命の期限をつけられた犬たちが再び”活き”られるシェルターを作りたい

命の期限をつけられた犬たちが再び”活き”られるシェルターを作りたい

支援総額

2,737,000

目標金額 500,000円

支援者
248人
募集終了日
2021年5月14日

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プロジェクト本文

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【ネクストゴール(第二目標)達成のお礼と最終目標の設定について】

 

4月1日、開始からわずか2週間で、ネクストゴール(第二目標)として設定した120万円を達成することができました!たくさんの方からのご支援に、心より感謝申し上げます。ご支援者様から応援メッセージをいただけることも、この上なく嬉しく、毎日大切に拝読しております。

 

皆さまからのご支援のおかげで、ドッグランの整備を開始できる運びとなりました。早速、ご協力いただく業者さんと、材料の購入、作業日程や内容の相談を進めています。ご支援の使途内訳や作業の様子は、詳細が決まり次第、随時新着情報(リンク)にてご報告させていただきます。本当にありがとうございます。

 

このプロジェクトは、目標金額に達しなければ皆さまから頂いたご支援を受け取れない仕組みのため、第一目標をドッグラン&トレーニングスペースの整備とREADYFOR手数料の、120万円に設定しておりました。

 

しかしながら、新シェルターの改修には、水道や電気などのライフラインの整備を含め、最低限でも500万円以上の費用がかかります。そのほとんどが、自分たちでできる限りの作業を行うDIYを想定した材料費です。

 

現在は、保護活動の資金源となっている業務や、保護犬たちのケア、そして改修作業を、スタッフ・ボランティアさん一丸となって、休みなく回している状況です。犬たちの医療費やケアにかかる費用は自ら賄えるよう努めておりますがひっ迫しており、シェルター改修費用の捻出に苦戦しています。今のままでは、どうしても建物や人員のキャパシティが足りず、犬たちの受け入れをスローダウンせざるを得ません。助けが必要な犬たちには時間がありません。

 

新しいシェルターでの体制を一刻も早く整え、1日でも早く、1頭でも多く、チャンスを待つ犬たちの保護活動に注力したいと考えています。

 

殺処分対象だった保護犬たちのBefore/After

 

どうか、ラストゴール(最終目標)を設定し、皆さまへ再度のお願いをさせていただきますこと、ご理解頂けましたら幸いです。

 

最後の目標は【380万円】です。新たにご協力をお願いする260万円の予定使途内訳は以下です。


●浄化槽の入替、水道の整備:150万円
※水道管の劣化箇所の発見により、大幅な引き直しが必要となり、当初の予定より金額が大きくなってしまいました。
●電気工事・配線:20万円
●土間コンクリート工事 :40万円
●READYFOR手数料:40万円~ 等

 

作業を進める中でそれぞれの費用に差額が出ることもあるかと思いますが、皆さまに託して頂いた想いとご支援金は全て、責任をもって、新シェルターの改修費用として活用させていただきます。もしも最終目標を達成できなかった場合にも、力を合わせ、どんなに時間がかかっても新シェルターを完成させる決意です。

 

このプロジェクトの期限は、2021年5月14日(金)23時までとなります。重ねてのお願いとなり大変恐縮ですが、皆さまからのご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

 

2021年4月6日追記

メロードッグレスキュー代表 髙橋美織 山本花野子

 

 

保護犬とずっとの家族を繋ぐドッグレスキュー。
もっと多くの犬たちのための新しい居場所をつくりたい。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。埼玉県越谷市で犬の保護・譲渡活動をしている、メロードッグレスキューと申します。

 

代表:髙橋美織(左) 山本花野子(右)

 

私たちは2人で住む自宅の1階部分と庭を犬たちと過ごすスペースとして改装し、犬の幼稚園(社会化)・トレーニング・トリミング・ホテル(一時お預かり)などを通して、飼い主さんと愛犬のゆたかな暮らしをサポートする仕事をしています。その収益の一部と、私たちにできる精一杯の時間とエネルギーを、行き場のない犬たちの保護活動に費やしています。 

 

仕事の傍らで細々と始めた活動でしたが、同じ志を持つ仲間がひとり、またひとりと増え、現在は数名のボランティアさんの力をお借りしながら、新しい家族を待つ14頭の保護犬たちと一緒に暮らしています。

