大切なお願い

 

皆さま、これまで惜しみないご支援、本当にありがとうございます！

一般社団法人merry atticの上田馨一です。

 

ついに、皆さまのお力添えのおかげで目標の300万円を突破することができました。

この瞬間を迎えることができたのは、まさに皆さま一人ひとりの応援のおかげです。

 

そしてもう一歩！私たちは次なる目標である500万円に向け、全力を尽くしています！

 

本日は、これまでの「ありがとう」の気持ち、ラストスパートにかける想い、そしてその先に広がる未来への決意をお伝えさせてください。

少々長くなるかもしれませんが、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

「子育てと仕事の両立が難しい。平日はフルタイムで働き、週末の休みも家事に追われて、気づけば自分の時間もなくなってしまう。そんな手際の悪さに自己嫌悪してしまう…」。

 

「ひとり親家庭で近くに頼れる親族もいない。育児も仕事も家事も精一杯頑張ってきたけど、どうしても限界がきてしまって、苦しくなってしまった」。

 

こうした声を受け、私たちは「子育てにはもっと休息が必要だ」と感じ、こどもショートステイを立ち上げました。

口コミを通じて少しずつ利用が広がり、「こどもショートステイに支えられている」とまで言っていただけることが増えてきました。

私たちとまだ接点のない多くのお父さん、お母さんも、きっと「子育てを頼れない」という社会の空気に苛まれ、疲れ果てているはずです。

これまで日本に漂い続け、払拭することができなかった空気感は、そう簡単に変えることはできません。

そう考え、私たちはこどもショートステイを公的事業にし、世の中で当たり前の存在にすることを目指すことにしました。

 

一方、そもそもこどもショートステイは世の中的にも新しい事業のため、援助をしてもらえる補助金や助成金の枠が少なく、公的事業にする間に事業が継続できなくなっては元も子もありません。

ご利用いただきやすい料金を維持しながら事業を継続するには、第三の資金源としてご寄付の柱を確立する必要があります。

そこで、今回のクラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

私たちは、こどもショートステイへのご支援を通じてこの事業を継続・拡大し、いつの日か皆さまの街にもこどもショートステイを届けたい。

 

各地のこどもショートステイや学童保育を拠点に、子育てを頼れる空気感を浸透させていきたいと考えていました。

しかし、クラウドファンディングを開始して以来、私たちが感じていた「頼れる空気感の必要性」とこどもショートステイの意義は、想像以上に多くのお父さんお母さんが抱える切実な悩みであることを、支援者さまのメッセージや広報活動を通じて痛感しました。

この挑戦は、ひとつの新しい子育て支援策を継続するための挑戦以上に、これからの子育てをより良くするにはどうあるべきかを問いかけ、みんなで考えるきっかけになる挑戦だと認識を新たにしています。

私たちの活動は、今に始まったものではありません。

これまで多くの方々が、過去にも一生懸命にこの社会を良くしてきました。

そして、私たちはその意思を受け継ぎ、今よりももっと未来を明るくしたいと願っています。

今、懸命に子育てに向き合っているお父さんお母さんが、少しでも「子育てを頼れる」そんな社会の空気感を実感できるように。

今を生きている子どもや孫の世代が親となったとき、今よりももっと、明るく、楽しく子育てができる社会をつくるために。

先行きの見えない社会のなかで、子育てこそ、今よりももっと明るい未来を感じさせてほしい。　

私たちの時代でも一歩、今よりもちょっとでもより良い未来のために。

「子育て社会を頼れる空気感で満たしていく」

そのために、どうか皆さま、共に歩んでいただければ幸いです。

皆さまと一緒に、一緒に、どうか応援をよろしくお願いいたします。

 

merry attic 代表

上田 馨一