故松田直樹の遺志を、灯火を次世代へ。新たな挑戦の後押しを！

 

 

 

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2011年8月4日

 

日本を代表するサッカー選手、

 

松田直樹氏は練習中に急性心筋梗塞で亡くなりました。

 

享年34歳でした。

 

そのとき、その場にAEDがあれば助かっていたかもしれません。

 

 

 

 

私たち、「松田直樹メモリアル Next Generation」は、故人、松田直樹氏のサッカーや仲間に対する熱い想いを継承し、次世代を担う子どもたちへ伝えていきたい、という想いのもと立ち上がりました。

 

「子どもたちにサッカーを通じて、その楽しさや仲間の大切さ、そして大きな夢を育むことの素晴らしさを知ってもらいたい」

 

そんな想いから過去には、松田直樹氏と生前、親交があったスター選手がたくさん集まり、大きなメモリアルマッチを数回実施してきました。

 

またサッカーをする上で「安全な環境」を作るため、AEDの普及や心肺蘇生法を世代別にわかりやすくお伝えする講習会などを行なってきました。

 

 

団体が立ち上がってから、8年目の今年、「松田直樹メモリアル Next Generation」は "今まで以上に身近で、楽しく、わかりやすい" 活動を行うため、新たな挑戦を行います。

 

2019年8月4日（日）に、大人も子ども楽しめて学べるフットサル大会「松田直樹メモリアルフェス」を開催いたします。

 

また、私たちだけでなく、皆さまと共に松田直樹の想いを繋ぎ、イベントを作りあげたい想いからクラウドファンディングに挑戦いたします。加えて、私たちの活動をより多くの方に認知していただき、今以上にAEDを普及させたいです。

 

イベントを開催するためには約200万円が必要ですが、このクラウドファンディングは目標金額に到達しなければご支援を受け取ることができないため、まずは、第一目標を100万円としてご支援を募らせていただきます。

 

皆様からいただいた資金は、会場費用や謝礼費用（指導員、トレーナー、司会、救護スタッフ）として大切に使用させていただきます。どうか応援のほどよろしくお願いします！

 

 

 

松田直樹は、1977年3月14日 群馬県桐生市に産まれる。

 

サッカーをはじめたのは小学校1年生のとき。兄の影響だった。

 

 

持ち前の運動神経でさまざまなスポーツをそつなくこなす直樹少年は、なかなか "1番" になれないサッカーに、どんどん夢中になっていく。

とことん負けず嫌いな性格だった。

 

 

その努力と才能は評価され、U-16日本代表に初招集。

 

それ以来、各世代の日本代表に選出された。

 

 

19歳で "マイアミの奇跡" を経験。19歳4カ月でのオリンピック出場は、当時の日本サッカー史上 最年少記録だった。

 

その後も数多くの国際大会に出場し、結果を残していく。

 

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■2000年
　　シドニーオリンピック（ベスト8）
　　アジアカップ（優勝）
　■2002年
　　日韓ワールドカップ（ベスト16）
　■2004年
　　アジアカップ（優勝）

 

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Jリーグでは、所属した横浜F・マリノスで年間チャンピオンを3回。

 

ベストイレブンを2度受賞している。

 

そして2011年、当時JFLだった松本山雅FCに移籍した。

 

華麗なる実績もさることながら、その献身的で情熱溢れるプレースタイルは、観る者を魅了し興奮、歓喜させた。そして近年の日本サッカー界の向上の影には、必ず松田直樹の姿があったのも史実である。

松田直樹の死後、横浜F・マリノスは「日本代表、そして日本サッカー界への多大なる貢献への敬意と謝意、さらには松田直樹という偉大な選手への心からの追悼の証」として、彼が長年背負った背番号"3"を永久欠番に指定した。

 

 

 

 

過去には、松田直樹と共に戦い親交があったたくさんのスター選手が「松田直樹メモリアル」の遺志に賛同し集い、メモリアルマッチを数回実施してきました。

 

また、彼の地元群馬県でも同様にドリームマッチの開催や、地元企業が主催するサッカー教室・AED講習には、彼の出身校である前橋育英高校サッカー部の皆さまが協力するなどしております。

 

松田直樹が他界して、7年という月日が流れました。彼が所属した 横浜F・マリノス や 松本山雅FCの試合では、今でも彼をモチーフにしたフラッグが揺れる光景を目にします。

 

その一方 "松田直樹" という選手がいたことを、そしてその揺れるフラッグの意義を知らない世代が増えてきたという現実も感じてきました。

 

 

時の経過ゆえ、これは当たり前であり、仕方ないことなのかもしれません。

 

でも、だからこそ、やるべきことがあるのではないか。

 

そして彼のプレーや背中に魅せられた私たちは、"松田直樹" という存在や、彼の"死"、そしてあの笑ってしまうほど実直で情熱あふれる"サッカー愛" が風化してしまうことに、何より大きな淋しさを覚えました。 

 

松田直樹が我々に教えてくれた、サッカーの楽しさや仲間の大切さを、私たちが直接次の世代に伝えていくために、新しい挑戦を始めます。

 

 

 

 

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私たちは松田直樹の姿に魅せられ、たくさんのことを学びました。彼のサッカーに対する純真な想いとあの灯火を、たくさんの方々に受け継いでいただきたい。

 

そして安全にサッカーができる環境で、未来の象徴である子どもたちに サッカーの楽しさ・仲間の大切さ・夢をもつことの素晴らしさ を直接伝えていきたいと考えております。

 

 

今後私たちは、そのメッセージをより多く発信し触れていただけるよう「松田直樹メモリアルフェス」を首都圏だけでなく日本各地で開催していきたく考えております。

 

また、松田直樹氏が亡くなってから10年となる再来年 2021年には、彼への追悼の意と、その死を風化させないこと目的に、大きなメモリアルマッチの開催も企画・検討しております。

 

今後の日本のサッカー界を担う子どもたちへ、「松田直樹メモリアル Next Generation」の趣旨と想いにご賛同いただける、たくさんの支援者が集っていただけることを願っております。