 

 

現在の自宅兼シェルターは、老朽化・スペースの問題で今以上に人員を増やすことも難しく、活動の限界を迎えています。そんな折、ご縁があり、新しいシェルターとして古家付きの土地を提供していただけることになりました。

 

昨年、年の初めより力を合わせて移転の準備を進めてきましたが、コロナウイルスの影響も大きく、予算に充てていた収入および貯金を切り崩し保護活動に充てる形となり、自己資金で改修費用の全てを賄うことが難しくなってしまいました。

 

古家は、現状では人も犬も住める状態ではなく、大規模な改修が必要です。できる限り自分たちでDIYを行い費用を抑える予定ではありますが、どうしても不足している工事費用への補填にお力を貸していただきたく、悩みに悩んだ末、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

 

1日でも早く、チャンスを待つ犬たちを迎え入れられるよう、改修を進めていきたいと思っております。同じ想いを持つ皆様、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。 

 

 

 

過酷な体験をしてきた犬たちに寄り添い、人を信じてもらえるように。

 

メロードッグレスキューは、学生時代から保護活動に関わってきた私たち2人が一緒に働く中で、「犬たちのために、できる限りのことをしたい」と願ったことから始まりました。

 

私たちが一緒に暮らしている保護犬の半数以上は、保健所に捕獲収容された野犬(やけん)です。 野犬とは、人間との関わりを持たずに生きてきた犬たちのことで、人馴れもしていないため処分対象に一番近い存在です。

 

野犬たちにとっては、人間はもちろん、人間との暮らしで出会うすべてのものが恐怖の対象でしかありません。 人間がよかれとやっていることでも、周囲の一挙手一動を怖がり失禁・脱糞してしまったり、怯えるあまり、何日もごはんや水に口をつけられなかったり…突然リードや首輪をつけられようものなら必死で噛みちぎり、場合によってはケージや扉も破壊して、死に物狂いで逃げ回ります。

 

そんなときの彼らは、まさに“野生動物”。幅広い個体差はありますが、捕獲・収容後すぐに一般のご家庭に迎えるのは難しいことが多いのが現実です。

 

それでも、犬たちを尊重したアプローチを根気よく続けていくことで、人の傍らで暮らせるようになる子も多くいます。

 

保健所に捕獲収容されていた野犬の、リンクとトレイシーのお話を少しだけご紹介させてください。

 

 Before  顔を隠してうずくまり、一歩も動けなかったリンク

 

出会った時のリンクは生傷が無数にあり、怯えるあまり常に目を見開いて、パニックを起こしながら逃げまどうばかり。身を守ろうと、口が出てしまうこともありました。

 

 

 Before  無気力で、なにも興味を示さなかったトレイシー

 

トレイシーは健康状態が悪く、足や顔は熱をもって真っ赤な皮膚が見えるほどの脱毛。連れ帰るためにリードをかけただけで、恐怖から失神して倒れてしまいました。

 

 

2頭とも人間への信頼はゼロどころかマイナスからのスタート。環境変化によるストレスで、最初の数週間は下痢や体調不良の波もありました。日が昇る前に起き、人間の姿が見える度に駆けずり回って粗相をしてしまう2頭をなだめながら、家中を掃除して回る日々でした。

毎日のようにウンチ・オシッコまみれになり、寝不足になりながらも、私たちのことを「嫌いだ!」と全身で伝えてくる彼らと必死で向き合い続けました。

 

 After  すっかり表情の変わった2頭

 

 

今では、リンクもトレイシーも人が大好き!毎日笑顔で、お散歩も楽しく行けるようになりました。それだけではなく、他の犬たちの社会化トレーニングにも一役買ってくれる、立派なスタッフの一員として活躍してくれています。 

 

一進一退を繰り返しながらも少しずつ心を開いてくれた2頭は、私たちに本当にたくさんのことを教えてくれました。野犬の子たちと実際に「生活を共にする」ことの大変さ、付き合い方やお世話のコツを学んだ経験は、後に続く保護活動でも心の支えになっています。

 

 

 

リンクとトレイシーのように、セカンドチャンスを待つ犬たちは溢れています。1頭でも多くの子たちを家族の一員として迎え入れていただけるように、心身のケアを行っています。 お休みはほとんどありません。

