プロジェクト概要

 

“微生物”とは、目にみえないくらい小さな生物のことです。

 

さまざまな効果を期待されており、たくさんの分野で注目度の高い生物です。

 

その中で、私たちが目をつけて研究してきたのが、土壌中の微生物の医学的な活用です。

 

今まで探索された土壌中の微生物は、たったの1%と言われており、その中から抗ガン作用のある化合物が見つかっているという事例もあります。

 

そのため、未探索の99%の微生物の中から、新しいガン細胞抑制微生物や、化合物が見つかる可能性は、非常に高いのです。

 

この研究を進めるため、今回皆さまからのご寄附を集めます。

 

 

 

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まだ見ぬ微生物の価値を掘り出す


はじめまして、市川俊輔と申します。現在私は、三重大学で微生物を対象に研究・教育をしています。

 

これまでの先人たちの研究で、さまざまな特性をもったたくさんの種類の微生物が存在することがわかっています。

 

未確認の微生物もまだまだ多く、それらのさまざまな性質や効果を、たくさんのことに応用が可能なのではないかと、とても大きな可能性を見出されて注目されています。

 

 

そんな中、先日の私たちの研究で、がん細胞の増殖を抑制する効果のある、土壌微生物が存在する可能性が高いことを発見しました。

 

私たちはこのプロジェクトで、がん細胞の増殖を抑制する土壌微生物を探索し、がん細胞増殖抑制効果のある物質を見極めて、高齢化社会で長生きする日本人が健康に生活できるよう、がん抑制に役立つ研究を実現したいと考えています。そして、これらの研究にかかる費用を、皆さまからご寄附いただければと思います。

 

高齢化社会が加速する日本で、この研究を完成させ、人々の健康に貢献するため、皆さまのご寄附をよろしくお願いいたします。

 

 

ほとんどの土壌微生物は未探索である

 

一般的に、土壌1gには100万種もの微生物が混在しているといわれています。

 

微生物には、病気の原因となるものもありますが、食品の発酵などに必要不可欠なものや、薬の成分となるものなど、使い方によってはさまざまなことに応用できます。

 

今回私が注目したのは、薬として人々の健康を守ることができる微生物の効果です。それも、2人に1人がかかると言われる病気である「がん」の細胞増殖を抑制するような薬です。今回のプロジェクトでは、がん細胞を抑制する薬のもとになる物質をつくる微生物を探索します。

 

 

これまで人工的に薬の素を合成する手法も試されてきましたが、微生物由来の物質を探索し、薬などに応用することも注目されています。現在市販されている薬の約6割は、天然化合物が関係しているといわれています。

 

微生物は、人間が人工的に合成することが難しい、複雑な形の物質を作ることができます。フレミング博士が発見したペニシリンをはじめ、多くの微生物由来の物質が、薬の素になっています。

 

つまり、まだまだ未解明の微生物を調べることで、さまざまな病気に効果のある薬を作ることができる可能性が、とてつもなく広がるのです。

 

 

微生物の特徴を知るため、微生物が混在する土壌から一個体だけを取得する「単離」という方法が、今までの一般的な調査方法でしたが、この方法では、ほとんどの微生物を取り逃がしてしまっていました。
 

しかし、ここ10年ほどで、微生物を取得するための研究もだいぶ進み、単離の技術自体が上がりました。加えて、DNAや化合物を解析する技術の発展により、微生物や培養液をそのまま解析することができるようになってきました。

 

今だからこそ、微生物を活用した薬の研究を進めることができるのです。

 

 

 

 

なぜ「がん細胞」なのか?なぜ三重大学なのか?

 

日本人の平均寿命は年々増加し、2050年には女性の平均寿命が90年を超えるとも言われ、高齢化社会が加速しています。日本人の最も多い死因は、ガンです。これからの長い人生を健康に過ごすために、私はガン細胞抑制の研究をすることに、大きな意義を感じています。


今まで探索された土壌中の微生物は、たったの1%と言われており、その中から抗ガン作用のある化合物が見つかっているという事例もあります。そのため、未探索の99%の微生物の中から、新しいガン細胞抑制微生物や、化合物が見つかる可能性は、非常に高いのです。

 

 

また、三重県という場所は南北に長く降水量も多い地域です。多様な土壌環境を有しているため、土壌微生物を探索するのに適していると考えています。実際、ガン細胞の増殖を抑えることができる微生物を見つけられた場所でもあります。

 

三重大学は、三重県全体を教育研究フィールドと位置づけて教育研究活動を展開するために、地域拠点サテライトを設置しています。県内学校の生徒さんや先生方にもおおいに協力いただき、三重県中の多地点の土壌サンプルを採集することができました。

 

さらに、研究を担う三重大学は、ひとつのキャンパスに全ての学部があるため、専門の研究者達と、迅速な連携と協働が可能です。その中でも、三重大学次世代創薬・ゼブラフィッシュスクリーニングセンターは、ガン細胞を増殖抑制するサンプルを探索することを得意としており、研究を実践できる状況が整っています。

 

これほどの環境が整っていて、この研究を進めないわけには行かないと思っておりますが、研究のための費用だけが足らないのです。

 

 

 

どうやって研究するのか?


今回、ご寄附いただいた資金を活用して、がん細胞の増殖を抑制できる微生物や物質の研究を行います。すでに、ガン細胞の増殖を抑制できる可能性のある土壌サンプルを、いくつか見出しています。それらの土壌サンプル中の微生物を、培養し、物質の特性や効果を研究していきます。

 

また、未知微生物の単離技術や、複合微生物の培養技術、複合微生物の遺伝子解析技術など、新しい探索方法の導入を検討することで、有用な微生物を発見するための研究基盤を作り、今後、新しい微生物や化合物を見出せる可能性を高めていく環境作りにも取り組んでいきます。

 

<資金の使い道>

・実験のための消耗品購入費:80万円

・実験のための備品購入費:50万円

・その他必要経費:25万円

合計=約155万

今回は、そのうちの100万円を目標金額とさせていただきます。

 

 

 

微生物で人々の健康を支える

 

この研究を進めていくことで、微生物探索の地盤を作ります。そして、将来的に微生物の探索が進み、ガンだけでなくさまざまな病気に効果があるような薬の成分の発見につなげていきます。

 

今回のプロジェクトは、微生物の可能性を広げるための第一歩なのです。

 

そんな研究を、皆さまと一緒に進めていきたいと思っています。三重から、皆さまの健康を支えていきます!


ぜひご寄附をよろしくお願い致します。

 

 

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【ご寄附による税法上のメリット】


本クラウドファンディングは、「寄附型」を適用しますので、寄附者の皆さまは税法上の優遇処置を受けることができます。

 

税額控除を受けるには確定申告が必要です。三重大学発行の寄附金領収書をお使いください。

 

個人の方は所得税控除となり、法人の方は寄附額の全額を損金として算入できます。詳しくは、こちらをご覧ください。
 


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