
プロジェクト本文
今、社会や政治状況は大きく動いています。ニュースでも話題になっている、「憲法改正」「安全保障」「秘密保護法」などなど。「ハードな問題をわかりやすく」伝えるフリーペーパーを創刊したい!
はじめまして。「マガジン9」事務局の水島さつきです。「マガジン9」の編集ほか、「マガ9学校」の企画や運営を担当しています。「マガジン9」は、憲法と社会問題を考えるウェブマガジンとして、2005年3月に発足しました。以来、毎週水曜更新を続けています。私たちがめざしているのは、いろいろな分野で活躍している専門家、研究者、運動家たちと読者がコミュニティを形成し、よりよい社会をみんなでつくるためのプラットホームとなることです。これまで「読みやすく、わかりやすいサイトづくり」を心がけてきましたが、このたび今年3月に10年目を迎えるにあたって、ウェブマガジンのダイジェスト版・フリーペーパーをつくるプロジェクトを立ち上げました。
しかし、多くの方に無料提供したいと思っているため、フリーペーパーの印刷費が必要です。皆様のご支援いただけないでしょうか。
(編集会議で盛り上がる様子)
憲法や社会問題について、誰もが身近に自分のこととしてとらえ、風通しが良く暮らしやすい社会をつくるために、読みやすいオピニオンマガジンを届けたい!
憲法改正、社会保障、安全保障、格差、環境、エネルギー、人権、教育…etc。私たちをとりまく社会は課題が山積しています。とくに3・11以後は、多くの人がさまざまな問題を見直すようになりました。「自分は何ができるのだろう?」「自分にできることをしたい!」という気運が高まっているように思います。
そうした意識の変化を受けて、私たちはウェブ上での情報発信にとどまらず、フリーペーパーの発行・配布を考えました。今まで「マガジン9」のサイトにアクセスしたことがなかった人も、全国で開催されるシンポジウムや勉強会、講演会、集会、あるいは店舗などでフリーペーパーを手にとって読んでいただき、それぞれの人が自分の意見を深めたり、行動につなげていただければ、こんなにうれしいことはありません。実際に、「フリーペーパーがあったらいいな」という声も聞きます。
私たちのフリーペーパー制作プロジェクトに共感、賛同してくださる方は、ぜひご支援、ご協力いただけないでしょうか。
(取材風景)
著名な専門家・研究者から読者へ
みんなでつながって社会を変えていく
「マガジン9」は2005年の発足当時、憲法9条や改憲を問うサイト「マガジン9条」としてスタートしました。2006年、ネット上で展開した「国民投票」は、反響を呼んでマスメディアにも取り上げられています。
その後、社会情勢の移り変わりにしたがって、貧困問題(憲法25条)や労働問題、立憲主義(憲法99条)などにもフィールドを広げてきました。2009年の衆議院選挙では、民主党全候補者に対して「憲法をどう考えるか?」というアンケートを実施。さらに2010年5月には、社会問題を幅広く身近にとらえてもらうため「マガジン9」としてサイトリニューアルし、現在にいたっています。
(サイトのキャプチャ)
「マガジン9」では多彩な専門家、研究者、表現者のみなさんのコラムを掲載。登場するのは著名人ばかりではなく、いろいろな問題に取り組んでいる人々の活動も掘り起こして、お話を伺っています。そのほか「この人に聞きたい」のコーナーでは、注目の時事問題について、その問題に詳しい人や、話題の人にインタビューをしています。
また、リアルな空間で読者とつながる場としては、「マガ9学校」を開催。憲法や政治をはじめとして、原発とエネルギー政策、世界の紛争、貧困、食と農業の問題などなど、その分野で実績の高い講師を招き、講演やワークショップを行っています。そこではマスメディアからの一方通行の情報にはあきたらない読者のみなさんが参加し、真剣なまなざしで講師の話に聞き入っています。ときにはテレビなどでもおなじみの方が講師になって、理解しやすい講義が繰り広げられます。この「マガ9学校」は、オリジナルのDVDやサイト上でもご覧いただくことができます。
(マガ9学校には多彩な講師が登場)
無料で情報を発信する、私たちのこだわり
「マガジン9」は、すべてのコンテンツが誰でもいつでも読めるサイトです。発信している情報は、より多くの人に届いて欲しい…その思いから、アーカイブも含め無料で読めることにこだわってきました。そのため活動費(サイト運営費・コンテンツ制作費・執筆者への原稿料・取材費・スタッフの人件費など)については、サイトで報告している通り、支援してくださる団体、個人の方からのカンパによってまかなっています。特定の企業や行政の支援を受けていないメディアの役割は、社会が混とんとしているいま、ますます高まっているのではないでしょうか?
