震災10年の石巻。伝承と交流の場「MEET門脇」の建築に参加しよう

クラウドファンディングチャレンジ期間もあと５日！

今回は、MEET門脇を建設するにあたり、デザインや建築パースなどの

制作面でご協力いただいているチームをご紹介します！

 

MEET門脇のロゴやパースなどを作ってくださっているクリエイターチーム

「ノクチ基地」（https://nokuchikichi.com/）さんは、神奈川県溝の口を拠点に、

地域密着型の活動をしています。

 

神奈川の会社さんが、なぜMEET門脇のデザインサポートに？

それには東日本大震災からの深い縁が繋がっています。

 

震災直後、現3.11みらいサポートのスタッフであるSは、いち被災者という

立場でした。

そのSに、SNSを通じて連絡をくださったのが、現在「ノクチ基地」で代表

をつとめる山本美賢さんでした。

 

「何か被災地で不足しているものはないか？必要なものがあれば、こっちで

できるだけ集めて届けるから！」

 

その言葉通り、数日後には山本さんを介して石巻へたくさんの支援物資が

届けられたのです。

当時、その言葉と機動力に、どれほど救われたかわかりません。

 

そんな縁のある彼に、「MEET門脇」のことを相談してみようと思ったの

には、もうひとつ大きな理由がありました。

 

その山本さんが代表を務める制作会社「ノクチ基地」で、デザイナーとして

活動していた山崎百香さんです。

 

山崎さんは、震災時にボランティアとして石巻に関わり、震災後の数年を

石巻で暮らした経験があります。

その間にもデザイン活動を続け、石巻市内でみかけるロゴやイラストなどで、

山崎さんの仕事を多数見つけることができます。

 

そんなお2人のいる「ノクチ基地」に「MEET門脇」の世界観をつくる

デザイン面でのバックアップをお願いしたい…そう考える事はごく自然でした。

何より、震災直後からの石巻の空気感や地域のいとなみを知る人にしか

出せないものが、民間でつくる伝承交流施設「MEET門脇」には絶対に

必要だったのです。

 

 

 

「MEET門脇」のロゴには、私たちの根本にいつもある311が隠れています。

四角バージョンのロゴ周囲にはリボンをしっかりと結ぶ「結び切り」の

モチーフが使われ、「二度と（震災での悲しい出来事を）繰り返さない」

という意味が込められています。

 

ノクチ基地さんには、館内展示の内部パース図もお願いしており、

この程シアタールーム、子どもたちのための防災学習スペースのパースも

出来てきましたのであわせてご覧ください。

 

また、物販スペースに登場予定のオリジナルグッズにもデザイン協力を

していただいておりますので、そちらはまた改めてご紹介したいと思います。

 

地域内はもちろん、地域外の被災地に心を寄せてくださる皆さんとも

力をあわせてつくる「MEET」門脇の建設に、あなたも参加しませんか！

ご支援、情報拡散へのご協力をよろしくお願い致します！