プロジェクト概要

中山間地の農山村に定住して農業をする後継者を増やすため、新潟県十日町市池谷地区に新しい家を建設します!

 

はじめまして。NPO法人十日町市地域おこし実行委員会の多田と申します。私は2010年2月に、妻子とともに新潟県十日町市にIターンしました。普段は棚田で米作りをしつつ、若い後継者が子育てしながら中山間地で生活を成り立たせられるような、住居・仕事・収入を作る取組をしています。

 

今年の7月から、私たちは十日町市池谷集落で、農業の後継者が住むための住宅(愛称「めぶき」)を建設しています。普通に建てるだけではなく、多くの人の手垢がついた建物にすること・出来るだけ費用を抑えて作ることを考えて、ワークショップ形式を織り交ぜながら建設します。

 

しかしその住宅の建設費用が、当初の予算を上回ってしまい不足しています。ぜひ皆様のご支援をいただけないでしょうか?

 

(十日町市池谷集落の様子)

 

 

現在、9世帯21人が暮らす池谷地区には、後継者に住んでもらう住宅がありません。

 

十日町市池谷地区は、昭和30年代には約170名の人が生活していました。しかしその後、高度経済成長期に多くの若者が集落を離れ、さらに農林業では生活が厳しくなったことなどによって、一時は住民が13人にまで減り、いわゆる「限界集落」となりました。しかし、そこから若い移住者が1人増え、また1人増え、そして子供が生まれ…限界集落から脱却しました。

 

そのことから“奇跡の集落”とも呼ばれる池谷集落ですが、日本の中山間地にある他の多くの集落と同様、農家の高齢化が進んでおり、農業後継者の不足が大きな課題となっています。

 

また、多い時は4m近くの雪が積もる豪雪地帯ゆえ、離村する際はみな家を壊すために、集落には人が住める空き家がありません。多くの過疎地ではたとえ空き家があったとしても、「家財を片づける手間が惜しい」「時々は帰ってくる別荘にしたい」などの理由で家主が貸したがらないことも多く、全国的に移住希望者が住まいを確保する事は難しいという課題があります。

 

(移住者向け住宅「めぶき」建前の様子)

 

 

農業の後継者問題は田舎だけの問題ではなく、都会の人にとっても無関係ではありません。

 

2011年3月11日の東日本大震災によって、一時東京のお店から物が無くなる等、いざという時に「食糧を自給できる状況」を作っておかなければ危うい、ということを感じた方は多いのではないでしょうか。また今後、日本の人口が減る一方で、世界の人口は増えていきます。2050年には世界の人口は90億人を超える事が推計されており、長い目で見ると今後いつまで海外から安い食べ物が輸入できるかはわかりません。

 

そういう目で見ると、農業のベテランが全員引退してしまう前に後継者が育たないと、私達の子供や孫が食べるものに困ることも十分に考えられます。農業は自然を相手にすることもあり、また生産~販売までのスパンが長いので、技術を磨くにはとても時間がかかります。村の方は「一人前になるには10年はかかる」とおっしゃいます。

 

現在の農業従事者の64%は65歳以上であり、10年もしたら農業従事者は半減するでしょう。ここ数年で何とかしないと間に合わないと思います。

 

 

農業の後継者のための住宅を用意し、限界集落・食料の問題を解決するモデルをつくりたい!

 

私たちは1年前から、農業の後継者が住む家を建設するため、自己資金のほか、寄付金、助成金を集めてきました。この家の建設によって、池谷集落に定住して農業をする後継者を増やします。そしてこれをモデルとして、十日町市全域に同じ仕組みを波及させたいと考えています。

 

ひいては、似たような課題を持つ他の集落の参考となり、全国各地の農業後継者の問題解決につながってほしいと思っています。日本の農業をつないでいくことで、日本中の限界集落が希望を持てるようにしたい。そして同時に、将来の食糧不足を防ぎ、都会に住む人たちのためにもなれたらと願っています。

 

 

(村の人達の集合写真)

 

 

昔ながらの結いの精神で、多くの人達の手垢のついた建物を!

 

移住者向け住宅「めぶき」は、なるべく多くの方に関わって建設するというコンセプトのもと、募金の他、ワークショップ形式で、実際の建築にも携わってもらいました。

「おうちを建てよう!ワークショップ」

第一回 7/26・27(土・日):地鎮祭、材木の運搬
第二回 8/9・10(土・日):コンクリート打設、道普請
第三回 8/23・24(土・日):土台敷、建前・餅まき・上棟式
第四回 9/6(土):断熱材施工
第五回 9/20・21(土・日) 壁はり

 

        (「おうちを建てよう!ワークショップ」の様子)

 

※現在も壁はり等、建設のボランティア作業は残っております。ご希望の方いらっしゃいましたら、十日町市地域おこし実行委員会(tel 025-761-7009)までご連絡下さい。

 

 

金銭的な数字と、予算を上回った経緯(約536万円足りません)

土地・建物総額:17,900,150円

 ■これまで頂いた寄附金:5,242,761円

 ■越後杉助成金:2,293,000円
 ■準備していた自己資金:5,000,000円
■不足分:5,364,389円

 

今回、「めぶき」建設の費用が想定を超えた理由は、2点あります。

 

1つ目は、当初建設を予定していた土地が、水を引くのに道路工事などが必要で5,000,000円程度が余分にかかるという話になったため、建設予定地を変更し、新たな土地取得にかかる経費として2,000,000円がかかったことです。

 

この土地は、過去に都会から移住して、現在はよそに移ってしまっている方の所有となっていた土地です。我々が購入する時点では更地になっていたのですが、その方がこの土地を購入した時は古民家があり、高額の購入費用がかかっていたので、今回双方で話し合ったうえで上記の金額に決まりました。水源の関係で他に住宅を建てられる土地がなかったため、この土地を買うより方法はありませんでした。

 

2つ目は、建築資材の高騰などにより想定以上の建設費が余儀なくされた事です。建材に集落の木をはじめとした越後杉を使用する事で2,293,000円の助成金を使う事が出来ますが、まだ5,364,389円の予算オーバーとなっています。

 

 

子供や孫が食べ物に困らない社会を作るために、ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします!

 

 

 

引換券について

 

引換券として、以下のものをご用意させていただきます。

 

◆サンクスメール

 

◆特別栽培米 魚沼産コシヒカリ

新潟県十日町市池谷地区の棚田で、山の清水で育てた魚沼産コシヒカリです。

 

◆魚沼産コシヒカリ 山清水米 白がゆ

新潟県十日町市池谷地区の棚田で、山の清水で育てた魚沼産コシヒカリで作った白がゆ(レトルト)です。消費期限は2016年3月です。

 

◆「めぶき」建設功労者のお名前を掲載

移住者向け住宅「めぶき」の建物に設置する、建設功労者の木板にお名前を掲載させていただきます。


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