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東日本大震災「次世代に語り継ぐメッセージ」DVDを作りたい!

佐々木　俊郎

支援総額

376,000円

目標金額 1,000,000円

支援者: 6人

募集終了日: 2015年8月16日

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プロジェクト本文

今回多くの方に震災の本当の光景や一般の報道では伝えられなかった貴重なお話を伝えたい！そして全国の47都道府県立図書館に寄贈して、震災をあまり覚えていない全国の子供に震災を知っていただきたいと思います。

はじめまして!　一般社団法人みちのく巡礼の佐々木俊郎と申します。東日本大震災の甚大な被害から得られた貴重な教訓を、寺院の継承力を使って次世代に語り継ぐ活動主旨に賛同し、企画・運営に参画しています。

最近では震災をメディアで取り上げることも少なくなってきました。それと共に危機感も薄れているのではないでしょうか？今度は東北ではなく、関東、関西でも起きるのではないか。本当の恐ろしさを東北以外の方に知っていただきたい。今後いつ来るかも分からない大震災に備えてもう一度震災を振り返ることが出来るDVDが必要だと感じました。

しかしDVD制作費100万円が不足しています。どうか未来の命を守るため、温かいご支援よろしくお願いいたします。

(鮎川地区の被災状況)

19才以下の若者は阪神大震災を知らずに生きている

「あ、この揺れの感じ、やばい！！」

東日本大震災が発生した瞬間、阪神大震災を経験した方ならそう思ったのではないでしょうか？

しかし19才以下の阪神大震災を知らない若者は、そこまでの危機感を感じなかったのではないでしょうか？また何年後かに大きな地震が来た時に、

「これ、やばいかなぁ？」ではなくて「ヤバい！急いで避難しなきゃ！」

こう意識を変えないと、私達は同じことを繰り返し、犠牲者を出してしまいます。東日本大震災を経験していない子どもたちに、3，11の悲劇を私達はどうしても伝えなければいけないんです！

(3月13日の沿岸部の様子）

日本を襲った大震災。もう一度振り返ってみませんか？

まずはこちらを御覧ください！

震災を過去にしない。

津波襲来の警告として先人たちが残した「津波石」や「津波到達記念碑」に込められた思いは、現代の私たちに届くことなく、多くの尊い命が震災の犠牲となりました。この反省を踏まえ、地域に根差した「寺院の継承力」に着目し、「人から人へ語り継ぐシステム作り」を行うべきと考えました。今回はその実践プロジェクトのひとつとして企画したものです。

東日本大震災の影響で被災地の人口流出に歯止めがかからず、地域の経済は疲弊しています。このプロジェクトを行うことで、全国から継続的に東北に沢山の人々に訪れていただき被災地を元気にしていくこと、震災の記憶の風化を防ぎ、未来の人たちの命を守ることにつながれば幸いです。

「亡くなった方を弔うことが私達の仕事です」仙台市秋保西光寺　大瀧住職

「震災当時、仲間の和尚さんが亡くなったと聞き、供養のために名取の遺体安置所に行った。そこには、ほかにも震災で亡くなった方々の棺が沢山並んでいた。その棺の上に置かれた写真を見ると、若い人や小さい子供さんのものもあり、涙を流しながらやっとの思いでその方々のためにお経を読んだ。」と語りながら目を赤くした大瀧住職。「亡くなった方々の心を慰めるためにお経を読むことが住職のやるべきこと」と住職は仰ったが、住職も人の子。辛い場面を見てきた大瀧住職を癒すのは、仏に向かい、ただひたすらに祈ることなのだ。

多くの方がしっかりと亡くなった方にお別れができていない。この問題を多くの方に届けたいんです。

（仙台市秋保　西光寺　大瀧周榮住職）

(西光寺　境内の様子)

震災の一番のリアルが残る寺院。その様子は残すべき記録なんだ。

現在仙台市・石巻地区の6箇寺に伺い、東日本大震災当時の状況をお聴きしています。震災時、避難所として機能した寺院が多く、緊急事態の中で避難してきた人々が助け合い、どん底から希望を見つけ自立していく過程で、寺院が果たした役割は大変大きいものがあると感じます。今後日本にはまた大きな震災が起こる可能性は非常に高いです。寺院での記録を共有し、またこのようなことが会った時に1人でも多くの方が救われるよう。最善を尽くせるよう、このプロジェクトにご協力頂けないでしょうか？