ただし、活動費は常にギリギリで、執筆者への謝礼もなかなか十分にはできません。「マガジン9」のスタッフもほとんどがボランティアです。自分の仕事をしながら原稿を書いたり編集会議で集まったり、休日返上で「マガ9学校」などのイベントの運営もしています。
(マガ9学校開催の様子)
毎週更新は、なかなか大変なこともありますが、全国各地から励ましのメッセージを送ってくださる読者の方がいます。私たちは何としても、ネットにアクセスできれば誰もが無料で読める「マガジン9」を継続していきたいと思っています。そして、もっともっと多くの人にも、情報をお届けしたい。
今回のプロジェクトもそうした気持ちから、フリーペーパーとして発行しようと考えました。気軽に手にとって読んでもらえるペーパーマガジンをつくるために、どうかみなさまのお力をお貸しください。
フリーペーパーの発行で、
誰もが“考える”きっかけづくりをする
私たち「マガジン9」のスタッフは、日本国憲法はこの国のかけがえのない財産だと考えています。特に、憲法前文と9条に書かれた平和主義は、他の国にはない独自性に溢れた先進的な条文であると思っています。それゆえ、この条文をないがしろにしてしまう解釈改憲による集団的自衛権の行使容認には、強く反対しています。しかし「マガジン9」としては、異なる意見を排除するというのではなく、様々な考えについて、お互いを尊重しあいながら意見を交換する場でありたいと考えています。
大事なのは、1人1人が考えて答えを見つけること。どんな社会になるのが幸せなのか――みんなが自分の意見を構築し、おたがいを認め合い、世間話をするように憲法や政治や社会問題について、話し合えれば、もっともっと生きやすくなる。そう思いませんか?
(取材の様子)
現代の人々は忙しく、また膨大な情報があふれているため、考えを深める余裕がないのが現実です。「この政策、何かおかしいな」と疑問を感じながらも、日常が過ぎていく。3・11を経て、問題意識が高まり動き出した人もいますが、「自分にできるボランティア活動などをしたい」と思いつつ、つい流されている人もいるはずです。選挙があっても、誰に投票していいのか、よくわからないから行かなかったという声も聞きます。
これまで「マガジン9」は、微力ながらも社会問題を自身の問題として考えるための種をまいてきた、と自負しています。さらに、そういった問題を身近な人と共有するためのツールとして、フリーペーパーの発刊を考えました。フリーペーパーは、読者から読者へと手渡しできるメリットがあります。一人一人が視野を広げて自分なりの行動をすれば、社会はもっと良くなるはず。フリーペーパーは、「広がる・つながる」ための有効な手段になると信じています。
(マガ9から生まれた本とマガ9学校のDVD)
引換券について
今回創刊するフリーペーパーの他、「マガジン9」オリジナルのブックレットやオリジナルグッズを提供します。それによって、支援者のみなさまと一緒に、社会問題を考える場が増えることを期待しています。
・創刊したフリーペーパー10部
・サンクスレター
・サイトへのお名前の記載
・マガ9ブックレット
・マガ9オリジナルグッズ(手ぬぐい)
・マガ9学校招待券(2枚)
・フリーペーパー広告枠
(手ぬぐいのイメージ)
プロフィール
一般社団法人「マガジン9」理事。「マガジン9」立ち上げの時からのメンバーです。編集と事務局を担当しています。
リターン
3,000円
創刊したフリーペーパー10部
サンクスレター
サイトへのお名前の記載
- 支援者
- 51人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
創刊したフリーペーパー10部
サンクスレター
サイトへのお名前の記載
マガ9ブックレット
マガ9オリジナルグッズ(手ぬぐい)
マガ9学校招待券(2枚)
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 2
20,000円
創刊したフリーペーパー10部
サンクスレター
サイトへのお名前の記載
マガ9ブックレット
マガ9オリジナルグッズ(手ぬぐい)
マガ9学校招待券(2枚)
マガ9学校DVDボックスセット (11枚組)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
30,000円
創刊したフリーペーパー10部
サンクスレター
サイトへのお名前の記載
マガ9ブックレット
マガ9オリジナルグッズ(手ぬぐい)
マガ9学校招待券(2枚)
フリーペーパー広告枠
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
プロフィール
一般社団法人「マガジン9」理事。「マガジン9」立ち上げの時からのメンバーです。編集と事務局を担当しています。