地方の殖産産業を通じて日本の少子化対策慈業

今月26日よりパリオリンピックが開催されます。

前回の東京オリンピックが、新型コロナウイルス蔓延のため1年延期されたことから、3年空けてと変則的な開催となりました。

東京オリンピックでは、コロナ禍でどうして開催するんだという反対論もある難しい大会でしたが、パリオリンピックでは、パリ中心のセーヌ川で入場行進するなど、趣向を凝らした大会になりそうです。

日本の運動レベルは世界的に見てもかなり高くなっており、2021年の東京大会では、金27個を含む過去最多の58個のメダルを獲得しました。

日本が世界的にも運動レベルが上がったのは、東京・北区にナショナルトレーニングセンターを設立してからになります。

2004年のアテネ大会、日本は前回の東京オリンピックと同じ16個の金メダル獲得という大躍進を遂げました。

1984　ロサンゼルス（10）

1988　ソウル（4）

1992　バルセロナ（3）

1996　アトランタ（3）

2000　シドニー（5）

（）は金メダル数

と来てからの2004年のアテネの16個の金メダルの獲得に、日本は歓喜の渦にいました。

これを受けて当時の小泉総理大臣は2004年、ナショナルトレーニングセンターの設立について計画の前倒しをするよう、文部科学省に指示しました。

しかし、

2008　北京（9）

2012　ロンドン（7）

2016　リオデジャネイロ（12）

となかなかアテネを超えることができませんでした。

そんな中、

2021　東京（27）

と桁違いに金メダルを量産しました。日本の運動能力が向上していることの証左ともいえるでしょう。

オリンピックは参加することに意義がある。

近代オリンピックの祖フランス・クーベルタン男爵の言葉です。

そのクーベルダン男爵のふるさとパリにオリンピックが帰ってきました。

クーベルタン男爵が近代オリンピックの祖だとするならば、私は日本少子化解消の祖、家族と過ごすことに意義がある、ということで記録に残れればなとは思いますが、そんな生半可なのではいけないのかもしれませんという自戒を込めて。