マナティーと共存できる未来へ|アフリカマナティー保全プロジェクト

マナティーと共存できる未来へ|アフリカマナティー保全プロジェクト

支援総額

2,088,000

目標金額 1,700,000円

支援者
197人
募集終了日
2021年9月10日

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プロジェクト本文

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〜 新着情報にて「応援メッセージ」更新中 ※五十音順 〜

荻本 央 さま

金城 由希乃 さま

 

応援してくださるみなさまへ

達成のお礼と今後の目標について

 

この度は多くの方々からのご支援により、9月5日(日)に、第一目標金額170万円を達成することができました。アフリカマナティーの保全プロジェクトを多くの方に応援していただけて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

プロジェクト期間は残りわずかとなりましたが、この機会に何かできないかと団体内で検討を重ね、ご支援の輪をさらに広げるべく新たに目標を目指していくことを決めました。

 

残りの期間で、私たちはセカンドゴールとして200万円を目指します。


いただいたご支援は、アフリカマナティー保全プロジェクトの活動のうち、環境教育の実践のために大切につかわせていただきます。教材の開発費、実施のための会場費や人件費、印刷費等を含む諸費用に充てさせていただきます。私たちのプロジェクトで実践を目指す環境教育を、できるだけ多くの子供から大人まで届けられるように、カメルーンや日本、それ以外の国でも学びに使ってもらえるような内容を目指します。

 

このクラウドファンディングでは、活動のための費用を募るだけでなく、アフリカマナティーについて少しでも多くの方に知っていただきたい、そしてマナティーを入り口にして、自然の大切さや他の生きものとの共存について考える機会にしていただきたい、と思っております。そしてぜひ、みなさんが考えたことや、知ったことを、さらに多くの方にお伝えいただければと思います。

 

マナティーの保全プロジェクトで研究者たちがよく言っているのは、「Keep talking」です。これは、伝え続ける、という意味です。


いますぐにマナティーが抱える問題を解決する魔法はありません。環境問題も同様に、何かをすれば解決する、というシンプルな道筋はありません。だからこそ、私たちは諦めずに、問題や現状について正しく知り、自分なりに考え続け、これらを外に伝えてみんなで行動していけるようにする必要がある、と考えています。

 

クラウドファンディングという方法を通じて、私たちは最後まで伝え続けていきたいと思います。

それ以降も、さまざまな方法で伝え続けていきたいと思います。

 

皆様、どうか最後まで、このプロジェクトを見届けていただき、その後も私たちといっしょに、マナティーをはじめとする生物多様性の大切さを考えていただければ嬉しく思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

追記:2021/9/6

 

マナティーの抱えている課題やプロジェクトについて,

より詳細に知りたい方は,こちらの記事をご覧ください.

 

 

※銀行振込でのご支援をご検討の方へ

 

システム上,振込でのご支援は,銀行でのご入金が確認されてからの達成額反映となります.

そのため,最終日15:00を過ぎてのご支援は,当日中には反映されません…….

大変恐縮ながら,15:00以降のご支援は,クレジットカードにてお願いできますと幸いです.もしお難しい場合は,メッセージ機能にてお問い合わせください.

(銀行振込分を除いて達成ができた場合は,明日以降ご入金いただいたぶんも,達成額に上乗せされます)

 

\あつまれ!マナティーファン/

Twitterでマナティーの魅力を呟こう!


マナティーが好きな皆様のお力をお借りして,

もっと多くの人にマナティーの魅力を知ってもらいたい.

ハッシュタグ「#つながれマナティーの輪」を通して,

あなたのマナティー愛を聞かせてください!

 

 

 

マナティーを知っていますか?

 

その昔,アメリカ大陸を発見したコロンブスが,

航海中に人魚と見間違えた動物・マナティー.

 

頭から鼻にかけてがまるく,尾びれもまるい…,

全体的にまるみを帯びて穏やかな印象のマナティーを

私たちマナティー研究所は愛おしく大切に思っています.

