東京都稲城市の「不登校児童への支援情報冊子」を作成します！

▼自己紹介（まなびナビ合同会社）

 

　こんにちは！まなびナビ合同会社代表の「中河西（なこうさい）」と申します。まなびナビ合同会社は東京稲城市に本拠点を置く「学習支援サービス」です。2022年6月に法人化し、現在2期目に入っています。おかげさまでご利用者さまも少しずつ増えてきております。日々のご利用に深く感謝いたします。

 

 

 

 （サービスHP）https://mana-navigation.com/

 

 

 

　2022年には1月に開催された東京都府中市主催のソーシャルビジネスコンテストで『最優秀賞』、10月に開催されたみたかビジネスプランコンテストで『最優秀賞』を受賞しました。ご支援を頂いたみなさまに深く感謝いたします。

 

 

 

 

 

　また、2023年5月にはJR南武線稲城長沼駅から徒歩1分「シェアデパートメント」のroom-1に『まなびの相談窓口』をオープンしました。まなびの相談窓口は、誰でも無料で気軽に相談できる「教育・学習の相談窓口」です。オープン以降、多くのご相談者様にご利用を頂いております。

https://mana-navigation-store.com/

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

　開店以降、相談窓口には週２~３件、お問合せを頂いております。その中でも多いのは「不登校児童」に関するご相談です。稲城市の不登校児童の数は増加し続けています。みなさんの周りにも「不登校」のお子様が増えているのではないでしょうか。稲城市では市内全域で「小学生61人」「中学生132人」（2022年11月時点）の不登校児童がいます。その数は毎年、増加を続けています。

 

　まなびの相談窓口で不登校のご相談を受けるなかで、気づいたことがあります。それは、不登校児童の支援拡充も必要であるのはもちろん、不登校児童の支援に関わる情報提供も大切であるということです。ご相談に来る方の多くは行政の相談も利用した経験がありますが、欲しい情報が得られずに困っているという方も多く居ました。行政支援のみならず、フリースクールや通信制高校、学習塾や地域団体などの「民間」「地域」の情報を求めている方も多くいます。そのような情報をワンストップで分かりやすく提供できる冊子があればいいのではないか、そのように考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

　そのような冊子の作成を通して、地域で課題感を共有し、その解決策を一緒に考えていくことが大切だと考えています。冊子の作成プロセスにおいて、地域で不登校児童の支援を行う「スクールカウンセラー」「スクールソーシャルワーカー」「当事者のご家族」などの意見を取り入れていきます。地域で課題感を共有すること、そもそもの問題意識を共有することが何よりも重要だと考えています。

 

　不登校児童支援に関する「情報提供の課題」については、総務省が令和5年7月21日に公表した「不登校・ひきこもりのこども支援に関する政策評価」でも指摘されています。下記、資料の一部抜粋です。

 

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_230721000167008.html

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

　プロジェクトの内容は、稲城市エリアに特化した「不登校児童に対する支援情報を掲載した冊子」を作成することです。冊子はA４サイズ、16ページ程度を予定しています。冊子には、不登校児童の状態や傾向、支援に関する情報を掲載します。行政の支援情報のみだけではなく、近隣の民間フリースクールや学習塾、地域団体の情報も掲載します。稲城市の子どもが「学校に行かない」「学校に行けない」状態になったとき、その冊子を見れば『安心』できるような、そんな冊子を目指しています。

 

　冊子の作成は弊社（まなびナビ）が行います。弊社にはクリエイティブ&アセット事業があり、各種販促物の作成を行っています。過去には地域情報誌や販促ビラ、選挙チラシなどの作成を行っています。また、こどもの発達状況が分かる「ナビゲーションブック」などの作成実績があります。

 

　　

 

（今回の調達資金の内訳）

・冊子の印刷代金　5万円

※500部程度を予定しています

※集まった資金に応じて、印刷部数を調整します（最低必要金額5万円）

 

 

 

▼プロジェクトのビジョン、展望

 

（作成までのプロセス）

　冊子の作成までは下記の流れで進めていきます。

 

2023年

　9月~10月　

　　　①支援者の情報交換会　※まなびの相談窓口で実施します

　　　②当事者の情報交換会　※まなびの相談窓口で実施します

　11月

　　　冊子の作成

　12月

　　　冊子完成・配布&配置の開始

 

 

（作成後の配布・配置）

　冊子の完成後は以下のような配布&配置を予定しています。

 

　・まなびの相談窓口での配布&配置

　・稲城市内の子ども関連施設への配置　※子ども食堂・学習塾など

　・そのほか行政施設への配置　※予定

 

（その後のビジョン）

　冊子の完成後、中長期的に以下のような活動を予定しています。

 

　・（地域の状況に合わせて）冊子の増刷、改定

　・定期的な情報交換、当事者（保護者様）の交流会の実施

　・冊子を必要とする機関への配布、情報提供会の実施

 

 

▼最後にメッセージ

 　

　私がまなびナビ合同会社を立ち上げたのは2023年5月ですが、それ以前、2021年から稲城市で無料学習会（当時はのびのび学習会）を始めました。最初はリベレ向陽台の集会所から始まり、その後徐々に参加者が増えてきて、現在は城山体験学習館で活動をしています。コロナ感染拡大の影響もあり、子どもたちの学びをとめない仕組みが地域に必要だと感じ、活動を始めました。

 

 

　稲城市は子ども支援団体がいくつかありますが、その数は多くはありません。弊社は今後も、このような地域活動を継続していきます。営利企業ではありますが、地域で子どもを育てる、そのような環境を作っていくための活動を続けていきます。私自身、稲城第六小学校、一中を卒業しました。現在は向陽台で子ども２人を育てています。自分が育った地域で、今度は自分自身の子どもを育てるようになり、子育てにおける地域の大切さを改めて感じています。稲城市を将来世代にとってより良い地域にしていくために、ぜひご支援をお願いします。

 

　まなびナビ合同会社　代表社員

　中河西　慎平（なこうさい　しんぺい）

 

※「掲載している画像は下記より許諾を得て掲載しています」

・東京都府中市主催のソーシャルビジネスコンテスト→府中市市民協働推進課

・児童→児童本人および保護者

・そのほかの写真→まなびナビ保有