天上の響きのマリンバで音楽史に新たなジャンルを刻みたい！

 

突然ですが、“打楽器アンサンブル”と聞いて思いつく曲はありますか？きっと殆どの人が思いつかないのではないでしょうか。

 

では“オーケストラ” と聞いて思いつく曲はありますか？

 

運命、歓喜の歌、ボレロ、天国と地獄。

 

音楽にそれほど触れて来なかった方でも何曲か知っているはずです。

 

残念ながら知名度において、打楽器アンサンブルとオーケストラの間には天と地ほどの差があります。

 

しかし、その2つを融合することで化学反応が生まれ、単にアレンジという言葉で表せない新しい響きが生まれたのです。

 

私は打楽器奏者として、この音楽を世界に発信しなければならない、そう思いました。

 

 

 

はじめまして。本演奏会の企画・運営をしております、フリーランス打楽器奏者の照屋郁海と申します。主にオーケストラでの演奏や打楽器アンサンブルの編曲をしています。

 

 

私は木琴や鉄琴の一種であるマリンバとビブラフォンという打楽器の豊かな音色と可能性をもっと世の中に広めたいと考えております。

 

その音は非常に多彩で美しく、オーケストラの曲にとても合うと確信し、第1回演奏会としてオーケストラの名曲を私自身の編曲でお届けしたいと考えております。

 

しかし、演奏会にかかる費用は大きくチケット収入だけではとてもまかない切れません。そこでクラウドファンディングに挑戦することを決めました。温かいご支援のほど、よろしくお願いします。

 

 

 

 

私は音楽大学時代に、マリンバやビブラフォンの響きを最大限に生かした曲の演奏会を学内の芸術祭で開催しました。

 

演奏会の評判は良く、この楽器にはまだ世の中に広まってない魅力がたくさんあると感じました。

 

 

 

私は普段からオーケストラを聴いたり演奏したりします。そこで使われる管弦楽器は大変美しい響きを持っています。

 

その中にマリンバやビブラフォンが入ることはほとんどないのですが、音色の豊かさは決して劣らず、包み込む暖かさのある響きは弦楽器に似ている部分を感じます。

 

そこから発想を得て、オーケストラの楽器をマリンバやビブラフォンに置き換えて編曲をし演奏したら、カバーという枠を超え新しいジャンルの音楽を作れるのではないか、と思ったのがきっかけです。

 

 

 

オーケストラにおける弦楽器の美しい響きをマリンバやビブラフォンのトレモロ（連打奏法）によって表現しました。マリンバとビブラフォンの楽器のひとつの特徴として『揺らぎ』が挙げられます。複数の楽器が重なり合った時のハーモニーからは独特の美しい揺らぎを持った厚みのあるサウンドが得られます。

 

 

管楽器の色彩豊かな音は、『マレット』という楽器を演奏するバチを替えることによって表現しました。

 

奏者によっては100ペア以上も持っているマレットは様々な音色を持っていて、同じ楽器からも全く違うサウンドを引き出してくれます。 

 

 

ホール全体を響きいっぱいで包む、オーケストラに決して劣らない鍵盤打楽器の響きを最大限引き出した編曲・プログラムとなっております。

 

 

 

今後のコロナウイルスの状況により無観客配信になる可能性がございます。その際は必ず報告させていただきます。 

 

 

 

今回の演奏会でマリンバ・ビブラフォン アンサンブルの魅力を多くの人に広め、第2回、第3回と続く公演にしたいと思います。

 

そしてゆくゆくは一つの音楽ジャンルとして確立し、音楽史の1ページに残るものにしたいと考えております。

 

 

 

 

★指揮・運営・編曲 

○照屋郁海（代表）

打楽器奏者。沖縄県出身、国立音楽大学打楽器専攻卒業。 12歳よりホルンを始め、13歳で打楽器に転向する。オーケストラを中心にアンサンブルや教育機関の芸術観賞会やリトミック、作編曲、ティンパニマレット制作など多方面において活動中。これまでに植松透、福田隆、平良むつ子の各氏に師事。

 

 

★ビブラフォン・マリンバ

○宗石月海

東邦音楽大学Konzertfach(演奏専攻)卒業。‬‪在学中ウィーンでの研修を重ね、西洋音楽を本場で学ぶ。第89回読売新人演奏会、第35回打楽器新人演奏会に出演。‪現在、東邦音楽大学実技・演奏研究員並びに宮地楽器マリンバ講師。芸劇ウィンドオーケストラアカデミー5期生。‬‪打楽器を安藤芳広、A.ミッターマイヤー、河野玲子、西久保友広、小松玲子、板橋亨子、伊坂浩嗣の各氏に、作品研究を林千尋に師事。

 

 

○彌永和紗

東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。今春同大学院修士課程を修了。大学内の室内楽試験にて選抜され、第45回室内楽定期演奏会に出演。2019年日本打楽器協会主催第35回新人演奏会で最優秀賞受賞。寺田由美パーカッションアンサンブル「ドライヴ」メンバー。これまでに打楽器を寺田由美、藤本隆文の各氏に師事。

 

 

○相崎里奈

東邦音楽大学を卒業。第10回管弦打楽器ソロコンテストにて埼玉県知事賞を受賞し、記念演奏会に出演する。また同大学のソロ定期演奏会や卒業代表演奏会に出演。これまでに打楽器を小松玲子、安藤芳広、河野玲子、西久保友広に各氏に師事。