 

 

同じく草食性の水生ほ乳類である

海牛類のジュゴンとよく間違えられますが,

ジュゴンよりも知名度が低く,

まだ生態がよくわかっていません.

 

海牛類はマナティー科とジュゴン科にわかれていて,

マナティー科は3種類.

そのうちアフリカマナティー一番生態が謎で,

乱獲環境汚染絶滅の危機に瀕しています.

 

 

知られていないことも多いマナティーですが,

人間のすぐ近く,だいたい3メートルくらいの

浅い水域で過ごしていることがわかっています.

 

私たちのすぐそばにいるのにもかかわらず,

あまり知られていないために,

絶滅の危機に瀕しているのが現状です.

 

これからもマナティーが,

私たち人間のすぐそばで,

のんびりと暮らし続けていけるように.

 

人間マナティー共存できる未来のために.

 

私たちマナティー研究所でできることを考え,

クラウドファンディングに挑戦することを決めました.

 

 

いただいたご支援でできること

 

 

 

今回,皆様からいただいたご支援は,カメルーンのアフリカ海生ほ乳類保護団体(略してAMMCO)におけるアフリカマナティーの保全に向けた活動費用と,アフリカマナティーに限らずマナティーとの共存を目指した「環境教育」における教材の開発費用に充当し,AMMCOと一緒にアフリカマナティー保全事業を進めてまいります.

 

カメルーン現地での活動の様子.写真右がマナティー研究所代表の菊池です.

 

アフリカマナティーの現状

 

カメルーンに生息しているアフリカマナティーは,彼らの住んでいる川や湖が泥で濁っていて水中が見えないために,マナティーの中でも一番研究がされておらず,生態が謎に包まれています.

 

アフリカマナティーについて,研究者の間でもわかっていないことが多い中,カメルーン現地でもマナティーのことを知らない人が大半です.それどころか,濁った川や湖では,漁業の際にマナティーが混獲される事故が起きており,その際に漁網を壊して逃げるマナティーもいるため,現地の漁師の間ではマナティーは害獣とみなされ,捕殺されてしまっています.

 

現地での漁の様子

 

何の資金を募るのか

 

アフリカマナティーが混獲され,それにより害獣とみなされ捕殺されている悲しい現状を改善するためには,現地の人たちのマナティーへの理解が必要です.

 

そのためにはまず,混獲を回避する漁法を考案して伝えること,そしてマナティーの現状と正しい情報を知ってもらい,地域の人にマナティー保全へ協力してもらう必要があります.

 

また,絶滅危惧種の保全と共存は,カメルーンだけでなく世界の課題となっています.


そこで,今回のクラウドファンディングを通して,アフリカマナティーの混獲を回避するための「漁法の周知」と,マナティーとの共存に向けて,日本国内外への発信も目指した「環境教育」を両軸で進めるための活動資金を募ります.

 

第一目標金額を達成できますと,「漁法の周知」活動とカメルーンでの「環境教育」を1年間実施でき「環境教育」に向けた教材を1種類作ることができます.本プロジェクトは資金調達後,2023年3月末までにこちらの使途の通り資金を運用したことをもってプロジェクトの実施完了となります.

 

こちらを達成できましたら,次の目標として,「漁法の周知」活動とカメルーンでの「環境教育」を1年半実施し「環境教育」に向けた教材を2種類・多言語で作ることを目指していければと思っています.

 

 

 

なぜ,クラウドファンディングなのか

 

クラウドファンディングを通してご支援を募ることで,資金調達の機会にするとともに,まずはたくさんの方にマナティーについて知っていただく機会にできればと思っています.

 

日本ではまだ知名度が低い動物ですが,日本にはマナティーに出会える水族館も多くあります.このプロジェクトをきっかけに,みなさんにマナティーについて関心を持ってもらい,そこから環境問題や希少動物の保全について考えるきっかけとなれば嬉しいです.

 

 

私たちマナティー研究所のメンバーも,みんなマナティーのことが「絶滅危惧種だから」「守らねばならない存在だから」といった理屈なしに大好きです.

