マドレ式対話メソッドを次世代へ8386人と育てた10年の知見

スタート２日目！
 

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「マドレ式対話メソッド」とは
 

こんにちは、マドレボニータ事務局の八田 吏（はった つかさ）です。
私は11年前に産後ケア教室に参加し、その後ボランティアから職員へと関わり方を変えながらも、この10年間「対話の場づくり」の活動に関わってきました。
今回のプロジェクトでは、調査・分析の取り組みを主に担当しています。

 

 

（写真左：監修してくださっているNPO法人CRファクトリー代表 呉さんとの分析ミーティングにて）

 

今回のクラウドファンディングは、タイトルにもある「マドレ式対話メソッドを次世代へ手渡す」という取り組みです。ではこの「マドレ式対話メソッド」とはどんなものか？ をご紹介します。

 

 

「マドレ式対話メソッド」はマドレボニータの産後ケア教室から生まれました。
産後の母たちの生活に「大人との会話がない」という課題は、当事者以外には案外知られていません。赤ちゃんと一緒に生活しているうちに「言葉が出てこなくなった」「話したいことがない」という声を、産後ケア教室のご参加者からも多く聞きます。

 

産後ケア教室ではこの課題に向き合うために、コミュニケーションワークに取り組みます。これが「マドレ式対話メソッド」の源です。

 

 

いったいどんなものなのかは実際に体験していただくのが一番だと思うのですが、ひとつだけ、わたしがマドレ式対話メソッドの一番好きなところをあげるとすると、それは、「相手の思いに触れる」ための方法がたくさん詰まっているところです。

 

 

マドレ式対話メソッドでは、「感情」を大切にしています。感情というのは案外日常会話の中には出てきにくいものです。わたしたちは子どもの頃から人前で感情的になってはいけない、という教育を受けてきていますし、社会人になればなおさら感情を表立って表現することはタブーとされがちです。

でも本当は、そうやって隠されている感情の奥にはさらに、その人が本当に大切にしたい思いが隠れています。

あきらめたり見ないふりをしていた自分の願いに、対話を通じて触れ、思わず涙する人を、この10年間、対話の場作りの現場でも、またマドレボニータのボランティコミュニティの中でもたくさん見てきました。
 

 

相手の感情に触れることができると、相手への信頼が生まれます。たとえ聞いた話が「それ、わたしの考えと全然違うなあ」とか「趣味合わないなあ」と思うような内容だったとしても、「でも、あなたはそう感じるんだね、なるほど」という風に腹落ちし、相手を信頼する感覚が生まれるのです。

 

 

思いを率直に語り合える関係づくりに

それは今こうして「マドレ式対話メソッド」を次世代へ手渡していく取り組みを進めていく上でも、非常に大きな力となっています。

 

わたし自身はこのメソッドを、主に、仲間と何かの活動をしている、またはこれからしたい、という人に届けたいと思っています。

 

自分の思いや感じたことを率直に語り、聞き合うことのできる仲間と活動していけるのは、ほんとうに大きな喜びだからです。

 

 

 

《お知らせ》 5/18（土）イベント開催します！

「MadreBonitaDAY2019　

　NECワーキングマザーサロン10年の軌跡～ありがとうとこれから～」

市民がつくる対話の場「NECワーキングマザーサロン」の10年の活動から生まれた「マドレ式対話の場づくり」を体感できるイベントです。「対話」「場づくり」「コミュニティ」に関心ある方、マドレボニータの活動やその豊かなコミュニティに触れてみたい方、ぜひいらしてください！
▼詳細・お申し込みはこちら
https://mbd2019.peatix.com/