ミャンマーを決してあきらめない。"医療"と"菜園"で未来を創る
目標人数の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります。支援募集は3月31日(月)午後11:00までです。すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター

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Evergreen
Evergreen9時間前頑張ってください!微力ながら応援させて頂きます。頑張ってください!微力ながら応援させて頂きます。
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プロジェクト本文

 

水も、電気も、病院もない村で
活動を続けています

 

みなさん、こんにちは。

医師で、特定非営利活動法人(NPO) ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)の代表理事の名知仁子(なち・さとこ)です。

 

私は、水も、電気も、病院もない、ミャンマーのへき地で、医療・保健と菜園を二本柱とした活動を続けています。

 

ミャンマーの農村部では、以前から厳しい状況が続いていましたが、2021年2月に非常事態宣言が出されてから、状況はさらに厳しくなりました。しかし、人々が命を育み、希望を持ち、夢をつないでいけるように、私はミャンマー人のメンバーとともに現地で活動を続けています。

 

2025年1月31日は、私の62歳の誕生日です。その翌日には、非常事態宣言が出されてから4年の節目を迎えます。仲間たちや私のメッセージをご覧いただき、私への“バースデープレゼント”という気持ちで、この活動を支えるサポーターになっていただけると大変うれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【おことわり】

ミャンマーの政情、関係機関との連携、スタッフ・関係者の安全確保を考慮し、詳しい地名、ミャンマー人関係者の実名、顔のわかる写真の公開は限定的なものとしています。ご理解ください。

 

 

私が活動を始めた理由、
今も活動を続ける思い

 

私が活動を始めた理由やミャンマーの現在の状況、今、思っていることなどを話し、その様子を撮影しました。ご覧いただければ、うれしいです。

 

 

 

 

医者、畑を続ける
~医療・保健だけではなく、菜園が必要なわけ

私はもともと、大学病院で心臓専門の医師として働いていました。しかし、2002年、31歳のとき、「あなたの愛を誰かに与えれば、それはあなたを豊かにする」というマザー・テレサの言葉に衝撃を受け、大学病院を辞め、国際医療NGO、「国境なき医師団」のボランティア医師として、ミャンマーからの難民の医療支援活動に加わりました。 

 

そして、2012年、学校も病院もなく、どこからの援助も得られない地域の人びととともに、彼らの生活が向上するまで協働したいと、MFCGを設立しました。2015年1月、ミャンマー・エヤワディ地域の無医村に移り住み、現在も16の村を対象に、巡回診療と手洗いや歯磨きなどの保健衛生活動を続けています。 

 

 

私は医者ですが、医療・保健の活動に加えて、菜園での有機野菜の栽培を続け、人々の命と生活、未来への希望を守る取り組みを続けています。それには理由があります。 

 

発展途上国では、5歳の誕生日を迎えられずに亡くなる子どもたちが大勢います。 

 

ミャンマーの場合、子どもたちが亡くなる原因で最も多いのは、出産時の出血や感染です。病院が近くにないため、多くの人が自宅で出産します。正しい医療知識や器具を持つ助産師さんが立ち会うことは少なく、多くの場合、伝統的産婆と言われる人が消毒されていないかみそりなどを使って赤ちゃんを取り上げます。このため、大出血を起こしてしまったり、病原菌に感染してしまったりするのです。生まれてすぐ、命を落としてしまう赤ちゃんも多く、お母さんが亡くなることも少なくありません。

 

2つ目の原因は、栄養不良です。食べ物がないこともありますが、それだけが理由ではありません。学校に行けない人が多いこともあり、栄養についての知識が不足しているため、空心菜などの野菜が育っていても、そうした野菜を食べる習慣が広まっていないのです。 

 

あるとき、私は、生後数カ月の赤ちゃんに授乳しているお母さんが、ごはんと、「ガピー」というエビや魚を発酵させてつくるペーストだけの食事をとっている場面に出会い、大変なショックを受けました。1日2食、その食事です。心配した通り、赤ちゃんはやせ細っていました。

 

野菜などの栄養をしっかり取ることは、病気の予防や回復にも大きな効果があります。だからこそ、私たちMFCGは医療・保健と菜園の活動を一緒に進め、“命を育み・夢を繋ぐ~ミャンマーを医療と菜園で笑顔に~”を目指しています。

 

 

 

インフレの中、
看護師など専門性を持つチームを維持・強化したい

 

MFCGは現在、看護師4人、ドライバー1人、それに私という6人の体制で活動を続けています。これは、「ぎりぎり」と言っていい体制ですが、この体制を維持するのもなかなか難しくなっています。 

 

 

ミャンマーでは経済の停滞や国際的な貿易の縮小のため、食料品も生活用品も、あらゆる物の値段が上がっています。MFCGの活動内容や理念に共感して一緒に活動しているメンバー、一緒に活動しようと考えてくれる人も、今までと同じ待遇では家族を養うことが難しくなってきています。

 

一方で、MFCGのような活動はますます必要です。巡回診療や保健指導を継続強化し、菜園活動も広げていきたいと考えています。そのためには、看護師、野菜栽培の専門家などのスタッフを強化していきたいと考えています。物資の調達や輸送が非常に難しい中、そうした専門知識を持つロジスティシャンも雇いたいと考えています。今後も物価上昇が予想される中、MFCGへの継続的な支援がなければ、先々の事業計画を立てられません。 