 

活動のきっかけは,愛らしい丸いフォルムへの一目惚れ,人と身近に過ごしているのにこんなにも知られていないことへの興味などそれぞれですが,マナティーへの純粋な愛や興味から現在の活動につながっています.「かわいい」から「もっと知りたい」と思うのです.

 

皆さんにも,「マナティーという動物が私たちのすぐそばで生きていること」をまずは知ってもらい,その上で「かわいいな」「興味深いな」そして「もっと知りたいな」と思ってもらえたら,このクラウドファンディングへのご参加や私たちが国内外で実施しているワークショップやイベントなどへのご参加を通して,共に学び考える仲間となっていただきたいです.

 

このプロジェクトへのあなたからのご参加を,心よりお待ちしています!

 

 

 

マナティー研究所の取り組みをご紹介

 

 

 

一般社団法人マナティー研究所は,謎に包まれているマナティーの生態を知るための研究を発展させ,多くの人にマナティーを知ってもらうことを目指し立ち上げた学術団体です.

 

また,これまでマナティーの調査を通して,失われていく森や生物,年々異常になる気候など,環境問題を目の前のこととして認識できました.マナティーだけでなく,マナティーを取り巻く自然を守っていくために,これまでの知識や経験を活かした環境教育プログラムの開発・実践に取り組んでいます.

 

調査・研究の取り組み

 

代表の菊池は,水族館で初めて出会ったマナティーに感動し,彼らについてもっと知りたいと考えてマナティーの研究を始めました.2007年からブラジルの国立アマゾン研究所と共に「アマゾンマナティー」の研究をはじめて,地域の人たちのマナティーの食肉利用の背景や,アマゾンの環境問題などを知りました.

 

もともとアマゾンマナティーの肉を貴重なタンパク源として食べていた人たちに,マナティーの密漁をやめて保全に協力してもらうためには,マナティーについての正しい知識と現状を知ってもらう必要があります.そして,彼らからの積極的な協力が不可欠です.

 

そこで,国立アマゾン研究所と共に地域の人たちへの啓発や教育活動にも力を入れてきました.2013年からは京都大学野生動物研究センターに所属し,2018年に一般社団法人マナティー研究所を設立して,大学の外でもマナティー研究と環境教育をすすめています.

 

マナティーが暮らしている川は水が濁っているために,目視で行動を観察することはほぼ不可能です.そのため,主に「バイオロギング」手法をつかって,対象の生きものに小型の機器をつけて行動などを記録する研究を進めています.バイオロギングを通じ,これまで見えてこなかったマナティーの水中での行動をとらえることができるようになってきています.

 

 

環境教育の取り組み

 

野生動物の絶滅,気候変動や環境汚染をはじめとする様々な環境問題.これらを解決するための第一歩は,知ることです.

 

まずは楽しく「知ること」から始められて,生物や自然への興味を深められる,そんな環境教育を目指し,これまでサイエンスカフェやワークショップといった体験型の取り組みから,冊子やVR・CGといった教材を開発・実践してきました.

 

パンフレットの作成

 

子どもから大人まで,幅広い年齢層を対象にパンフレットやクラフトを作成してきました.特にこだわっているのは「正しい情報を伝えること」です.そして,パンフレットを読んだ人に環境や生物について考えてもらいたいと思っています.

 

最近は「捨てられないパンフレット」をつくることも考えて,飾れる表紙にしたり,いろいろ工夫しています.いま新しく目指しているのは,「パンフレットから始まるワンアクション」です.みんなでアイディアを出し合って考えています.

 

2019年作成の団体紹介パンフレット

2021年作成のパンフレット(「捨てられないパンフレット」がテーマです)

2020年作成のまんが冊子(海外での共有を考えて横書きセリフに)

2020年作成のクラフト(体の特徴などを学べる内容に)

 

VR教材の作成

 

VR(バーチャルリアリティ)を利用して,アマゾンを観察できる映像教材を開発しています.研究で訪れるところは観光地とは違い,普段見ることができない珍しいものがたくさんあります.

