寄付総額
目標金額 850,000円
- 寄付者
- 115人
- 募集終了日
- 2019年10月25日
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- 12人
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- 残り
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- 総計
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プロジェクト本文
終了報告を読む
本プロジェクトは福井県が「クラウドファンディング型ふるさと納税」の対象事業として認定しています。寄附の方法は通常のクラウドファンディングと同じですが、実質負担2千円で寄附できるメリットがあります。
※ただし、上限があります。詳細は福井県のホームページをご覧ください。
※確定申告が不要なワンストップ特例制度の申請をご希望の方は、ページ下部に留意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。
子どもたちに伝えたい
「福井の心」を一冊の絵本に
ページをご覧いただきありがとうございます。福井県越前市で地域おこし協力隊として活動している、宗田光一と申します。私はこれまで、画家・美術家として30年間近く活動してきました。もともと、長野県にアトリエを構え活動していましたが、3年前から地域に関わる仕事を始め、これまで熊本県玉東町、栃木県大田原市で活動。今年4月から福井県越前市で働いています。
福井県越前市に移住して半年ですが、福井県の方々のやさしさに触れて、伝説の鬼に対する思いやりの心にも、この地ならではの特別なものがあると、感じるようになりました。その福井の人々の郷土愛をヒントに、創作絵本『めおと鬼』物語が誕生しました。
創作絵本『めおと鬼』は、両親を亡くして一人になった子どもを育てるというやさしい夫婦鬼の物語です。その鬼に育てられた子どもが仏門に入るまでの半生が絵本として描かれています。福井県の高い精神性である白山仏教文化の根底には、今もその心やさしさが脈々と流れているのではないかと、感じています。
今回、福井県民の優しい心をテーマとした創作絵本『めおと鬼』を出版するために、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。できあがった絵本を越前和紙のカバーでくるみ、「和紙の手触りを楽しむ絵本」をコンセプトに、これからも多彩な創作絵本の企画を進めたいと考えています。
どうか皆さま、温かいご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
「画家・美術家」が地域を盛り上げる
福井県越前市の地域おこし協力隊へ
画家・美術家として活動する中で、地域の自治体でいくつかの作品を展示していただいたり、制作依頼にお応えしたりするようになっていきました。自治体との仕事が増えていく中で、知らない地域に出向き仕事を残したいと、考えるようになりました。
地域の仕事として初めて採用になったのが、熊本市のとなり玉東町での町づくりコーディネーターとして参加。1年弱ほど滞在させていただき、駅前開発のためにビジョンとなる絵を描く仕事をしました。ささやかですが「地域おこしに役立つ仕事をする」という喜びを体験させていただきました。
その後、地域おこし協力隊を知り、栃木県大田原市で地域おこし協力隊として2018年4月から1年間参加しました。
今年に入り、福井県越前市での地域おこし協力隊募集に「絵本で町おこし」があることを知りました。シンプルな絵本の世界で、さらに自分の可能性に挑戦したいと考えるようになりました。そのご縁で、越の国である北陸の地域に移住し、この地域の魅力を学びました。
北陸の地は、歴史的にもとても奥深い魅力があり、おいしい食べ物や観光だけでなく、滞在しているからこそ分かる人間味があふれる土地柄であると感じています。
福井県で生活するようになり、歴史の重みを感じる多くの史実に驚いています。中でも越前和紙の歴史は古く、品質の良さには定評があります。その和紙にまつわる伝説により、いまも由緒ある神様が祭られている「和紙神社」まであるのです。
