クラファン終了まであと4日！：「レーザー研×人文学研」コラボ海外フィールドワーク（予行）報告①

クラファン終了まであと4日となりました。
さて、今回みなさまからいただいた支援を活用して実施予定の「つなぐ人材育成」のための新しい授業では、後半に東南アジアでのフィールドワークを予定しています。

今年の夏にその予行をかねて、本プロジェクトの実施メンバーである猿倉（レーザー研）と宮原（人文）が中心となって、文理の学生を連れてフィリピン・セブ島への文化財調査のフィールドワークに行ってきました。

ここで「なぜセブ島？」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。

実はご縁があり、セブ島の博物館の館長であるベルサレス先生（真ん中の写真の右側。白いTシャツの方です）がレーザー研マトリクスセンターの学際・国際連携の一環で、昨年3月末から12月末まで教授として、レーザー研に赴任されていました。その中で、セブ島には１６世紀−１７世紀にアジアーヨーロッパの交易の拠点だったことの名残があちこちにあることを知りました。しかも、それらがほとんど科学的な調査もされず、保存状態も悪い状況にあることが。これらを次の世紀に残していくためにも早急に調査し、保存するために然るべき対策が必要です。

今回は1回目のフィールド調査になりますが、参加してくれた所属学部、性別、国籍の異なる様々な学生さんたちにとっても良い刺激になったようです。我々にとっても授業で実施予定のフィールド調査の良い予行練習になりました。