 

VRを利用することで,自由度の高い映像教材ができると期待しています.内容については研究者による監修がなされており,生態や環境について学ぶことができる教材です.大人から子どもまで楽しみながら学ぶことができる構成になっています.

 

 

CG開発

 

マナティーは濁った水質に暮らしているため,観察することがとてもむずかしい動物です.

 

日本では水族館や動物園に行けば彼らに出会うことができます.しかし,海外,特に私たちが活動している南米のアマゾン地域やアフリカでは,マナティーに出会える施設はありません.現地では,自分たちのすぐ近くに暮らしているマナティーを一度もみたことがない人や,マナティーをお肉の状態でしかみたことがない人も多いのです.

 

CGやARの技術をつかってリアルなマナティーを誰でもみられるようにしたい.そして,マナティーについて知ることで,マナティーと一緒に生きていくための保全対策に参加してくれるようにしたい.私たちはこうした思いからCG開発を進めています.

 

 

ワークショップ / サイエンスカフェ

 

マナティーだけでなく,様々な生きものや環境を題材にして,子どもから大人までを対象にワークショップやサイエンスカフェ,科学イベントなどを開催しています.

 

私たちが目指すのは,生きものや自然の魅力をきっかけに,その大切さについて考えてもらうことです.私はお説教くさい学びは好きではありません.マナティーをはじめとする希少動物や環境問題の解決のためには,正しい情報を得て,自分でどうするべきか考えることが必要です.

 

特に子ども向けのワークショップでは,「自分が学んだこと,考えたことをいろんな人に伝えて広げていくことが大切」だと話しています.

 

 

アマゾンマナティーもアフリカマナティーも濁った水に暮らしているので,目で見て観察することができず,その生態はずっと謎に包まれています.マナティーという動物について,私たちはまだちゃんと理解していないのです.

 

しかし,マナティーを保全して共に生きていくためには,マナティーだけでなく生息環境も守って行かなくてはいけません.

マナティーはいつ行動しているの?

何を食べているの?

どんな場所を利用しているの?

子育ては?繁殖は?移動範囲は?

こうした疑問に答えられるように,私たちはマナティーの生態調査を進めていきたいと思っています.

 

 

プロジェクトメンバー紹介

 

 

 

 

菊池夢美

(マナティー研究所 代表理事)

(京都大学野生動物研究センター 研究員)

 

水族館でマナティーに出会って一目惚れし,研究の道へと猪突猛進しました.マナティーの研究の中で,生きものや自然のすばらしさとかけがえのなさを学び,環境教育のたいせつさを実感しました.アマゾンもアフリカも水が濁っていてマナティーを見ることができないため,マナティーについての誤解がたくさんあります.まずはちゃんと知ることが,マナティーとの共存の第一歩です.動物も人もたいせつにして,長く続く保全プロジェクトを目指しています.この機会に,みなさんにもマナティーの魅力が伝わることを願っています.

 

 

冨田明広

(マナティー研究所理事)

(小学校教員)

 

2016年,JICAの教師海外研修(ブラジル)でマナウスを訪れ,保護された赤ちゃんマナティーと出会いました.マナティーが事故死をしたり密猟されたりしてしまうことを知りました.また,熱帯雨林も止まることなく焼失してしまっています.教材にして小学校の子どもたちに伝えました.自分もマナティーや熱帯雨林を守る活動に参加しようと,環境教育やワークショップを行っています. 安くて綺麗で便利な物に惹きつけられてしまいますが,その裏には,プラスチックで汚される環境問題があったり,人権を無視して酷使される人々がいたりと,見えにくいようにされている問題がたくさんあります.子どもたちが大人になったとき,地球や人に優しいものを大切に使うことがかっこいいと言える社会にするために,活動していきます.皆様からのご支援をよろしくお願いします.