 

 

○坂口 璃々己

東京音楽大学を卒業後、同大学院修士課程を修了。第16回イタリア国際打楽器コンクールマリンバB部門にてAbsolute 1位ならびにアダムス特別賞を受賞。第89回読売新聞社主催新人演奏会に出演。打楽器、マリンバを菅原淳、神谷百子、村瀬秀美、藤本隆文、岩崎りえ、藤井里佳、東佳樹の各師に師事。

 

 

○齋藤里菜

東京音楽大学卒業、同大学院修士課程修了。第14回現代音楽演奏コンクール“竸楽ⅩⅣ” 入選。第26回KOBE国際音楽コンクール 打楽器C部門 優秀賞、神戸市教育委員会賞。2019年度瀬木芸術財団短期海外研修奨学生。これまでに、高橋まきの、菅原淳、神谷百子の各氏に師事。東京音楽大学教職課程打楽器講師。

 

 

○亀尾洸一

国立音楽大学を首席で卒業し、矢田部賞受賞。読売新人演奏会に出演。これまでにマリンバ・打楽器を加藤詢子、佐々木祥、杉山智恵子、上野信一、神谷百子の各氏に師事。中国・上海で開催された、IPEA国際打楽器コンクール・マリンバ部門にて第１位並びにYAMAHA賞を受賞。第２２回KOBE国際音楽コンクール大学一般部門、最優秀賞受賞。など入賞歴多数。

 

 

○ 山崎大輝

東京都青梅市出身。八王子学園八王子高等学校を卒業後、東京藝術大学に入学。東京藝術大学打楽器専攻卒業。これまでに打楽器を竹島悟史、藤本隆文、杉山智恵子、西久保友広、高梨晃、石若駿各氏に師事。

 

 

★ティンパニ・パーカッション

○山村雄大

群馬県安中市出身。12歳より打楽器を始める。2022年国立音楽大学演奏・創作学科弦管打楽器専修(打楽器)卒業。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団に客演。これまでにティンパニ及び打楽器を清水太、堀川正彦、植松透、幸西秀彦の各氏に師事。

 

 

○野村洋平

札幌大谷大学音楽科打楽器専攻　演奏クラスを芸術特待生として卒業。同大学の卒業演奏会出演。その後上京し、東京音楽大学大学院研究科科目等履修生修了。現在は打楽器奏者として関東を中心にオーケストラへの客演や、中高生の吹奏楽部の指導を行っている。

 

 

○平松寛大

長崎県出身。福岡第一高等学校音楽科、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業後、武蔵野音楽大学別科に在学中。これまでにティンパニ・打楽器を木村美千子、冨田篤、久保昌一の各氏に師事。またチェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席ティンパニ奏者のミハイル・クロウティル氏のマスタークラスを受講。

 

 

○藤田颯

富山県入善町出身。富山県立呉羽高校卒業。国立音楽大学演奏創作学科打楽器専修を卒業。中学生から打楽器を始める。現在は打楽器奏者としてオーケストラへの客演や中高生の吹奏楽部の指導を行なっている。最近キャンプにハマっている。

 

 

○伊藤陽介

東京都立片倉高等学校、洗足学園音楽大学卒業、同大学院修了。現在フリーランスでオーケストラを中心に活動。町田市会計年度任用職員として中学校の吹奏楽指導に力を入れる。打楽器を森茂、山本晶子、野本洋介、山本貢大、横尾孝幸の各氏に師事。第28回日本クラシック音楽コンクール全国大会打楽器部門大学の部最高位。

 

 

○二村由名

東京音楽大学を卒業。同大学院科目履等履修生修了。ティンパニを中心に打楽器全般の演奏・指導をしている。これまでに久保昌一、村瀬秀美に師事。在学中マスタークラス受講。シャルル・ドゥトワ氏、マルタ・アルゲリッチ氏と共演。来年小澤征爾音楽塾に参加予定。神奈川フィルハーモニー管弦楽団等様々な楽団に客演。

 

 

★ピアノ ソロ

○関口太偲

国立音楽大学を首席(ｳﾞｧｲｵﾘﾝ)で卒業、矢田部賞受賞。大学院修士課程修了。第12回ベーテン音楽コンクールヴァイオリン一般A1部門第2位、ピアノ一般B1部門第1位を受賞。これまでに千秋佳子、大関博明、奥村智洋、堀正文、三浦章宏、青木高志、山縣迪子、新井令依子、朝山裕子、三木香代の各氏に師事。

 

 

★ハープ

○熊倉実里

国立音楽大学附属中学・高等学校を経て国立音楽大学を卒業。同大学アドヴァンストコース(弦楽器ソリスト)を修了。これまでに福井かやの、佐藤いずみ、早川りさこ各氏に師事。第10回横浜国際音楽コンクール第2位などコンクール多数入賞。ソニーミュージック企画STANDUP!ORCHESTRAに所属。

 

 

★コントラバス

○横山葉瑠奈

12歳よりコントラバスを始める。国立音楽大学を卒業。卒業演奏会に出演。現在同大学ディプロマ・オーケストラプレイヤーコースに在籍。フィルハーモニックウインズ浜松団員。自主企画に力を入れており、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ファゴットなどの楽器とのデュオコンサートを定期的に開催している。これまでに河原田潤、池松宏に師事。