プロジェクト終了(池および水路の補修工事終了)のご報告
皆様
この度は三重大学クラウドファンディング「絶滅危惧種”三重大メダカ”とトウカイヨシノボリの保全池を整備したい」に御支援いただきありがとうございました。
メインプロジェクトである保全池の補修工事(第一目標)および水路の補修工事(第二目標)については,これまで新着情報として進捗報告させていただいてきたとおり,12月中旬には工事を終了し,現在水を張って水漏れ有無の確認とあく抜きを行っております。少なくとも現時点では水位の減少は見られません。
事前のReadyforとの協議において,池と水路の工事終了をもってプロジェクト終了とみなすことになっておりましたので,これをもってプロジェクト終了とさせていただきます。改めて暖かな御支援に感謝申し上げます。
実際に魚を放流するのは,水が温む3月頃を予定しております。
さて,これまでの収支とこれからの活動についてご報告いたします。
総額2,265,000円をご寄付いただき,Readyfor手数料を差し引いた1,841,445円が工事等に使用可能な金額として入金されました。このうち,池と水路の工事費用として1,515,800円を使用いたしました。また,その際池の排水バルブが劣化していることが判明し,いつ壊れてもおかしくないとのことで,水を完全に抜くことが出来るこのタイミングで交換することにいたしました(28,600円)。
現在,297,045円が残っております。
この残額については,第二目標到達時にお知らせしたとおり,希少魚の盗難等を防止するための防犯カメラの設置に使用させていただきたく存じます。
現在原案を作って見積もりをとっておりますが,工事費等が想定外に高額で,現状では残額を超えてしまうため,なんとか予算内に収まるよう,三重大学の事務担当の方々にお世話になりつつ試行錯誤しているところです。
そのため,防犯カメラを断念しない限り,防犯カメラ設置でほぼ全額を使い切ることになると思われます。
なお,返礼品については,本クラウドファンディング以外(私の関わる自然観察会等)でも使用させていただきたく,別予算での作成を計画しております。
クリアファイルは6種類を作成予定で,うち1種類は既に先行して発注済みです。この出来をみて,問題なければ残り5種類も1月早々に発注を予定しております。
※魚の写真側(表)は透明,裏は白地となります。
マスキングテープについては,aquri-Mの学生がデザインを考えてくれ,現在鋭意イラストの仕上げ作業中です。
リターンの送付については,もうしばらくお待ちいただけますよう,お願いいたします。
実は,上述以外にも様々な想定外の問題に直面しているのですが,なんとか知恵を絞って,また三重大学や同窓会,学生サークルaquri-Mの皆さんと協力して克服し,春には無事魚を放流して,オンライン報告会等を実施させていただきたいと考えております。
今後も折に触れて新着情報にて進捗等ご報告させていただきますので,何卒引き続きお見守りいただけますと幸いです。