 

 

田中将太

(マナティー研究所理事 / 会社員)

 

私は,青年海外協力隊に参加し,ペルーのイキトスというジャングルが目の前に広がる場所で,2016〜2018年で2年間,環境教育活動をしてきました. その生活で見た素晴らしい「生物多様性あふれる,豊かな世界を,守りたい.」 という想いで活動に参加しています. 「気候変動」「環境問題」といわれると,「なんだか大きくて自分ではどうしようもできないこと」と考えてしまいます. しかし,世界は一人一人の行動の積み重ねによってしか,変えることは出来ないと強く思います. 人の行動が変わるきっかけは,まずは「知ること」. プロジェクト自体の実施もそうですが,それを沢山の人に伝えるために,皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いします.

 

 

坪井亜里沙

(マナティー研究所監事 / 会社員)

 

野生動物問題や環境問題は一人一人の努力が重要になってきます.私もそれらの問題に興味関心はあるものの,どのように貢献していけば良いのかわかりませんでした.ゴミを減らす,エコバックを使う,など地道に行っていることは変化が見えづらく長期的で大規模な努力の期間が必要になりますが,マナティーの保全は今すぐアクションを起こすことで変えられることがまだまだあります.今回のクラウドファンディングも直接マナティーの保護やそれに関わる活動費に当てられ,活動内容などはワークショップなどで報告を予定しており,あなたの支援金がどのように役立てられているのかを知ることが出来ます.我々と一緒にマナティーの保護を行いませんか?あなたにも出来ることがあります.皆様からのご支援を心よりお待ちしております.

 

 

応援メッセージのご紹介

※Aristideより以下,五十音順

 

 

 

 

Aristide Takoukam(アリスティード タコウカン)

(アフリカ海棲ほ乳類保護団体(AMMCO)・代表)

 

African manatees are very threatened in Cameroon by poaching, accidental capture in fishing nets and habitat pollution.They are in high need of protection and without your help they might go locally extinct. AMMCO has been working for the past decade to raise awareness and reduce illegal hunting. Through your generous support we are going to increase surveys and educate the young generation on the importance of protecting the species. 

 

アフリカマナティーはカメルーンで絶滅の危機に瀕しています.その原因は密漁,漁業の網への混獲,生息地の汚染が挙げられます.彼らには保全のための特別な支援が必要で,それがなければ地域での絶滅は免れないでしょう.AMMCOは,アフリカ マナティーへの関心を高めて密漁を防止するために,この10年間活動を行なってきました.皆様のご支援で,私たちはマナティーについての調査を増やし,子ども達や若者への環境教育を行っていきます.どうぞよろしくお願い致します.

 

 

青山雄太

(ヒミツキチ森学園 グループリーダー)

 

マナティー研究所の菊池先生には,娘と一緒のワークショップでお世話になりました.小学校教員のトミーとは,10年以上の付き合いです.目の前のことだけではなく,社会に向けてのアプローチを真摯に行う,信頼できる二人です.ボクが先生をする「ヒミツキチ森学園」では,「葉山の海とプラスチック」について学んでいます.葉山の海岸にもプラスチックやレジンペレットが多数あり,大好きな海のためにできることを探究中です.しかし,これは日本だけの問題ではありません.世界の海に流れるプラスチックの9割は,9本の河から排出されていると言われています.海が世界と繋がっているように,環境問題は世界中の人と一緒に取り組む必要があるのです.その一歩として,このような取り組みへの支援を一緒にしてみませんか.

 

 

荻本 央

(よそみっこ・自然環境コミュニケーションデザイン)

 

はじめまして,生きもの・自然環境にまつわるデザインや教材を作っている者です.道端にいるスズメから,砂浜に訪れるアカウミガメ,海で生まれ川を上るウナギなど,NGOや研究者の方々と日本の生きものを対象にお仕事をしてきました.菊池さんからお話しを伺い,マナティーのパンフレットや「きって,はって,マナティーパズル」という教材を作らせていただきました.生きものの保全には[保全計画を立てるのに必要なデータを取るための調査]と[その生きものがいる地域に住む方々のご理解とご協力を得ること]が欠かせず,菊池さんは双方に熱心に取り組める方です.また,日本から距離のあるマナティーたちの生息地も,私たちの生活圏とつながりがあることを説明できる方だと思います.是非ご協力お願いいたします

 

 

