楽しくお米の知識が身につくカードゲームで、お米の魅力を広めたい！

 

北は北海道から南は沖縄まで、日本全国各地で生産されている日本のお米。

 

南北に長く平地と山間部の高低差が大きい日本は気候や環境の差も大きく、同じ種類のお米を同じように育てることはできないため、古くから地域の自然環境や気候に合わせたお米が作られてきました。また、近年では食の多様化に合わせた料理と相性のいいお米や、地球温暖化に対応した高温に強いお米など新しい品種が続々と開発されており、その数は900種類を越えると言われています。（2022年産の水稲うるち玄米の産地品種銘柄数）

 

そんな世界に類を見ない素晴らしい日本のお米文化に現在逆風が吹いています。
 少子化、食の欧米化、農業従事者の後継者問題、コロナ禍による外食需要の減少など、お米に携わる人たちは苦境に立たされています。

 

私たちは米袋の製造や売場作りを通してお米の魅力を伝えることに力を注いできましたが、もっと広く、大人だけでなく子供も含めてお米に興味を持ってもらいたいと考え、お米をテーマにしたカードゲームを開発するプロジェクトをスタートしました。

 

ゲームの開発だけでお米の消費回復につなげることは難しいかもしれませんが、このプロジェクトがお米に関わる方々の少しでも明るい話題づくりになり、 ゲームを遊んだ子供たちが、まだ食べたことがない全国のお米に興味を持つきっかけになればと考えております。 

 

 

 

 

このゲームの魅力はお米の知識を知らなくても遊べるところですが、遊んでいるうちにお米への興味が芽生え、お米の名前や由来を覚えられるところが最大のポイントです。

 

 

 

 

このカードゲームはお米の情報が書かれた「品種カード」45枚と、ゲームに使用する「お題カード」45枚がセットになっています。 この２種類のカードを組み合わせることで３種類のゲームを楽しむことができます。

 

 

 

※カードは開発中のものです。内容・取扱品種・デザインなど、変更になる場合がございます。

※各お米のパッケージやロゴマークについては、使用許諾を取得済みです。

 

 

【推奨プレイ人数】3人以上

【ルール】いちばん多くカードをとった人の勝ち

「お米合わせ」は簡単にいうと「お米を使った神経衰弱」ですが、普通の神経衰弱のように同じカードをそろえる遊びではありません。 プレイヤーは自分の順番に１枚「お題カード」を引いて、そのお題の条件に合うお米を見つけることがゲームの目的になります。

お題カードには様々な種類のカードがあるので、記憶力だけでは勝てないハラハラドキドキのゲーム展開を楽しむことができます。

 

 

 

 

①発祥地カード

発祥地を当てる、最もベーシックなお題カードです。

地方別にカードが色分けされているので、県名や地方がわからない子供でも理解できます。

 

②お米の名前カード

お米の名前に関するお題が書かれたカードです。お米の名前を覚えていないと少し難しいかも！？

③チャレンジカード

このカードが出たら全員参加のチャレンジゲームがスタート！

お題の質問に対して参加者全員が一斉に答えて、自分と同じ答えを言った人が１人でもいたら場のカードを１枚もらえます。

カードは「女性が好きそうな丼料理」や「和食以外のお米料理」など意見が合いそうで合わない、ちょっと意地悪な質問がそろっています。

 

【推奨プレイ人数】3人以上（読み人１名・参加者２名以上）

【ルール】いちばん多くカードをとった人の勝ち

「だて正夢」「恋の予感」「富富富（ふふふ）」など近年開発されたお米は個性的な名前が多いのですが、なぜそんな名前がつけられたか興味ありませんか？

お米の名前には込められた思いや深い意味があって、子供だけでなく大人が聞いても面白く、長くお米に携わってきた私たちでも知らなかった意味が隠されているのが魅力です。

「お米かるた」ではそんな「お米の名前の由来」を遊びながら楽しむことができます。

 

 

読み人が読み札に書かれているお米の名前の由来を読み上げ、プレイヤーはその内容にあったカードを取ります。読み札には名前の由来に関わるヒントになる部分が赤色で書かれているので、読むときに赤字の部分を強調しながら読むと、プレイヤーがカードを見つけやすくなります。

 

 

 

【推奨プレイ人数】3人以上

【ルール】いちばん先に手持ちのカードがなくなった人が勝ち

ライズはトランプの「ダウト」をお米の育成年を使って遊ぶゲームです。 一般の方はあまり知らない「育成年」の知識が勝負の鍵になるので米穀関係者様の力の見せ所です！

※このゲームにはお題カードは使用しません。

 

 

 

 

 

 

 

【その他ルール】

①出すカードがない場合１ゲームに2回までパスをすることができます。

パスをしたら場のカードを全て流して、次の順番の人が１枚目のカードを出します。

②前に人が出したカードと同じ育成年のカードも置くことができます。

③育成年が2020年以降のカードが出たら一度場のカードを全て流して、次の順番の人が１枚目のカードを出していきます。

 

 

 

 

お米の魅力を伝えるために開発したカードゲーム「米Boom（まいブーム）」はゲーム内容だけでなくパッケージにもこだわりました。 ご支援いただいた方にお送りするリターン品はクラフト紙を使った「箱パッケージ」と、米俵型のケースにセットした「米俵パッケージ」の２種類。また製品２個以上のリターンを選んでいただいた方には、帯カラーの異なる２種類のパッケージをセットにしてお届けさせていただきます。（ゲームの内容は全て同じものです）

 

 

 

「楽しくお米の知識が身につく」を目標にスタートした今回のプロジェクトですが、ここにたどり着くまでに紆余曲折がありました。

 

初めに完成した試作品はお米の味の特徴や評価まで組み込んだ内容でしたが、子供たちはゲームに慣れるより前にゲームに飽きてしまいました。次に改良した試作品では、ゲームを楽しくしようとして加えたアクシデントカードがゲームを複雑化させてしまい、気軽に遊ぶことができない原因になってしまいました。

 

それらの課題をひとつづつ解消していき、子供も大人も、お米のプロもそうでない人も楽しむことができるルールが完成したのが「米Boom（まいブーム）」です。

 

このゲームはお米のことを知らない人だけでも楽しめますが、ゲームにひとりお米に詳しい人がいるともっともっと楽しめます。 ゲームの途中で少し脱線してカードに載っていないお米に関する知識を伝えながら遊んで、ゲームだけでは伝わらないお米の魅力を伝えてあげてください。 ゲームをするだけでは気づかなかったお米の魅力にきっと気づくことができるでしょう。