【古民家再生】松島に一棟貸しの宿をつくりたい!
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 44人
- 募集終了日
- 2022年6月30日
大学をなんとか卒業したい。最後の1年のために学費をご支援ください。
#子ども・教育
- 現在
- 14,000円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 50日
博士課程最後の半年間のためにご支援いただけないでしょうか。
#子ども・教育
- 現在
- 8,000円
- 支援者
- 4人
- 残り
- 46日
名もなき伝統文化の高齢の職人(職工)さんの生活援助第2回
#伝統文化
- 現在
- 47,500円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 32日
ネパールの小学校に日本の「マンガ」を届けたい!
#子ども・教育
- 現在
- 172,000円
- 支援者
- 24人
- 残り
- 36日
全焼した65歳不器用な父のワンオペラーメン店を復活させたい!!
#災害
- 現在
- 1,173,000円
- 支援者
- 64人
- 残り
- 18日
ご利用者様を守るため
#地域文化
- 現在
- 29,000円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 12日
北海道から始まる、農薬不使用の自然農法で地域を守る未来作り
#観光
- 現在
- 36,000円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 10日
プロジェクト本文
『マツシマ荘』
無人島にも受け継がれている暮らしがある。
松島は住民が減少し、無人島になった。
しかし今でも島民は島を訪れ、漁をしたり果実を採ったり
生活の一部として島をつかっている。
大切にされてきた松島で
島暮らしを体感できる宿をつくりたい。
▼ すいません!無人島じゃなくなっちゃいました! ▼
ページをご覧いただき、ありがとうございます。脇村拓嗣と申します。
岡山県倉敷市にある松島は人口減少により、令和2年から無人島になりました。無人島になっても島出身の人たち(以下、島民)は漁をしたり、果実をとったり、友人との休暇を楽しんだりするための場所として活用してきました。今でも島民は島を訪れています。
そんな松島へ令和4年4月に引っ越しました!
” 空き家だった古民家 ”と” ワカメ漁の乾燥小屋 ”を貸していただき、
乾燥小屋に住んでいます。古民家は改修して宿にするために工事を進めています。
▼ 松島ってどんなとこ? ▼
岡山県倉敷市下津井から船で10分ほどの距離にある島です。
島の目の前には瀬戸大橋が通っており全体を見渡せます。
周囲1kmほどの小さな島ですが、最盛期は100人程度の人口だったと聞いています。
フェリー等の定期船はなく、移動手段は自前の船か渡船しかありません。
島民は下津井や児島から船で訪れます。
唯一の産業は天然のワカメ漁。2月から5月は港にワカメが干されています。
営んでいるのは80歳が近いおじいちゃん。子どもの頃から松島でワカメを取り続けています。
ちなみにそんな姿を見て私もワカメ漁に興味が。今年からワカメ漁を習っています!
▼ 松島と私 ▼
私は兵庫県神戸市出身。倉敷市児島へ住み、児島から松島へ通う生活を2年近く続けてきました。
きっかけは文化施設の旧松島分校です。地域おこし協力隊として分校での文化活動の手伝いや建物の管理を今でも行っています。また、島内を整備したり浮桟橋を作ったりと松島のために体を動かしています。
時にはアーティストや子ども会が訪れるので、その対応もしています。
しかしあくまで旧松島分校は文化施設。誰でも訪れることのできる場所づくりができないか。という想いを抱くようになりました。
▼ 限界突破集落?数々の廃墟たち ▼
大切にされてきたとはいえ、松島は限界を迎えています。
令和2年に無人島になった日から家屋や道、畑の荒廃がさらに加速し、手が付けられなくなっています。
島民が帰ってくる家屋は無事ですが、数軒のみ。ほとんどの家屋が倒壊寸前、もしくは倒壊しています。建物は使わなければ急速に傷み、崩れていくという現実を目の当たりにしました。
想いがあって手放せず、朽ちてしまったのか。ご高齢になり島へ渡れなくなってしまったのか。
島が荒れ果てていく姿に寂しさを感じました。
畑、漁、墓参り、休暇。なんでもいい。人が来る”きっかけ”が必要なのだと気づきました。
じゃあ”きっかけ”を作ろう。と、宿を始めることを決意。
人の流れがあれば、建物や道に手を入れることができます。
木を切る。草を刈る。といった地味な作業を続けながら、少しずつでも島をきれいにしていきます。
▼ 【江戸時代の古民家を再生】マツシマ荘をつくる! ▼
知人に紹介していただき、古民家を貸していただけることになりました!
古民家を改修し、一棟貸切の宿「マツシマ荘」をつくります。
と同時に、送迎に使うための船も購入しました!
