土木のKatachi　　鉄塔　クラウドファンディング締め切りまであと11日です。

 

鉄塔　富山市

FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF100-200mm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄塔

猿払原野

LUMIX S5Ⅱ＋LUMIX24-70ｍｍ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄塔

渡良瀬遊水地

FUJIFILM GFX50R+FUJINON GF120mm macro

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッフェル塔

Paris

 

FUJIFILM X-H1＋FUJINON XF56ｍｍF1.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッフェル塔

Paris

FUJIFILM  X-H1+Cal Zeiss Touit12mm

 

 

 

 

鉄塔　以外と日本で風景写真を撮る方は眼の敵にして嫌う方が多い。でもシンプルに鉄骨だけで作られた造形物は、究極の機能美。特に日本の山岳地帯に立つ鉄塔は、風雪に耐え人々の暮らしを支えるために、大地にそびえたっている。拍手こそ送りたくなるが、敵視はしたくない。

 

日常の中にひっそりと存在する機能美にあふれるKatachiも写真集に入れました。特に1枚目の鉄骨は県立富山美術館前にそびえている、送電線の終点の鉄塔。よく見ると電線が張られているのは片側だけ。以前　富山美術館にうかがったとき、これを見つけて美術館の屋上から許可を得て撮影させていただいた。

 

撮影立ち合いに来られた、総務と学芸員の方が「私たちも毎日見えているものだけど、反対側に送電線が無く、送電線ラインの終点というのは撮影許可申請をしてもらい初めて知った」更に「美術館を撮影したい許可申請は毎日来るけど、ここから鉄塔を撮りたい許可は初めてと笑われたwww

 

 

 

 

北海道　猿払原野。吹雪でマイナス20度。これほど鉄塔がカッコよくそして愛おしく見えたことはなかった。近づいて、ご苦労様となでてあげたくなった。そして究極の鉄塔と言えばパリのエッフェル塔。その緻密なレース編みのような鉄骨の組み合わせに一目ぼれ。都合3回撮影に行った

 

 

野菜も　ダムも　オーストラリアの立ち枯れの樹も、見過ごしてしまう中に自分だけの世界を見つける、自分だけの宇宙を見つける。これが作品づくりへの大切なことだと思う。絶景や奇跡の一瞬ばかりが作品ではない。時の流れに、流されてしまう中で、自分の世界を見つける醍醐味こそ写真の面白さ。今回の写真集KATACHI　相原の好奇心の塊の写真集です。みなさんご支援どうぞよろしくお願いいたします。

 

写真家　相原正明