい者サポート事業、介護事業を運営する中で、住みやすい地域とは一体何なのだろうと、考えています。

 

2018年7月にオープンした「アンダンチ」は、高齢者住宅、障がい者就労継続支援B型事業所、看護小規模多機能型居宅介護事業所、保育園、そしてレストランとしてあんだんち食堂があります。

さらにヤギが２頭いたり、駄菓子屋があったりと地域の方々が気軽に行き来できる場所となりつつあります。

 

 

参考　ソトコト2020年1月号に掲載いただきました記事

　　介護、就労支援、保育園にレストラン。『アンダンチ』がつくる、風の通り道

 

※動画及び記事中のレストランは、いろは仙台アンダンチ店となっておりますが、

2020年9月よりあんだんち食堂としてリニューアルしております。

 

参考　河北新報WEBマガジン BGM でのあんだんち食堂 紹介記事

　　今の食事が将来の身体をつくる

 

アンダンチの風景

 

 

まちあすとしても、「人生フルーツ」や「いただきます みそをつくるこどもたち」という映画の自主上映会を主催したり、シンポジウムや勉強会の開催を重ね、一般の方にも福祉を知っていただくきっかけづくりをしてきました。

 

「人生フルーツ」の上映会の様子

 

 

子供・子育て世代・障がい者・高齢者を含め、地域で暮らし続けるための地域共生社会の実現には 「医療介護連携」という縦軸と 「生活支援とまちづくり」という横軸の両方が重要 であると言われています。

 

アンダンチのような取り組みに加えて、地域の中間支援組織のような取り組みが必要なのではないか、と考えています。

 

地域のコーディネーターとして一翼を担い、関係各所との連携を深め、全世代向けの居場所づくりを行います。

地域での社会的処方の場所として住民の交流やコミュニティを育み、紡ぐ場が必要だと感じています。

 

そこで、アンダンチ内ではなく、仙台市若林区荒井地域の中心部の空き店舗を借りて、多様な世代に向けて、居場所づくりを通して、荒井周辺の地域共生社会の実現を目指します。

 

 

ちょっとずつ迷惑をかけあっても、認め合える地域がいいな〜と考えています。

 

 

●小さな図書館、一箱本棚オーナー制度

 

この小さな図書館は、みんなで作る図書館を目指しています。

「一箱本棚オーナー制度」を取り入れます。

この制度はその名の通り、この小さな図書館に自分だけの本棚を持つことができるオーナー制度です。 一箱本棚の利用期間内であれば、いつでも自由に本の入れ替えをすることが可能です。

店内にある本棚を皆でシェアし、そこで本を貸すことができます。

 

今の自分がおすすめする本、こんな方に読んでほしいと思いを馳せる本、癒しの本など、地域の方々におすすめの本を貸すことができます。

本の貸し借りから生まれる縁を紡ぐ場所になり得ます。  

 

「まちの小さな図書館ネットワーク」にも入れていただく予定で、全国のネットワークに入ることもまた面白くなりそうです。  

 

●手作りの小さな図書館のビジョン

 

仙台市の若林図書館は、荒井地区にある七郷小学校からは約４kmあり、残念ながら小中学生や車の運転できない方が気軽に通える場所ではありません。

 

本が好きな人も

居場所を探している人も

子育てママさんも

高齢者も

多様な人が集まる本のある場所。

第２のリビングのような少しでも安心できる場。

 

介護事業所に通う人生の大先輩や就労支援事業所のメンバーさんが店番をしてくれることも想定しています。

さまざまな人に役割を作りながら、ふらっと来れる場所、必要に応じたつながりを育める場所を目指します。

 

加えて、この地域で７年間事業を運営してきたつながりもあり、子育てサークルさんやフリースクールさん、近くのカフェさん、町内会さんとも連携を深めていきます！

 

そして、NPO法人まちあすが主として運営を行い、地域の医療福祉の多職種が関わることで暮らしの保健室や社会的処方(コミュニティの処方)と誰もが居場所と生きがいが持てる地域共生社会に向けた地域づくりに寄与します。

 

今回は、この事業を行う店舗の改装工事や設備、本の購入費用をご支援いただきたく、クラウドファンディングに挑戦することを決めました！

 

 

▼資金の使い道

1. 内装工事費用・・・1,500,000円
2. 設備費・・・・・・・400,000円
3. 新書購入費・・・・・150,000円
4. 備品関係・・・・・・100,000円
5. リターン費用・・・・200,000円
6. ホームページ制作費・150,000円  
7. 手数料・・・・・・・198,000円  

　　合　計・・・・・・・・2,698,000円

 

※必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填します。万が一自己資金でも確保できない場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で、設備や備品を節約するなどして対応します。    

 

 

▼実施スケジュール

 

2022年2月24日        内装工事開始

  　　　3月下旬         内装工事完了 　　　　

　　　  4月初旬　　   プレオープン 　　　　

　　  　4月中旬　　    オープン