 

それでも、近くで見守り信頼関係を築くこと、特徴や性格・個性を深く把握することは、里親希望者様とのマッチングに必要不可欠です。だからこそ、保護犬たちと「共に暮らすシェルター」という形にこだわり活動をさせて頂いております。

 

 

命の期限からの解放は、ゴールではない。

犬たちがのびのびと”活き”られる環境を作りたい。

 

私たちがこの活動の中で1番大切にしていること。

 

それは「丁寧な譲渡」です。

 

譲渡までの過程に時間をかけずに、希望者さんが現れたらすぐに譲渡し、新しい子を受け入れれば、数字上はもっとたくさんの命を救うことができるのかもしれません。しかし、安易な譲渡が里親さんにも犬にも結果的に悲しい事態を招くケースがある、ということを私たちは知っています。

 

特に野犬の場合は、時間をかけて待ってあげるだけでは、閉じこもったマインドも行動も変えることはできません。部屋の片隅で風の匂いも感じず、ただ心臓が動いているだけの犬を増やしたくない。

 

 

だからこそ、譲渡前のトレーニングはもちろん、里親さんへの継続的なカウンセリングを通し、犬と人、双方が幸せに暮らせるよう、責任をもって丁寧にサポートしていきたいと考えています。また、その様子を発信することで、「命に対する責任や終生飼育の大切さを伝えていきたい」、そしていつの日か保護犬という存在自体がなくなるよう、「今よりももっと活動の幅を広げていきたい」という目標があります。

 

新たな挑戦をしていくために、今、シェルターを必要としています。

 

今回皆様のご支援をいただいて目指す第一ゴールは、ドッグラン兼トレーニングスペースへのフェンス・ゲートの設置と、芝生・ウッドチップの敷設(約120万円)です。このスペースがあることで、犬たちを安全にお世話できるだけでなく、日々のトレーニング(特に、人馴れしていない子のお散歩練習や、犬達の社会化練習など)や、譲渡会などの開催もできるようになります。

 

 

およそ600㎡の予定地は、仕事の合間を縫って数カ月にわたり、ボランティアさんと協力して手作業で整地を行いました。不法投棄されていた約8トンほどのごみも片付けることができ、近隣の皆様からも応援いただいています。

 

隣接する古家は築50年以上で損傷が激しく、ほぼスケルトンからの改修予定です。

 

建物内の様子

 

必要な最低限の改修(私室部分を除く)は以下です。

屋根の修理:120万円 ※2月末 施工済

浄化槽の入替、水道の整備:100万円

電気工事・配線:20万円 ※3月着工予定

エアコン・機材の設置:40万円

内装(割れた窓の交換、腐った床の補修、CF貼など):60万円

土間コンクリート工事 :40万円

トレーニングスペース・ドッグラン整備:120万円: 

●READYFOR手数料:22万円~

計:約500万円

 

※上記費用の一部をクラウドファンディングで募らせていただきます。

※2021年12月31日までに、シェルターの改修を完了させたことをもって、本プロジェクトを実施完了とします。

 

もしも第一ゴールを達成し、それ以上のご支援をいただいた場合には、上記改修工事の費用に充てさせていただき、少しでも早くチャンスを待つ犬たちを迎え入れられるよう早期オープンを目指します!

 

シェルター構想図面

 

 

保護犬が社会からいなくなる。そんな未来の一歩のために。

 

保護犬にまつわる問題は、一朝一夕で全て解決できるような規模のものではありません。

 

まずはたくさんの方に現状を知ってもらうこと。そして、動物たちの福祉(アニマルウェルフェア)を考え、自ら行動選択ができる人を増やしていくことが必要です。実際に犬と暮らしていなくても、私たちの暮らしの中でできることは、たくさんあるのです。

 

新しいシェルターでは、少しでも多くの犬たちのケアに当たれるよう、私たちと同じ志をもって保護活動にあたってくださる施設ボランティアさん、自宅での一時預かりをしてくださるフォスターファミリーさんの育成にもより一層力を入れていきます。

 

 