そこで、現代の印刷技術により、和紙でも出版において味わいのある活用が見込めないだろうかとの思いが芽生えました。絵本なら、表紙だけでも工夫次第ではその手触りを楽しむことができるのではないか。そうした想いが募り、創作絵本の実現と同時に、和紙の手触りを広く伝えるプロジェクトを立ち上げることにしました。
このプロジェクトを通して制作した絵本は、地域の保育園、学校・自治体図書館などに無料で配布する予定です。さらに、全国のみなさんに対しても認知度を高めていくための活動を今後も継続して行っていきます。
福井の風土と文化に根差した
創作絵本「めおと鬼」
絵本を作るにあたっては、福井の伝説を題材にすることに決めました。
福井県の北「あわら市」には、「嫁おどしの鬼の面」にまつわる伝説があり、福井を代表する鬼の話として有名です。福井県は浄土真宗や禅宗のさかんな地域で、1471年に蓮如上人(れんにょしょうにん)が布教をはじめたころの話です。
「嫁おどしの鬼の面」とは
熱心に仏門に通うようになった嫁をおどかして、従順な嫁になるように改心させようとした姑が、嫁が帰る夜道で待ちぶせし、後悔させるために鬼の面をかぶり脅しました。
すると鬼の面は、その姑の顔からはがれなくなってしまうのです。心やさしい嫁はお母さんを助けるために蓮如上人にすがり、念仏をとなえて助けを求め、「南無阿弥陀仏」とひたすら祈り続けました。
その思いが御仏に通じて、鬼の面が古い皮膚といっしょに姑の顔から離れたのです。助かった姑は改心し、その後は熱心な信徒になったという話。その姑の顔の皮膚がついた面が、今も信仰の対象となり、宝物として残されています。
正に「福井の心」を象徴している、と私が考えている伝説です。
この話から、今の福井県である越前国の人々の信心深さ、思いやりの深さを感じるようになりました。「憎しみを忘れ、慈しみとやさしさで返す」という想いに福井ならではの奥ゆかしい情緒を感じ取ることができます。この話で表現されているのは、「人を許さずに醜く嫉妬深い心」それがすなわち「鬼」だという教えです。
ほかの地域の鬼とは「人を食う怖い存在」であり、悪の存在ととらえられているのが大半です。これら日本昔話の多くの伝説と、福井のこのような伝説には大きな相違があります。
これこそが「福井の心」に代表される、仏の教え、人々のやさしさそのものなのではないかと今は理解しています。この福井の心を、ぜひ絵本を通して多くの人に伝えたい。そう考えるようになりました。
<絵本の概要について>
タイトル:創作絵本「「めおと鬼」
サイズ:A4サイズ変形判、ハードカバー、和紙くるみ限定版絵本
出版予定日:2020年2月29日
著 者:宗田光一作・絵、荻野慎諧監修
発行部数:初版600部
ページ枚数:32ページ(中表紙、クラウドファンディング謝辞、監修者コメント、奥付を含め)
<絵本の内容>
『めおと鬼』のストーリーには、与平という両親を病気で失った子どもが、山奥に住む鬼たちのところで、いっしょに暮らし始めるという内容になっています。村人たちにとっては、鬼たちが存在することは自分たちの未来を根絶やしにするのではないか、という恐れそのもの。村人たちはその鬼たちを退治することで、恐怖をなくそうと試みます。
与平は親を失った悲しみと育ての親である鬼まで失ってしまい、泣きながら逃げ延びました。その先が、仏様に救いをもとめる仏門でした。人はいつも何かを信じて、心安らかなままに生きなければいけない。
福井という地域は、そのことを静かに、そっと私たちに自然や歴史をとおして教えてくれています。このストーリーが、無理のない物語の構成で自然の流れのままに生まれ出ててきたように感じています。
福井の風土と文化に根差した創作絵本として、これからも語りつがれ、伝承され続けてほしいと考えています。絵本としての装丁は、洋紙と和紙の風合いを融和させた仕上がりを考えており、和紙の新しい活用の提案をプロジェクトに盛り込む予定です。
「福井の心」を知ってもらうための第一歩
この絵本のストーリーをとおして、やさしさ溢れる福井の県民性と古くから伝わる深い慈しみの心ともいえる「福井の心」があることを知ってもらい、さらにそうした心を持つことの大切さを多くの人に知ってもらいたいと考えています。
福井の方々は、実は自分たちの本当の良さを知らずにいると感じています。奥ゆかしい福井の人々。その良さを自慢げに伝えようとする地元の人はほとんどいません。そこで、この本が慈しみを育てる心の媒体となり、「福井の心」を読み継いでいただけるよう願ってやみません。
