地方の殖産産業を通じて日本の少子化対策慈業

皆さんは面白いと感じるときはどういったときでしょうか。

この「面白いと感じるのはどうしてか」という単純な疑問を、ChatGPTに問うてみました。

回答は以下の通りです。

『人が何かを面白いと感じる理由は、その事象が予想外で新鮮であったり、好奇心を刺激したり、自分の興味や情熱に関連していたりする場合が多いです。また、面白いと感じるものは、しばしば創造的な要素やユーモアを含んでおり、人々が新しい視点を提供するか、通常とは異なる方法で物事を考えることを促します。感情や個人的な経験も、何を面白いと感じるかに大きく影響します。』

これを一言でいえば、「ずれ」であるととらえております。

人はその知識・経験に応じて何が正しいかを知っています。その正しいことから、ずれることから、そのずれに面白みを感じるのではないかと考えております。

面白い人は、正しいことからずれる天才だということです。

笑いの天才といえばチャップリンですが、彼はこのような言葉を残したといわれています。

「人生とは、自分自身を見つけることではなく、自分自身を創造することである。」

この言葉は、自己を形作ることが外部からの期待に従うのではなく、自分自身の内部から生まれる創造的行為であるという考えを示しています。これは、周囲と異なる個性を持ち、時に「ずれる」ことが、自己実現の重要な部分であることを認識することを促します。自己を創造する過程で、独自の道を歩む勇気を持つことが重要であるというメッセージです。

つまり、人生とは、「ずれ」なのです。面白くなっていかなければいけないのです。

少々話は変わりますが、「異質優性」という言葉があります。

どんなパートナーを選べばいいのか生物学的に研究した結果の言葉です。これには、生物学的適応や遺伝的多様性を維持する観点からは、異なる遺伝子を持つ個体と結びつくことが望ましいとされています。遺伝的多様性が高いほど、子孫の生存率や健康が向上する可能性があるとされています。

どういうことかというと、人間の血液型は大きく、A、B、O、ABのいずれかに分類されます。

このうち、例えばB型にだけかかる病気があった場合、B型は全滅しますがのこりの血液型は生き残ることができることから、生物は本能的に異質なものを選びます。

つまり、遺伝的には「ずれ」を好みます。

しかし、人生ずれるということに、日本人は伝統的に寛容ではありません。それが分かるのが沈没船ジョークです。

「沈没船ジョーク」とは、世界各国の国民性を端的に表した有名なエスニックジョークのひとつです。⁡どのように言えば、各国の乗客の心を動かすことができるのか、ブラックジョークではありますが、国民性の違いとしてご紹介します。⁡⁡「世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。　しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません。　船長は、各国の乗客を海に飛び込ませるために何と言ったでしょうか。」⁡

アメリカ人:「飛び込めばヒーローになれますよ」⁡

ロシア人:「海にウォッカの瓶が流れていますよ」⁡

イタリア人:「海で美女が泳いでいますよ」

⁡フランス人:「決して海には飛び込まないでください」

⁡イギリス人:「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」

⁡ドイツ人;「規則ですので海に飛び込んでください」⁡

中国人:「美味しい食材(魚)が泳いでいますよ」⁡

日本人:「皆さんはもう飛び込みましたよ」⁡といったら飛び込んだ、というジョークです。

つまり、日本人はみんなやっているから自分もやる、という感覚でずれに寛容ではありません。

私は、人生最大のずれとは「挑戦」だと思っております。

正しいことは何かわかっている。もしかしたらできないかもしれない。だけど安住から離れてみる、そう心がけることを挑戦と言いますが、日本人は挑戦に寛容ではないのです。

挑戦はあきらめたものにはできません。あきらめない限り挑戦は続きます。

私も含めて我々自身の小さな挑戦が、バタフライエフェクトとなり、世の中を変えるかもしれません。

そんな中殖産するうえで一番重要な挑戦が起業です。企業家精神を育成し、サラリーマンを育てるのではなく企業家を育てる風土へと日本は変わっていく必要があります。

起業はある意味最大のずれ、挑戦です。その重なりが大きなムーブメントになるはずです。

皆さん、ずれまくって面白く生きましょう！