併せて、ひとりでも多くの方々に野犬、保護犬・保護活動や生体販売にまつわる問題を知ってもらえるよう、啓蒙活動も行っていきます。コロナ禍の今、多くの人が集まる場を設けるのは難しいかもしれませんが、将来はオープンシェルター(見学会)などのイベントの他、TNRを始め動物福祉に関わる活動場所を必要としている方にも利用していただけるよう、検討していきたいと考えています。

 

より安全に犬と人が触れ合い学べる場を整えることはもちろん、不幸な命の連鎖を止めるためのシェルターを目指します。

 

 

私たち人間が作り上げてきてしまった不条理のために苦しむ犬たちに、見ないふりをするのはもうやめにしたい。保護犬という存在を、なくしたい。

 

そのために、いま、皆さまのお力を必要としています。私たちの挑戦に、どうぞ一人でも多くの方からの応援をどうかよろしくお願いいたします。

 

 


本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

はじめまして!主に保健所に収容された野犬や、疾患・問題行動等により処分対象となってしまった犬たちのレスキューをしています。自宅の1階部分と庭を犬たちと過ごすスペースとして改装し、お仕事をしながら、その収益の一部と、自分たちに出来る限りの時間とエネルギーを、保護活動に費やしています。数名のボランティアさんの力をお借りしながら、里親さんを待つ14頭の保護犬たちと一緒に暮らしています。

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リターン

3,000


ペップのすやすやコース

ペップのすやすやコース

●保護犬たちからお礼のメール

を心をこめてお送りさせていただきます。

※リターンに費用がかからない分、手数料を除いたご支援の全額をシェルター改修費用に充てさせていただきます。
※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
94人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

5,000


リンクのにこにこコース

リンクのにこにこコース

●保護犬たちからお礼のメール

を心をこめてお送りさせていただきます。

※リターンに費用がかからない分、手数料を除いたご支援の全額をシェルター改修費用に充てさせていただきます。
※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
61人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

10,000


ジョジョのもじもじコース

ジョジョのもじもじコース

●保護犬たちのポストカード
●直筆のメッセージ
✶2021年7月~12月まで毎月、活動報告(メール)

を心をこめてお送りさせていただきます。

※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

10,000


フィアーナのぶんぶんコース【ギフトなし】

フィアーナのぶんぶんコース【ギフトなし】

●保護犬たちからお礼のメール
✶2021年7月~12月まで毎月、活動報告(メール)

を心をこめてお送りさせていただきます。

※リターンに費用がかからない分、手数料を除いたご支援の全額をシェルター改修費用に充てさせていただきます。
※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

30,000


ルディのがじがじコース

ルディのがじがじコース

●保護犬たちのポストカード
●直筆のメッセージ
✶オリジナルサコッシュ
✶2021年7月~12月まで毎月、活動報告(メール)

を心をこめてお送りさせていただきます。

※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

30,000


ブルーノのてくてくコース【ギフトなし】

ブルーノのてくてくコース【ギフトなし】

●保護犬たちからお礼のメール
✶2021年7月~12月まで毎月、活動報告(メール)

を心をこめてお送りさせていただきます。

※リターンに費用がかからない分、手数料を除いたご支援の全額をシェルター改修費用に充てさせていただきます。
※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

50,000


トレイシーのきらきらコース

トレイシーのきらきらコース

●保護犬たちのポストカード
●直筆のメッセージ
✶オリジナルサコッシュ
✶2021年7月~12月まで毎月、活動報告(メール)

を心をこめてお送りさせていただきます。

※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

100,000


全員集合!はちゃめちゃコース

全員集合!はちゃめちゃコース

●保護犬たちのポストカード
●直筆のメッセージ
✶オリジナルサコッシュ
✶2021年7月~12月まで毎月、活動報告(メール)

を心をこめてお送りさせていただきます。

✶できあがったドッグランに、お名前もしくは企業名を掲示させていただきます。(ご希望される場合のみ)

※税制上の寄付控除にはなりません。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

プロフィール

はじめまして!主に保健所に収容された野犬や、疾患・問題行動等により処分対象となってしまった犬たちのレスキューをしています。自宅の1階部分と庭を犬たちと過ごすスペースとして改装し、お仕事をしながら、その収益の一部と、自分たちに出来る限りの時間とエネルギーを、保護活動に費やしています。数名のボランティアさんの力をお借りしながら、里親さんを待つ14頭の保護犬たちと一緒に暮らしています。

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