絵本は子どもだけの読み物ではなく、読み聞かせするお母さん、さらに教育者へとつながる社会に開かれた媒体です。人々が平和を受け継ぎ、互いに慈しむ社会を創造していくにはどうしたらいいのか。そのことを伝えてくれるのが、絵本という媒体なのです。
そのために広く教育現場でも、考える道徳教育の教材として活用していただけるようになることを願っています。他県から移り住み、この地に生活して初めて分かる福井の良さ。著者として、そのことを最も伝えたいです。
これからも、母子で読み聞かせなどができる絵本を制作します。越前和紙の丈夫で独特の手触りと味わいを体験してもらい、絵本だけでなくあらゆる印刷・製本の分野でも積極的な活用を宣伝しつつ、さらに福井の心を伝えるプロジェクトを推進。古くから伝わる越前和紙のさらなる活用を考え研究していきます。
今回のプロジェクトはその第一歩となります。どうか皆さま、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
資金使途
今回のご支援をお願いしております資金は、絵本の製作費用に充てさせていただきます。
印刷製本:540,000円
返礼送付費用:60,000円
デザイン・編集費用:150,000円
表紙和紙、表紙印刷費用:100,000円
計850,000円
2020年2月29日までに、初版600部の製作を目指して活動してまいります。
本プロジェクトにおける寄附の流れ
本プロジェクトは、福井県が新たに創設した「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の対象事業として認定されています。
そのため、このプロジェクトに対する個人による寄附はふるさと納税の対象となり、ご寄附頂いた額に応じて、個人住民税等から一部が控除されます。(企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人による寄附はふるさと納税の対象となりません。)
寄附金は福井県がふるさと納税として領収し、その寄附金から寄附代行手数料を除いた額を、奨励金として事業者に支給します。
その他、ふるさと納税の詳しい内容や注意点については、福井県のHPをご参照ください。
※令和元年10月1日の消費税および地方消費税の税率引き上げに伴い、寄附代行手数料を22%に、奨励金を78%に変更します。
※ワンストップ特例制度の申請をご希望の方へ
ふるさと納税制度の適用において、確定申告が不要となるワンストップ特例制度の申請をご希望される場合、令和2年1月10日(金)(必着)までに、福井県に申請書をご提出いただく必要があります。(期日を過ぎた場合、確定申告が必要になります。)
プロジェクトが成立して寄附金額が確定した後に、県から領収書とともにワンストップ特例申請書の様式をお送りしますが、予め「ふるさと福井応援サイト」より申請書様式をダウンロードし、ご準備いただくことも可能です。
また、申請にあたり、マイナンバーに関する添付書類をご提出いただく必要がありますので、ご遺漏の無きようお願いいたします。
個人情報の取り扱いについて
本プロジェクトは福井県の「ふるさと納税を活用した新事業創出支援事業」に認定されたプロジェクトであり、ご寄附者様の個人情報は、福井県に提供されるほか、福井県を通じて本事業者にも提供されます。この点をご了解頂いたうえで、ご寄附をお願いいたします。
返礼品についての注記
福井県は、地方税法第37条の2第2項各号及び第314条の7第2項各号に掲げる基準に適合する地方団体として総務大臣の指定を受けています。当該お礼の品は、総務省告示で定める地場産品基準を満たしたものです。
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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
1954年11月11日、北海道中川郡池田町出身。 道立釧路江南高校卒、三育学院カレッジキリスト教教育学科に学ぶ。 広告代理店コピーライター、岡谷市民新聞社にて編集など経験。 以後、画家・美術家。現在越前市の地域おこし協力隊として 福井県の越前市に移住。
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