知人経由で安く譲っていただき、完全に追い風が吹いています。
と思ったら?
建物の損傷が予想以上。
床を剥がすと柱は根本で腐り、よく見ると傾いている柱がいくつもあります。
途方に暮れつつも、まずは家の周りの木や草を切る、押入れや物置のゴミを出す、腐った部分を解体する等々。出来ることをコツコツと続けていました。
そんな中で地元の大工さんと知り合い、休日を返上し手伝って頂けることに!
今年の3月から来ていただき、建物の水平垂直出し、柱の交換などの基礎工事までを終えることができました。
「わしが来んかったらどがんするつもりじゃったん」
と、大工さんにはいつも言われます。笑
当初は全部自分で!と考えていたのですが、建物の傷みが想像以上だったのでDIYのレベルではありませんでした。考えが甘すぎたことは反省です。
とはいえ大工さんが来てくれたおかげで、まだ時間はかかりますが完成の目途が立ってきました!
▼ マツシマ荘をこんな宿にしたい! ▼
建物の構造や間取りはありのままに。島生活を味わえる宿にしたいと思っています。
松島は小さな島なので観光する場所はほとんどありません。
しかし、何もないが故に人や自然と向き合うことのできる場所だと感じています。
家族や友人、恋人と非日常を過ごしてもらえたら嬉しいです。
宿泊がメインになりますが様々なニーズに対応できるよう、平日の日帰りプランや長期滞在の受け入れも検討しています。
”休日を過ごすために” ”BBQや海水浴をするために”
”釣りの休憩に” ”場所を変えて仕事をするために” etc...
・食事
宿泊の場合は1泊2食付き、日帰りの場合はお持ち込み頂こうと考えています。
食事は地元の料理屋さんより仕入れさせていただく予定です。
また、バーベキュー道具を一式用意いたします。バーベキューをご希望のお客様には食材の準備をさせて頂こうと思っています。
宿内には通常のキッチンもありますので、利用目的に応じてお楽しみください。
・体験
釣り道具一式をご用意します。(初心者の方にはアドバイスいたします)
オプションとして船釣りもご用意する予定です。
瀬戸大橋周辺のクルージングやドラム缶風呂など、自然を満喫できる体験をご用意します。
将来的に用意したいもの
・漁業体験
”ワカメ漁”や”建て網漁”を体験できるよう準備を進めています。
自然相手かつ許認可等が必要になるため、時間をかけて準備しています。
▼ これまでとこれからの工程 ▼
これまで(昨年秋から)
・伐採
家の8割が山に飲み込まれた状態でした。木は屋根や壁に突き刺さり、背丈を超える草だらけ。
木を切り、草を刈りました。
・片付け
生活に使われていた大量のモノを使えるもの、捨てるもの、持ち主に返すものに仕分けました。
昔はこの家1軒に3世帯住んでいたとのこと。軽トラ10台分はあったと思います。
・解体
歩くと床が抜ける落とし穴状態の床や、傷んだ壁や天井を解体しました。
・土のう
裏側の畑が崩れて50㎝ほど家が埋もれていました。
法面との幅が狭く、風通しが悪いことも建物が傷む要因と大工さんに教えて頂き、土のうを積むことにしました。約700個作り、壁との幅を1m空けて積み上げました。
・柱の交換
腐っている柱が多くありました。柱の交換や継ぎ替え、数ミリ単位の高さ調整などが必要でした。ここはさすがに大工さんへお任せし、手伝いのいる箇所だけ手伝う形で進めました。
・屋起こし
建物自体が大きく歪んでいました。5cm以上傾いている柱も。
大工さんに来ていただき、手伝いながら水平と垂直を出しました。
・壁下地
北側の壁の損傷が激しく、作り変える必要があったので土壁を落としました。
大工さんに相談し、時間的にも強度的にも土壁よりコンパネと石膏ボードで壁を作る方が良いと
いうことになりました。大工さんとともに下地を作り、コンパネを張りました。
これから
・屋根の補修
1mほどの大きな穴が開いているので補修を行います。
周辺の瓦を下ろし、下地からやり替えます。
・瓦葺き替え
雨漏りは穴の開いている部分だけですが、ルーフィングが入っていません。
建物のことを考え、瓦を葺き替えます。
・内部工事
床の根がらみや下地、土壁の補修、石膏ボードの貼り付けなどを行います。
(ちなみに畳とフローリングの部屋、両方作ります。)
また、洗面所は新設し、台所やお風呂も工事が必要です。
土壁や漆喰の補修は左官さんに教えてもらいながら進めていく予定です。
・水道工事
地元の水道屋さんに見積りをして頂いており、水回りの工事が進み次第お願いする予定です。
・電気工事
地元の電気屋さんに見積りをして頂いており、終盤の方で工事に入っていただきます。
・ウェブサイト
作成を進めています。予約はオンラインで受付いたします。
▼ +α 新聞を発行します ▼
令和3年末に松島新聞を作りました。松島であった出来事を素人ながらにまとめたものです。
今後も新聞を発行していきたいと思っています。発信はもちろんのこと、”松島の今”を蓄積しアーカイブ化していきたいと考えています。マツシマ荘がキーとなり、再開拓されていく姿を文字や写真で残していけたらいいなと思ってます。
瀬戸内海の小さな有人島を応援していただけたら嬉しいです!