鴨川光

(ジャパンGEMSセンター主任研究員)

 

日本ではあまり馴染みのないマナティーですが,人間の生活圏に近いところに生息していることもあり,人と生きものの持続可能な関係性を考える上で大きなヒントを与えてくれる生きものでもあります.私たちジャパンGEMSセンターは,マナティー研究所が現地での研究・保護活動を行なった際の写真や映像を使った環境教育プログラムをつくるお手伝いをしています.リアルな研究データに体験と対話を重視した独自のノウハウを組み込むことで,これまでにないワークショップが出来上がりました!ぜひ日本中の子どもたち,そして現地の子どもたちに体験していただきたいです.

 

 

金城由希乃

(株式会社マナティ CEO)

 

私はサンゴに優しい日焼け止めという商品の企画と,地域と人々が簡単に繋がり,共に漂着ごみなどに代表されるゴミ問題を考えてアクションを増やすプロジェクト「プロジェクトマナティ」広めています.みんなに愛される企画になるように可愛い「マナティ」をマスコットで起用したのですが,まさか日本にアマゾンでマナティの研究をしている方がいるなんて!!マナティの生態研究のみならず,アマゾンやその地域を取り巻く環境や人の問題,持続可能性,地域の暮らしなど,多くのリサーチをして大事な事を広めてくれている菊池さん.
今回のクラウドファンディングをきっかけに,一人でも多くの方に活動を知ってもらえると嬉しいです!

 

 

幸島司郎

(京都大学野生動物研究センター・名誉教授)

 

マナティー研究所の菊池さんは,10年以上前から単身でブラジルに入り,アマゾンマナティーの研究を続けてきた,日本のマナティー研究のパイオニアです.彼女とは2014-2019年にブラジルで行ったアマゾンマナティーの野生復帰プロジェクト以来のお付き合いですが,そのマナティー保全に対する情熱と行動力には並々ならぬものがあります.プロジェクトでは,ブラジルの研究者やマナティー生息地の住民からの厚い信頼を得て,アマゾンマナティーの保全や研究,住民の環境教育のために,本当に献身的に働いてくれました.アフリカマナティーのプロジェクトも必ず成功させることでしょう.皆様のご支援をよろしくお願いいたします.

 

 

こくぼひろし

(ひとしずく株式会社)

 

マナティー研究所の設立前にお会いした際に、菊池さんの研究や普及啓発の想いを伺い、感銘を受けたことを今でも覚えています。研究所の活動もご一緒する中で、今できることを積み重ね、日々真摯に努力されている姿勢にいつも刺激を受けています。マナティー保全への熱い想い、常に努力・改善される行動力が、今回のプロジェクトでも活かされることは間違いありません。現場の声を日本に「Keep talking」してくださる菊池さんを、そしてこのプロジェクトを応援しています。

 

 

三浦宏祐

(新屋島水族館飼育員・マナティー担当)

 

新屋島水族館でマナティー担当となり,実際に近くでマナティ達と触れ合うことで,より魅力に気付かされました.マナティーは人懐っこく,可愛らしい見た目などから私たちに癒しをくれる生き物だと私は感じています.そんなマナティーの生息数減少を受け,調査,保全活動,環境教育などを行い,魅力を少しでも多くの方に発信してくれる貴重な団体かと思います.水族館では,伝えきれない現地の自然環境,野生下のマナティーの様子を伝えられる数少ない存在かとも思います.現地に行ったからこそ分かるものを今後も多くの人に発信して頂きたいと思っています.可愛いだけではない,魅力いっぱいのマナティーのため,ご協力をお願い致します.

