コウモリは身近なイキモノなんです!

■北海道と本州の感覚の違い

僕たち北海道人にとって、コウモリという動物は
あまり身近な存在じゃない。

まず目撃することが少ない。
まるでテレビの中でしか見られない生物である。
動物園にも、まずいない。


けれども本州から遊びに来た人なんかに
コウモリの話をすると、
「見たことあるよ」という人がとても多い。

あれれ?疑問。
北海道人こそ、コウモリに触れ合っているんじゃないの?
本州以南の人の方がコウモリのこと身近に感じてるんだね!

・・・
本州にはアブラコウモリというコウモリがいて

ビル街や人間の居住地にも住んでいる。
それが原因なのだけど

 

じゃ、北海道にはコウモリいないの!?


■北海道はコウモリ王国らしい。

「Faura」という自然情報誌がある。
僕が独立するとき、この本の編集長さんに
僕が進むべき道のことを相談したものだ(笑)

このFauraの中に
『コウモリ王国北海道』という人気コーナーがある。

写真家の中島宏章くんの連載コーナーである。

そう、このタイトルのとおり

専門家がみれば
北海道はコウモリがたくさんいる土地柄らしい。

僕たちが気づいていないだけらしい。
マンションの網戸の裏にコウモリいた。
なんて話は結構聞く。
街中でもビュンビュン飛んでいるらしい。

それから
コウモリが多いだけあって
調査に情熱を傾ける方々もそこかしこにいるものの
なかなか研究が難しい動物らしい。

だって
飛ぶの夜だし
高いとこ飛んでるし
すばしっこいし・・・

身近なのに、身近じゃない。

僕は奮起した。動物園という優れた情報拠点を味方にして

コウモリを身近な動物にしたい。

■やっぱりコウモリは身近な動物だった

お金は一切いただいていませんが
(当たり前ですが)
僕らはこの4年ほど、動物園と一緒に
コウモリの捕獲調査を行っています。

しかしまぁ、身近だ身近だとは言っても
コウモリはなかなか捕まらない。

バットディテクターというカッチョいい機械を駆使して
音声だけは記録できているのですが・・・

待望の捕獲は、今年の9月でした。

立派なヤマコウモリの雄。

 

やっぱり、コウモリは身近な動物だった。


動物園でのコウモリ調査は
一般からの参加者も交えて行っています。

地道な努力かもしれませんけど
僕たちは、もっとたくさんの人たちに
コウモリのことを体感してもらいたい。
 

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