 

例えば、

  • 毎月1,500円×30名の応援で、看護師1人を雇い続けることができます。
  • 毎月3,000円×30名の応援で、看護師1人を雇い続け、さらにロジスティシャン1人を雇うことができるようになります。
  • 毎月5,000円×30名の応援があれば、看護師1人を雇い続け、さらにロジスティシャン1人を雇い、菜園の拡大を図ることができます。 

 

 

評価・注目されるMFCG・名知の活動

 

大変ありがたく、また光栄なことに、多くの方に取り組みを評価していただいています。

  • 外務大臣表彰受賞(2023年)
  • 男女共同参画社会つくり功労者内閣総理大臣表彰(2023年)
  • ソロプチミスト日本財団 千嘉代子賞(2022年)
  • 埼玉県荻野吟子賞(2022年)
  • 大山激励賞(2019年)
  • ステファニ・レナト賞(2016年) 

新聞記事やテレビ番組でも多数、取材・報道していただいています。

  • テレビ埼玉「テレ玉NEWS ミャンマーで活躍 名知仁子医師が講演」(2023年7月23日)
  • TBS NEWS DIG「新型コロナも深刻なミャンマー 日本人医師の思いとは」(2021年8月24日)
  • NHK BS1「サイド バイ サイド 村の健康はみんなで守る!」(2017年11月8日)
  • 毎日新聞(愛知版)「ステファニ・レナト賞に名知さん ミャンマーの農村診療や栄養環境整備『現地目線で支援継続』」(2016年10月6日)
  • 朝日新聞「ひと ミャンマーで家庭菜園を広める医師」(2016年5月12日)
  • テレビ東京「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝」(2015年7月12日)

 

支援者からのメッセージ
~名知先生は「究極のDreamer」~

 

支援者の方がメッセージを寄せてくれました。ご紹介させていただきます。
 

名知先生は「究極のDreamer」であると私は思っています。

単身、ミャンマーという東南アジアの一国で、無医村の人々のために、現地で10年以上活動をされているお医者さんです。複数の村で医療活動をしている名知先生ですが、それだけにとどまりません。

 

石けんでの手洗い、歯磨き、キレイな水を飲むこと。日本人にとっては当たり前のことですが、ミャンマーでは当たり前ではなく、全く行われていないエリアもあります。そんな地域に住む人々に、名知先生とMFCGのメンバーの方々は衛生教育をていねいに根気強く行い続けています。

 

ミャンマーの農村では、ほぼお米だけで生活していて栄養不足になってしまっている人が多くいます。名知先生とMFCGのスタッフの方々は「その改善のために家庭菜園が重要です」と菜園の支援活動も行っています。

 

夏期は42度を超える猛暑、頻繁に起こる停電(今や通電時間は1日3時間程度と聞きます)、ネット不通なんて日常茶飯事の環境下で、名知先生は弱音もはかずミャンマーの人々と苦楽を共にしています。

 

常に、「農村の人たちに自分たちで生活について知識を持ち考え行動してもらうにはどうしたらいいか」「どうしたら5歳以下で亡くなる子供を減らすことができるのか」「どうしたら現地の従業員を守れるのか・・・」、

すごい熱量をもって鋭い視線でお話しされ、常に未来を見て、行動しています。ソフトなイメージの名知先生ですが、その行動の鋭さ、夢を追いかける力を私はいつも尊敬しています。

 

ぜひ「究極のDreamer」名知先生と一緒にミャンマーの無医村の人々への支援を行い、ミャンマー農村の人々の希望・夢をつなぐ活動を応援しませんか?

 

 

留意事項

・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
名知仁子(NPO法人ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会)
団体の活動開始年月日:
2008年9月17日
団体の法人設立年月日:
2012年6月12日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

ミャンマー農村部の無医村で、病気にならないための「保健衛生指導」、「巡回診療(移動クリニック)」、栄養不良を根本的に防ぐ「有機家庭菜園支援」を継続的に行っています。2024年11月までの実績は、保健衛生指導が324回、22,588人、巡回診療が212回、12,617人(2015年1月~2024年3月までの実績)。菜園支援により収入が3倍になり、貯金ができるようになった人もいます。

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プロフィール

【経歴】1963年 新潟生まれ・埼玉育ち。 / 1989年 大学病院で11年間勤務(循環器内科医)。31歳の時 マザーテレサの”もしもあなたの愛を誰かに与えたらそれはあなとを豊かにする!の言葉で医療の道を目指す! / 2003年 タイの難民キャンプで人道医療支援に従事。 / 2004年 ミャンマーのラッカイン州で医療支援に従事。 / 2008年 サイクロンナルギスの災害に緊急援助に従事。進行乳癌に罹患しながらMFCGの前身「ミャンマー ファミリークリニックと菜園開設基金」を設立 / 2011年 東日本大震災で石巻で緊急医療支援に従事。 / 2012年 団体を法人化。 / 2015年 ミャウンミャに住み村々を巡回しながら医療と菜園活動を開始。【メディア掲載】※テレビ東京「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」 / 朝日新聞「ひと」に掲載【趣味】空を見上げること・旅・読書     

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