▼ さいごに
建物の改修を業者に丸投げすると最低1500万円はかかると言われたところを、大工さんや島民、地元の方に応援、協力してもらい改修を進めています。 ここまでは僅かな貯金と自分の手足を動かしなんとかやってきましたが、まとまった資金が必要になる段階に来ました。
大工さんとの打ち合わせ、電気と水道工事の見積もりを行い、目標金額を設定させていただきました。 クラウドファンディング以外では、100万円の起業補助金をいただく予定です。今後とも手足を動かしマツシマ荘の完成に向けて頑張っていく所存です。ご協力いただけますと幸いです!
撮影協力:能瀬 大智、他
- プロジェクト実行責任者:
- 脇村 拓嗣
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
低予算で改修を進めておりますので、余裕を持ったプロジェクト期間を設けさせていただきます。 2022度年中に工事を完了し、2023年5月よりオープンします。 冬季は悪天候の日が多いため、毎年4月頃から10月頃までの営業にしようと考えています。 ご支援いただく資金は材料費、大工さんへの謝礼、水道工事費、電気工事費、その他オープンに必要な備品や申請手数料等に使わせていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 全て年度内に取得予定です。 ①簡易宿所営業許可:既に保健所とは相談しており、古民家の改修が終わり次第許可申請を行います。 ②クルージングを行うために:内航不定期航路事業届出等の各種申請 ③釣り船を出すために:遊漁船業務主任者講習等
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 「プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可」と同じ。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填します。 万が一自己資金でも確保できなかった場合は資材を再検討、または使用に影響のない程度に設備費を削ります。返金はいたしかねますのでご了承ください。
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プロフィール
兵庫県出身。1996年生まれ。 高知工科大学を卒業後、東京で会社員として働く。 「地方で働く」という目標を実現すべく、地域おこし協力隊として岡山県倉敷市へ移住。 瀬戸内海の島の奥ゆかしさに触れ、下津井沖の松島へお引越し。島で暮らしながら古民家を改修中。
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リターン
5,000円+システム利用料
【松島応援】天然ワカメ コース
松島に現存する産業は、元島民の方が営むワカメ漁です。
島唯一の産業を守るためにもご協力ください。天然の乾燥ワカメをお送りいたします。
・200g × 1袋
・送料込み
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2023年5月
25,000円+システム利用料
【クルージング or 船釣り付】宿泊コース(~2名様)
■マツシマ荘で1泊2日過ごせる権利
・2023年4月にメールとお手紙にてご案内をお送りいたします。
・クルージング(約45分)または船釣り(約90分)のどちらかをお選びいただけます
・1泊2食付き
・有効期限 2024/11/30
・最大利用人数 2名様
・利用可能時間 12:00~翌日10:00
※写真はイメージです
※冬季は悪天候の日が多いため、毎年4月頃から10月頃までの営業になる予定です。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
5,000円+システム利用料
【松島応援】天然ワカメ コース
松島に現存する産業は、元島民の方が営むワカメ漁です。
島唯一の産業を守るためにもご協力ください。天然の乾燥ワカメをお送りいたします。
・200g × 1袋
・送料込み
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2023年5月
25,000円+システム利用料
【クルージング or 船釣り付】宿泊コース(~2名様)
■マツシマ荘で1泊2日過ごせる権利
・2023年4月にメールとお手紙にてご案内をお送りいたします。
・クルージング(約45分)または船釣り(約90分)のどちらかをお選びいただけます
・1泊2食付き
・有効期限 2024/11/30
・最大利用人数 2名様
・利用可能時間 12:00~翌日10:00
※写真はイメージです
※冬季は悪天候の日が多いため、毎年4月頃から10月頃までの営業になる予定です。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
プロフィール
兵庫県出身。1996年生まれ。 高知工科大学を卒業後、東京で会社員として働く。 「地方で働く」という目標を実現すべく、地域おこし協力隊として岡山県倉敷市へ移住。 瀬戸内海の島の奥ゆかしさに触れ、下津井沖の松島へお引越し。島で暮らしながら古民家を改修中。