 


 

ご注意事項

 

※本プロジェクトのリターンのうち,【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については,こちらのページの「支援契約」にある「●命名権,メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください

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プロフィール

マナティー研究所は、体の大きな水生ほ乳類マナティーをはじめ、生きものを大切に思う仲間たちが活動している学術団体です。マナティーやジュゴンの研究者、学校の先生、海外青年協力隊の経験者など、いろんな分野のメンバーが参加しています。 私たちは、アマゾンやアフリカなど、世界でマナティーの研究や保全をすすめています。そして、活動で得た知識や経験を生かして、知ること、考えること、伝えること、行動することにつながる環境教育プログラムを開発、実践しています。

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リターン

10,000


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【1万円】教育関係者の皆さま向け/探求学習の冊子コース

・2021年版 現在開発中のマナティーを対象とした探究学習の冊子 ※PDFにて送付いたします

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


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【1万円】新屋島水族館とのコラボ!「マナやん」ステッカーコース

・新屋島水族館とのコラボ「マナやん」ステッカー

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


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【3万円】新屋島水族館とのコラボ!「マナやん」Tシャツコース

・新屋島水族館とのコラボ「マナやん」Tシャツ

※カラーは白地の1色のみとなる予定です。
※サイズ等詳細は支援募集終了後、確定次第随時ご連絡差し上げます。

・一般社団法人マナティー研究所のロゴステッカー

・オンラインサイエンスカフェ

※2022年5月〜6月頃の開催を予定しています。
※日程詳細は決定次第、1ヶ月前までにご連絡差し上げます。

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000


alt

【3千円】応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ

支援者
74人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


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【1万円】豪華なリターンは不要な方向け/デスクトップ壁紙コース

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


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【1万円】カメルーンのVR動画&オンラインサイエンスカフェコース

・カメルーンにて、マナティーのいる湖のVR動画

・一般社団法人マナティー研究所のロゴデータ

※プロジェクトメンバーの一員である証です!個人利用の範囲内でご利用ください。
※2〜3種類をメールにてデータで送付します。

・オンラインサイエンスカフェ

※2022年5月〜6月頃の開催を予定しています。
※日程詳細は決定次第、1ヶ月前までにご連絡差し上げます。

- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


alt

【3万円】豪華なリターンは不要な方向け/デスクトップ壁紙コース

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


【3万円】オリジナルエコバッグコース

【3万円】オリジナルエコバッグコース

・オリジナルエコバッグ

・カメルーンにて、マナティーのいる湖のVR動画

・一般社団法人マナティー研究所のロゴステッカー

・オンラインサイエンスカフェ

※2022年5月〜6月頃の開催を予定しています。
※日程詳細は決定次第、1ヶ月前までにご連絡差し上げます。


- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

50,000


alt

【5万円】豪華なリターンは不要な方向け/デスクトップ壁紙コース

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

50,000


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【5万円】教材を一緒に開発コース

・教材の企画会議参加権

※教材開発に向けて、ご意見をお聞かせください!
※実施日:2021/12/4(土) 午前中予定
※第二弾の会議など実施する場合は随時ご連絡差し上げます。

・オリジナルエコバッグ

・カメルーンにて、マナティーのいる湖のVR動画

・一般社団法人マナティー研究所のロゴステッカー

・オンラインサイエンスカフェ

※2022年5月〜6月頃の開催を予定しています。
※日程詳細は決定次第、1ヶ月前までにご連絡差し上げます。


- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

100,000


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【10万円】豪華なリターンは不要な方向け/デスクトップ壁紙コース

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・公式HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

300,000


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【30万円】教材にお名前掲載&HPにお名前を大きく掲載コース

・教材にお名前、ロゴを掲載 ※希望者のみ

・公式HPにお名前掲載 ※大サイズ・ロゴも可/希望者のみ


- - - こちらもお届け - - -

・お礼のメール
・活動報告レポート ※隔月で活動の様子をメールにて送付いたします
・マナティーのデスクトップ背景画像

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

プロフィール

マナティー研究所は、体の大きな水生ほ乳類マナティーをはじめ、生きものを大切に思う仲間たちが活動している学術団体です。マナティーやジュゴンの研究者、学校の先生、海外青年協力隊の経験者など、いろんな分野のメンバーが参加しています。 私たちは、アマゾンやアフリカなど、世界でマナティーの研究や保全をすすめています。そして、活動で得た知識や経験を生かして、知ること、考えること、伝えること、行動することにつながる環境教育プログラムを開発、実践しています。

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