東日本大震災 2022年度活動報告書を公表しました
READYFORプロジェクト「ハードからハートへ 〜災害大国ニッポンに“伝承”の力を」にご支援いただいた皆様
ご報告が遅くなりましたが、
この度はCIvic Forceのクラウドファンディングプロジェクト「ハードからハートへ 〜災害大国ニッポンに“伝承”の力を」にご協力をいただき、誠にありがとうございました。改めてのご報告が遅くなりましたが、2〜3月末までに34人の方々に201,000円のご寄付をお寄せいただきました。たくさんのご寄付と応援メッセージをいただき、本当にありがとうございます。スタッフ一同心より感謝申し上げます。
なお、このたび2022年度の活動報告書(東北支援事業))を公表しました。これまでみなさまに支えられながら、東北3県で「コミュニティ支援」「福島原発」「記憶の伝承」の3テーマを軸に事業を展開し、2022年度は10団体と11事業を実施しました。ぜひご一読ください。これからも被災した地域の課題に向き合い、次に起こりうる大規模災害に備えます。
Civic Forceは2019年の発足以来、大規模災害時に「一刻も早く、一人でも多くを救う」という目標を掲げ、特に緊急支援から復旧フェーズに力を入れて活動してきましたが、
東日本大震災という未曾有の被害を前に、被災した地域において長期にわたって次々に浮上する多様な課題にも向き合ってきました。特に原発事故の影響を受ける地域の状況や災害から身を守る術・心構えを伝えていくことは、災害支援を専門とする私たちの責務だと感じています。
地震や津波、火山噴火、台風など自然災害の多い日本では、災害記念碑、災害遺構、語り部など、過去にもさまざまなかたちで被災の体験や教訓が伝えられてきましたが、3.11の教訓を後世に残し次の災害で命を守るためには、今生きている私たちが「何をするか」にかかっていると思うのです。
住民目線の「災害伝承」の取り組みを下支えする仕組みが不十分な中、引き続き私たちは東北や全国のパートナー団体の皆さんと協力しながら、少しでもこの輪を広げていきたいと考えています。
これからもどうかご関心をお寄せください。そして一緒に災害に備えていきましょう!
Civic Forceスタッフ一同